ワルネル・ハーン

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ヴァルネル・ハーン
PECズヴォレ時代(2015年)
名前
本名 ヴァルネル・ロイド・ハーン
Warner Lloyd Hahn
愛称 キングコング[1]、ハーン
カタカナ ヴァルネル ハーン
ラテン文字 Warner Hahn
基本情報
国籍 オランダの旗 オランダ
スリナムの旗 スリナム
生年月日 (1992-06-15) 1992年6月15日(31歳)
出身地 オランダの旗 オランダロッテルダム
身長 190cm
体重 88kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 京都サンガF.C.
ポジション GK
背番号 21
利き足 右足
ユース
1998-2001 オランダの旗 アレクサンドラ'66オランダ語版
2001-2008 オランダの旗 スパルタ・ロッテルダム
2008-2012 オランダの旗 アヤックス
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012-2014 オランダの旗 FCドルトレヒト 57 (0)
2014-2017 オランダの旗 フェイエノールト 0 (0)
2014-2015 オランダの旗 PECズヴォレ(loan) 32 (0)
2017 オランダの旗 SBVエクセルシオール(loan) 17 (0)
2017-2020 オランダの旗 SCヘーレンフェーン 43 (0)
2021 ベルギーの旗 RSCアンデルレヒト 0 (0)
2021-2022 オランダの旗 ゴー・アヘッド・イーグルス 19 (0)
2022 スウェーデンの旗 IFKヨーテボリ 26 (0)
2023- 日本の旗 京都サンガF.C.
代表歴2
2007-2008  オランダ U-16 3 (0)
2008-2009  オランダ U-17 11 (0)
2011-2013  オランダ U-19 5 (0)
2013-2015  オランダ U-21 14 (0)
2021- スリナムの旗 スリナム 14 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年10月30日現在。
2. 2022年9月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ヴァルネル・ハーン(Warner Hahn)ことヴァルネル・ロイド・ハーン(Warner Lloyd Hahn、1992年6月15日 - )は、オランダロッテルダム出身のプロサッカー選手Jリーグ京都サンガF.C.所属。ポジションはゴールキーパースリナム代表

クラブ歴[編集]

キャリア初期[編集]

2008年にスパルタ・ロッテルダムのユースからアヤックス・アカデミーに移籍し、翌年に3年契約を締結。2011年にはケネト・フェルメールイェルーン・フェルフーフェンオランダ語版に次ぐ第3GKとなるが、同年にヤスパー・シレッセンが加入すると序列を下げた。アヤックスではトップチームで出場することなく、2011-12シーズン限りで契約満了となった[2]NACブレダからオファーを受けたが、同クラブのキャプテンを務める守護神イェレ・テン・ラウヴェラールの控えとなることを忌避し契約には至らなかった[3]

ドルトレヒト[編集]

2012-13シーズンよりFCドルトレヒトに2年契約で加入する[4]。2013年2月に肩を負傷し離脱したが、加入初年度のシーズンに正GKとして23試合に出場。ASローマニューカッスル・ユナイテッドFCなど複数のクラブから関心が寄せられた[5]

フェイエノールト[編集]

2013年12月、2014-15シーズンより3年間の契約でフェイエノールトへ移籍することが発表された[6]エルヴィン・ムルデルや同時期に加入し再びチームメイトとなったフェルメールとポジションを争ったが、フレット・ルッテン監督の下で出場機会を得られなかった。実質的なサテライトクラブであるSBVエクセルシオールへの加入が検討されていたが、2014年9月にPECズヴォレ期限付き移籍することが決定した[7]。アヤックスへ移籍したディーデリク・ブールの後釜としてロン・ヤンス監督の下、9月13日のPSVアイントホーフェン戦で加入後初出場[8]。以降は正GKの座を掴みシーズン38試合に出場、KNVBカップ決勝でもゴールマウスを守った[9]。2014-15シーズンのクラブ最優秀選手としてサポーターにより選出された[10]

2015-16シーズンよりフェイエノールトに復帰しフェルメールの控えとなったが、2016年1月にはクラブとの契約を2018-19シーズン終了まで延長した[11]。同月18日のリザーブリーグ・SCカンブール戦で前十字靭帯を断裂し長期離脱となる[12]。約10か月間のリハビリを終え、11月のチェルシーFC・リザーブとの試合で戦列に復帰した[13]。以後もトップチームにおいてはフェルメール及びブラッド・ジョーンズの後塵を拝し、2016-17シーズン後半はエクセルシオールへのローンでプレーした[14]

ヘーレンフェーン[編集]

2017-18シーズンより3年半の契約で、ムルデルが退団したSCヘーレンフェーンに加入[15]。2017年8月13日のFCフローニンゲン戦でリーグ戦初先発を飾ったが、前半9分にモアテン・トルスビーが先制点を挙げたことに歓喜した際に肩を痛め交代となる[16]。クラブはマルティン・ハンセンを補強、自身は2018年1月に再び肩を負傷した[17]。2018-19シーズンにはリーグ戦全試合でゴールマウスを守ったが、翌シーズン後半には膝を負傷し戦線を離脱。同シーズン限りでアベ・レンストラ・スタディオンを去った[18]。膝の手術を受け、2020年10月にはGKに負傷者が続出した古巣ズヴォレのトレーニングに参加した[19]

アンデルレヒト[編集]

2021年1月、ティモン・ヴェレンロイターのバックアッパーを探していたRSCアンデルレヒトとシーズン終了までの契約を締結した[20]

京都サンガF.C.[編集]

2023年1月7日、IFKヨーテボリから京都サンガF.C.に完全移籍で加入[21]

代表歴[編集]

スパルタ・ロッテルダムのユース時代にU-16オランダ代表に招集される。以後はFCドルトレヒトでの活躍もあり各年代で正GKを務めた。

2021年3月24日、2022 FIFAワールドカップ・予選ケイマン諸島代表戦でスリナム代表として初出場。

人物[編集]

スリナムにルーツを持つ[22]

脚注[編集]

  1. ^ http://www.goal.com/nl/news/219/knvb-beker/2015/01/28/8380212/king-kong-blinkt-uit-bij-pec-zwolle
  2. ^ Doelman Hahn van Ajax naar FC Dordrecht”. NU.nl (2012年4月21日). 2021年1月4日閲覧。
  3. ^ EXCLUSIEF - Interview met Warner Hahn”. Voetbal Centraal (2012年9月28日). 2021年1月4日閲覧。
  4. ^ Warner Hahn tekent in Dordrecht”. FC Dordrecht (2012年5月4日). 2021-01-0閲覧。
  5. ^ Newcastle set to sign Holland Under-21 star Warner Hahn dubbed ‘new Tim Krul’”. Metro (2013年11月28日). 2021年1月4日閲覧。
  6. ^ Akkoord tussen Feyenoord en Hahn over driejarig contract”. Voebal International (2013年12月1日). 2021年1月4日閲覧。
  7. ^ Hahn zegt Excelsior af voor overstap naar Zwolle”. Voetbal International (2014年9月1日). 2021年1月4日閲覧。
  8. ^ Warner Hahn keept topper tegen PSV na slechts enkele trainingen bij PEC”. RTV Oost (2014年9月11日). 2021年1月4日閲覧。
  9. ^ Wie waren de uitblinkers in de eredivisie?”. NOS.nl (2015年5月19日). 2021年1月4日閲覧。
  10. ^ Warner Hahn benoemd tot speler van het jaar”. Weblog Zwolle (2015年5月17日). 2021年1月4日閲覧。
  11. ^ Hahn langer bij Feyenoord”. Feyenoord (2016年1月5日). 2021年1月4日閲覧。
  12. ^ Seizoen voorbij voor Hahn door kruisbandblessure”. Voetbal International (2016年1月19日). 2021年1月4日閲覧。
  13. ^ Hahn maakt Feyenoord-comeback tegen Chelsea”. Voetbal International (2016年11月14日). 2021年1月4日閲覧。
  14. ^ Hahn maakt seizoen af bij Excelsior”. Algemeen Dagblad (2016年12月21日). 2021年1月4日閲覧。
  15. ^ Heerenveen trekt met Hahn weer Feyenoord-doelman aan”. NOS.nl (2017年6月12日). 2021年1月4日閲覧。
  16. ^ Hahn opgelucht na curieuze 'juichblessure': 'Geen grote schade'”. Voetbal International (2017年8月13日). 2021年1月4日閲覧。
  17. ^ Heerenveen haalt Hansen terug als vervanger Hahn”. Voetbal International (2018年1月15日). 2021年1月4日閲覧。
  18. ^ Hahn wil de grens over: 'In het buitenland spelen is mijn droom'”. Voetbal International (2020年7月9日). 2021年1月4日閲覧。
  19. ^ Transfervrije Hahn houdt conditie op peil bij PEC Zwolle”. Voetbal International (2020年10月26日). 2021年1月4日閲覧。
  20. ^ Anderlecht haalt doelman Warner Hahn binnen: “Veel zin in mijn eerste buitenlandse avontuur””. Het Laatste Nieuws (2020年12月29日). 2021年1月4日閲覧。
  21. ^ ヴァルネル・ハーン選手 IFKヨーテボリ(スウェーデン)より完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)京都サンガF.C.、2023年1月7日https://www.sanga-fc.jp/news/detail/175702023年4月7日閲覧 
  22. ^ ZO KAN HET NATIONAAL ELFTAL VAN SURINAME ERUIT GAAN ZIEN”. ELF Voetbal (2019年11月19日). 2021年1月4日閲覧。

外部リンク[編集]