山田英春

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山田 英春(やまだ ひではる、1962年 - )は、日本装幀家写真家東京都出身。

来歴[編集]

1962年東京都国分寺市生まれ。生後まもなくから3歳までアメリカで暮らす。桐朋中学校・高等学校国際基督教大学教養学部卒業。出版社の編集部勤務を経て、書籍の装丁を専門にするデザイナーとなる。メノウジャスパーなどの模様石のコレクターとしても知られ、石関連の著作が複数ある。世界各地の古代遺跡、洞窟壁画などを撮影する写真家でもあり、特にブリテン諸島の巨石遺跡を多数記録したことで知られる。

2003年造本装幀コンクール展 日本書籍出版協会理事長賞(名嘉睦稔『紅逢黒逢の刻―ボクネン版画絵本』、マガジンハウス)受賞。

著書・編書[編集]

著書[編集]

  • 『巨石─イギリス・アイルランドの古代を歩く』(早川書房、2006年)
  • 『不思議で美しい石の図鑑』(創元社、2012年)
  • 『石の卵─たくさんのふしぎ傑作選』(福音館書店、2014年)
  • 『インサイド・ザ・ストーン』(創元社、2015年)
  • 『四万年の絵』(「たくさんのふしぎ」2016年7月号、福音館書店)
  • 『奇妙で美しい石の世界』(ちくま新書、2017年)
  • 『風景の石 パエジナ』(創元社、2019年)
  • 『花束の石 プルーム・アゲート』(創元社、2020年)
  • 『縞と色彩の石 アゲート』(創元社、2020年)
  • 『世界のふしぎな木の実図鑑』(共著、創元社、2020年)
  • 『ストーンヘンジ 巨石文化の歴史と謎』(筑摩選書、2023年)

編書[編集]

  • 『美しいアンティーク鉱物画の本』(創元社、2016年)
  • 『美しいアンティーク生物画の本─クラゲ・ウニ・ヒトデ編』(創元社、2017年)
  • 『奇岩の世界』(創元社、2018年)

参考資料[編集]

外部リンク[編集]