手洗い
手洗い(てあらい)は、手指を石鹸、消毒液などを併用し、両手を擦り合わせ水で洗い流す行為である。感染症の予防のに大きな効果があるとされる。
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[編集] 概要
手洗いは幼稚園や小学校の幼少時からうがいと並んで教えられる感染症予防法である。特に風邪やインフルエンザの予防には特効があるとされ、最近話題になったノロウイルス対策にも大きな効果が期待できるといわれる。確実な感染症予防には消毒液が使われる。しかし、必要以上の手洗いの繰り返しは皮膚を健全に維持するのに必要な油脂まで洗い流してしまい、肌荒れなどの皮膚病の原因ともなる。
また、病院などにおいて院内感染を確実に防ぐため手術前などの手洗いについては、完璧さが要求される。具体的には手を触れることのない蛇口の使用(自動給水方式またはペダル方式)、手洗い用の洗剤、石鹸、消毒液も自動滴下式を使用し、手拭は紙タオルまたは熱風式を採用し、完璧に乾くまで行う必要がある。洗浄槽も跳ね返りの少ないものを使用し、定期的な消毒が必要である。
[編集] 手の綺麗な洗い方
後述の石鹸やハンドソープ等で、手の平・手の甲・指先・指の間・親指・手首、の順番で洗って行く(「平・甲・先・間・親の首」で覚えると良い)。勿論、石鹸を水で流し、タオルやハンカチ等で手に付いた水を拭き取る事を心掛ける事により、黴菌の繁殖を防ぐ事にも繋がる。なお、爪を洗う際に爪ブラシ(ネイルブラシ)が用いられることもある。
[編集] 石鹸
薬用石鹸には皮膚の殺菌消毒用のデオドラントソープと肌荒れ防止用のメディカルソープの2種類がある。デオドラントソープには塩化ベンザルコニウムやイソプロピルメチルフェノール、トリクロサン等の殺菌剤成分が含有されている。またメディカルソープには肌荒れを防止する成分が含まれており、アセルイセチアンサン塩等の界面活性剤が洗浄成分として含有される。肌荒れ予防用のクリーム等の共同使用も避けるべきである。
[編集] 強迫性障害と手洗い
強迫性障害の症状の一つに洗浄強迫というものがある。手の汚れが気になり、何度も洗わねばいられないという症状である。それを繰り返さないと不安がつのるため自分でもおかしいと思いながらもやめられない。治療にはSSRIなどをはじめとする抗うつ薬や、ベンゾジアゼピン系などのマイナートランキライザーを主とした薬物療法と並行して行動療法や認知行動療法などが有効である。