楊丞琳

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楊丞琳
レイニー・ヤン
Rainie Yang 2009.jpg
2009年台北市にて
プロフィール
出生: 1984年6月4日(29歳)
出身地: 中華民国の旗 中華民国台湾台北市
職業: 歌手、女優
各種表記
繁体字 楊丞琳
簡体字 杨丞琳
拼音 Yáng Chénglín
注音符号 ㄧㄤˊㄔㄥˊㄌㄧㄣˊ
和名表記: レイニー・ヤン
発音転記: ヤン・チェンリン、ヤン・チョンリン
英語名 Rainie Yang
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楊 丞琳(ヤン・チェンリン、: Rainie Yang、レイニー・ヤン、1984年6月4日 - )は、台湾を中心として香港中国などの中国語圏芸能界で活動する台湾出身の女性歌手、女優。広東省をルーツに持つ外省人2世である[1][2]

近年は日本の台流(華流)専門誌以外の一般誌にも露出しつつある[3]

身長162cm、体重42kg。

来歴[編集]

台北市生まれ。華岡芸術学校中退後、2000年にアイドルグループ「4 in Love」としてデビュー。この時代に英名「Rainie」[4]が付けられた(4 in Loveの4人にはそれぞれSunnie、Windie、Cloudie、Rainieと気象に関連する英名が付けられていた)。その後、『流星花園』『あすなろ白書』などのドラマ出演で女優としても活動した。

2005年にアルバム『曖昧』をリリースしてソロデビュー、2006年に2枚目のアルバム『遇上愛』をリリースした。また、日本の人気ガールズバンドZONEの楽曲『TRUE BLUE』もカバーした。2005年4月、2006年3月に公式に来日し、流暢な日本語を披露した。

2006年6月の金曲奨では松本潤とともにプレゼンターとして登壇し、「レイニーさんは日本語が達者で、舞台裏でのネタ合わせが非常にうまくいったので助かりました」と松本に語らしめた。

2007年に3枚目のアルバム『任意門』をリリースした(日本盤は2008年3月19日発売)。出演ドラマが日本でも放送されたことや、後述する番組での発言による騒動などで、日本国内での知名度を上げている。

2008年4月22日、ドラマ『不良笑花』(笑うハナに恋きたる)の撮影中に、階段から転落して負傷するという事故が起きた。すぐさま淡水馬偕病院に搬送され、脊髄挫傷と診断された[5]

2009年11月8日、東京国際フォーラム(東京・千代田区)で開催された「PAXMUSICA 2009 ~Asian Pops Platinum Live~」の舞台上で、2010年に日本語歌詞のCDを発売し、日本に本格進出することを表明[6]1月27日に『曖昧』の日本語ヴァージョンをリリースした。

2010年4月24日、台北アリーナにて、自身初となる大型コンサート「異想天開」を行った。2010年10月22日、ドラマ『海派甜心』(僕のSweet Devil)にて金鐘奨の最優秀主演女優賞を獲得した。

2012年4月15日、日本橋三井ホールにて、日本では初となるソロイベント「“Rainie Live & Fan Meeting 2012”」を行った[7]

人物[編集]

ガーリーでキュートなルックスとバラエティ番組などでヘン顔をして見せるなどの垢抜けたキャラクターから「可愛教主(かわいい教主)」として、若い女の子のファッションリーダー的存在。持ちネタに「装可愛(かわいい子ぶる)」というものがあり、特に「可以嗎(やっちゃっていい?)」というフレーズで装可愛を行うのが定番。座右の銘は、「努力不一定會成功、但不努力一定不會成功(努力しても成功するとは限らないが、努力しなければ絶対に成功しない」)。

安室奈美恵宇多田ヒカルV6三宅健のファンだと公言する大の日本好き。本人曰くプライベートでもよく来日しているようで、哈日族で有名な台湾芸能人の代表格である。2005年・2006年に公式に来日した際は流暢な日本語でMCをこなし、コンサートで時々日本語を話したり、テレビ番組で日本語の歌を披露した。

  • 愛犬の名前はYumi[8]
  • 芸能人になっていなかったら幼稚園の先生か、ヘアーメイクになりたかったらしい[9]
  • デビュー前から、事業に失敗した父親の負債500万台湾元(約1,400~1,500万円)を抱えていたが、この2~3年で大体返済し終わったとのこと。しかし、そのせいもあってか、現在もプライベートでは倹約生活が板に着いている。冷房費節約のため、夏の熱い夜には母親や姉と同じ一部屋で眠り、又、普段身に着けている下着も「お母さんが、夜市で100元(約300円)で買ってきたものを、そのまま穿いているの」と、笑顔で記者に語っている。[10]

騒動[編集]

2003年―テレビ番組出演中に、自身が司会の一人であった台湾の人気番組「我猜我猜我猜猜猜」(香港のフェニックステレビを介して中国でも放送されている)において、主司会者の呉宗憲から日中戦争の期間を問われ、「11年」と答えた。しかも司会者からの「8年です」の指摘に「たった8年?」と返した。更に、「中国人はダサい」「私の前世は絶対に日本人」と発言するなどしたことから、インターネット上で中国の一部視聴者らから過大とも言えるバッシングを受けた[11]

中国人の普段から怒りが募っていることもあり、2007年4月に中国でこの件を「歴史についてあまりに無知でした」と目に涙を浮かべ謝罪し、「自分は生粋の中国人です」と発言した。4年経っての異例の謝罪だったが、新作映画公開に合わせての会見、また数年も経っているためこの発言を知らなかった者もおり、新たな批判が巻き起こる結果となった[12]

上記の騒動が日本の新聞やワイドショーで報道され、日本での知名度が上昇した[13]

音楽作品[編集]

4 in Love[編集]

オリジナルアルバム[編集]

ソロ[編集]

シングル[編集]

オリジナルアルバム[編集]

  • 曖昧(2005年9月9日 /2005年12月21日 / Sony BMG/ソニー・ミュージックエンタテインメント)
  • 遇上愛(2006年3月17日 /2006年5月24日 / Sony BMG/ソニー・ミュージックエンタテインメント)
  • 任意門(2007年9月7日 /2008年3月19日 / Sony BMG/ソニー・ミュージックエンタテインメント)
  • 半熟宣言(2008年11月7日 /日本未発売 / Sony Music/ソニー・ミュージックエンタテインメント)
  • Rainie & Love...? 雨愛(2010年1月1日 /2010年3月24日 / Sony BMG/ソニー・ミュージックエンタテインメント)
  • 仰望(2011年7月29日 /日本未発売 / Sony Music/ソニー・ミュージックエンタテインメント)
  • 想幸福的人(2012年8月17日 /日本未発売 / Sony Music/ソニー・ミュージックエンタテインメント)
  • 為愛啟程(2013年2月1日 /日本未発売 / Sony Music/ソニー・ミュージックエンタテインメント)

ベストアルバム[編集]

  • 異想天開(新歌+精選)(2010年4月23日 /日本未発売 / Sony BMG/ソニー・ミュージックエンタテインメント)

DVD[編集]

  • 十年有丞 異想天開Live DVD(2011年1月28日 /日本未発売 / Sony Music/ソニー・ミュージックエンタテインメント)

出演作品[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

  • 初戀嗱喳麵(香港)(2001年)
  • 刺青(邦題「TATTOO -刺青-」[2])(2007年)
  • 童眼(BS放映題「CHILD'S EYE【チャイルズ・アイ】」[3]) (2010年)

中国語圏での出演CM[編集]

  • セブンイレブン
  • Juice Art(アクセサリー・ジュエリー)
  • マクドナルド
  • ヨープレイト(ヨーグルト)
  • CIBA Vision(コンタクトレンズ)
  • ガマニア社(Gamania)のオンラインゲーム「Atlantica」
  • サントリー CCレモン
  • オリンパス
  • FamilyMart全家便利商店

その他多数

脚注[編集]

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  1. ^ 臺灣外省人後代
  2. ^ 廣東裔台灣人
  3. ^ MEN'S NON・NO 2008年5月号等
  4. ^ 英名Rainieは4 in Loveデビュー時に付けられたものだが、それ以前に名乗っていた英名はLilyだった。本人はLilyという英名について、「Rainieの方が好きだ」と語っている。
  5. ^ stars.udn.com” (2008年4月23日). 2008年5月12日閲覧。
  6. ^ 「日本大好きっ子アイドル」レイニー・ヤン、来年1月の日本進出を宣言―東京PAXMUSICA 2009”. レコードチャイナ (2009年11月10日). 2009年11月10日閲覧。
  7. ^ レイニー・ヤン "Rainie Live & Fan Meeting 2012"アジアンエンタメ情報サイト アジアンハナアジアンエンタメ情報サイト アジアンハナ(2012年4月24日)
  8. ^ 公式ブログに登場する
  9. ^ 公式HPより
  10. ^ 中國時報記事”楊丞琳穿百元內衣 硬還債500萬”(2011年7月20日)より
  11. ^ 「絶対に許さない!」レイニー・ヤンの謝罪は逆効果―北京市”. レコードチャイナ (2007年4月7日). 2009年5月6日閲覧。
  12. ^ 「前世は日本人」台湾アイドル、中国人の怒り招き謝罪 [リンク切れ] 産経新聞(2007年4月8日)
  13. ^ ミーティング・ラブ、YahooJapanランキング11位獲得(2007年4月7日)[1]

外部リンク[編集]