北防波堤ドーム
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北防波堤ドーム(きたぼうはていどーむ)とは、北海道稚内市稚内港にある大型の防波堤である。北海道遺産のひとつ(「稚内港北防波堤ドーム」)。
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[編集] 外観
防波堤の外観としては異色の、ドーム状の形態を取っていることから名付けられた。長さ424mにわたって続く古代ギリシア建築を彷彿とさせるエンタシス状の柱列群は、斬新で新しい建築物の印象を与えるが、1931年に着工、1936年に完成した歴史を持つものである。
[編集] 改築・補修
近年、数度の改築、補修工事を受けている。
[編集] 歴史
設計者は土谷実。当時の彼は北海道大学を卒業して3年の26歳で、稚内築港事務所に赴任してきた北海道庁の技師であった。
建設当時は、北海道と樺太を結ぶ鉄道連絡船(稚泊連絡船)の桟橋と桟橋に着く連絡船の乗客を守る目的で作られた。建設後、稚内駅からドームの手前まで国鉄の線路が延長され、稚内駅の構内仮乗降場扱いで稚内桟橋駅が開設され、乗客はドーム内を歩いて桟橋に待つ連絡船に乗り込んだという。
その後太平洋戦争を経て終戦を迎え、稚泊連絡船は消滅し、これとともに稚内駅からドームに続く線路も消滅したが、ドームの防波堤としての機能は維持され、以後も礼文島航路などの船が多数発着する稚内港を守り続けている。
[編集] 現在の状況
現在は、北海道遺産の一つとして指定され、周辺は整備され公園化している。テレビドラマ等のロケ地としても知られるほか、さまざまなイベントに用いられている。ライダーがキャンプする姿も見られる。

