四季 (チャイコフスキー)

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Bernd KruegerによるMIDIデジタルピアノ演奏(2008年)

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四季』(原題:Les Saisons作品37bは、ピョートル・チャイコフスキーが作曲した、ロシアの一年の風物を各月ごとに12のピアノ曲で描写した作品集。

概要[編集]

雑誌「ヌーヴェリスト」(ゴシップ好きまたは短編小説家の意味)の企画依頼で1875年から翌年にかけて作曲され、1885年に曲集として出版された。12曲とも三部形式で書かれている。また、各曲ともロシアの詩人が各月の風物を題材にした作品を参考にしているという。作曲当時ロシアでは旧暦を使っていたため、それぞれの月の季節感は現在と多少ずれている。

後にソ連指揮者作曲家アレクサンドル・ガウク管弦楽編曲を施している。

構成[編集]

以下の12曲からなる。

  • 1月 炉端にて
イ長調アレクサンドル・プーシキンの詩による。
  • 2月 謝肉祭
ニ長調。ピョートル・ヴャゼムスキーの詩による。
  • 3月 ひばりの歌
ト短調。アポロン・マイコフの詩による。
  • 4月 松雪草(雪割草)
変ロ長調。マイコフの詩による。
  • 5月 白夜(五月の夜)
ト長調。アタナシイ・フェートの詩による。
  • 6月 舟歌
ト短調。4分の4拍子。アレクセイ・プレシチェーエフの詩による。物悲しい旋律が繰り返される。中間部では4分の3拍子となる。
  • 7月 刈り入れの歌(草刈り人の歌)
変ホ長調。アレクセイ・コリツォフの詩による。
  • 8月 収穫の歌(取り入れ)
ロ短調 (中間部 平行調のニ長調)。コリツォフの詩による。
  • 9月 狩りの歌(狩)
ト長調。プーシキンの詩による。
  • 10月 秋の歌
ニ短調アレクセイ・ニコラエヴィチ・トルストイの詩による。演奏記号が特徴的で、ものさびしい季節の情感をシンコペーションを使って歌い上げている。
  • 11月 トロイカで
ホ長調ニコライ・ネクラーソフの詩による。この曲集で最もよく知られている曲である。ペンタトニックを用いている。
  • 12月 クリスマス週(=聖誕祭から主顕節までの期間)
終曲。4分の3拍子のワルツ変イ長調半音階を使って転調している。ヴァシーリー・ジュコーフスキーの詩による。

使われた作品など[編集]

舟歌
  • 映画
  • テレビドラマ
    • 西部警察 PART-III - 最終回スペシャル「大門死す! 男達よ永遠(とわ)に・・・」で使用される。

外部リンク[編集]