倫理研究所

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一般社団法人倫理研究所(りんりけんきゅうじょ)は、生涯学習を推進する民間の社会教育団体。創立は1945年(昭和20年)9月3日。敗戦後、世情が混乱し道義が退廃した国の姿を憂えた丸山敏雄が、道義の確立をもって日本を再建したいと論文「夫婦道」の筆を執ったことから倫理運動が始まった。1948年(昭和23年)10月に社団法人設立。社会教育、研究、文化、出版等の事業のほか文化芸術活動や環境美化活動も行なう。

概要[編集]

扶桑教ひとのみち教会(現在のPL教団)に所属していた創始者・丸山敏雄は、天照大神教育勅語の解釈をめぐり弾圧を受け、教団幹部として逮捕されるが、裁判の過程で教団のあり方に対して距離を置くようになっていった。1946年に倫理研究所の前身である『新世文化研究所』を設立、特定の神をたてることが排他性につながるとして修養団体として出発、宗教色を薄めていったが、ひとのみち教団の影響を多く受け継いでいる。同じくひとのみち教団に所属し、倫理研究所の所員であった上廣哲彦が、倫理研究所より分派独立したのが「実践倫理宏正会」である。理事長は丸山敏秋。個人会員組織「家庭倫理の会」があり、月刊「新世」を発行。法人会員向けに『職場の教養』を発行。法人会員組織として倫理法人会がある。

倫理法人会[編集]

  • 倫理法人会は、会員企業を日本全国に60,000社を擁する倫理研究所の法人会員組織である。法人会とは別団体で、無関係である。
  • 「実行によって直ちに正しさが証明できる純粋倫理を基底に、経営者の自己革新をはかり、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ、共尊共生の精神に則った健全な繁栄を実現し、地域社会の発展と美しい世界づくりに貢献すること」を目的とした団体である。
  • 1980年(昭和55年)、全国に先駆けて千葉県倫理法人会が設立されたのを皮切りに、各地に波及し、現在、47の都道府県倫理法人会に加え、683ヵ所に市・区単位の倫理法人会を設立(平成22年8月末現在)と公表している。

経営者モーニングセミナー[編集]

  • 経営者モーニングセミナーとは、主に会員企業の経営者を対象として毎週1回、早朝6時から都道府県倫理法人会または市・区単位の倫理法人会のそれぞれが開催するセミナーを言う。セミナーは基本的に無料で、会員や会社経営者でなくても自由に参加できる。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]