ヨーロッパバイソン

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ヨーロッパバイソン
ヨーロッパバイソン
ヨーロッパバイソン Bison bonasus
保全状況評価[a 1]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ウシ目 Artiodactyla
亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : ウシ亜科 Bovinae
: バイソン属 Bison
: ヨーロッパバイソン B. bonasus
学名
Bison bonasus (Linnaeus, 1758)
和名
ヨーロッパバイソン
英名
Wisent
European bison

ヨーロッパバイソンBison bonasus)は、動物界脊索動物界哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科バイソン属に分類される偶蹄類。

目次

[編集] 分布

ポーランドビアロウィーザ)、基亜種がカフカース山脈などに再導入[1][2][3]

以前はヨーロッパ西部からレナ川以西まで分布していた[1][3]

[編集] 形態

体長オス250-350センチメートル、メス220-280センチメートル[3]。尾長オス50-110センチメートル、メス45-100センチメートル[3]。肩高オス150-200センチメートル、メス140-170センチメートル[3]。体重オス650-1,350キログラム、メス430-700キログラム[3]。上半身の体毛が短く[3]、外観から耳介が見える[1]

角はやや細長い[1]。角の先端は内側に向かう[3]。四肢は長い[1][3]

[編集] 分類

  • Bison bonasus bonasus (Linnaeus, 1758) リトアニアバイソン Lithuanian bison
  • Bison bonasus caucasius  カフカスバイソン Caucasian bison

[編集] 生態

開けた森林ステップに生息する[3]。メスと幼獣からなる小規模な群れを形成して生活するが[3]、大規模な群れを形成することもある[1]。オスは単独で生活するか[3]、若いオスのみで群れを形成する[1]

食性は植物食で、主に木の葉や樹皮を食べるが、芽、果実、地衣類、キノコなども食べる[1][3]

繁殖形態は胎生。7-9月に交尾を行う[1][3]。妊娠期間は254-272日[2]。4-6月に1回に1頭の幼獣を産む[1]。授乳期間は7-12か月[3]。生後2-4年で性成熟し、寿命は40年と考えられている[3]

[編集] 人間との関係

開発による生息地の破壊、食用の乱獲、家畜との交雑などにより生息数は激減した[1][3]。20世紀までにベラルーシとポーランドの国境付近(ピアロウィーザ)とカフカース山脈の個体群を除いて絶滅した[3]。さらに1919年にピアロウィーザの個体群が、1925年にカフカース山脈の個体群が絶滅したことにより野生個体は絶滅したとされる[2][3]。ロシア皇帝が各地の動物園に贈った個体に由来する個体の再導入が、主にヨーロッパ東部や旧ソビエト連邦領の地域で進められている[1][3]。ビアロウィーザでの1945年における生息数は12頭、1962年における生息数は40頭と推定されている[1]

[編集] 参考文献

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 今泉忠明 『絶滅野生動物の事典 4版』、東京堂出版、2003年、124-127頁。
  2. ^ a b c 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社1986年、108、113頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2000年、35、152頁。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

  1. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • Olech, W. 2008. Bison bonasus. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.

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