ホワッツ・ゴーイン・オン

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ホワッツ・ゴーイン・オン
マーヴィン・ゲイスタジオ・アルバム
リリース 1971年5月21日
ジャンル ソウルミュージック
時間 35分32秒
レーベル モータウン
プロデュース マーヴィン・ゲイ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 6位(米国)
マーヴィン・ゲイ 年表
That's the Way Love Is
(1970年)
What's Going On
(1971年)
Trouble Man
(1972年)
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ホワッツ・ゴーイン・オンWhat's Going on)とは、マーヴィン・ゲイ1971年に発表したアルバム、及びタイトル・ナンバー。

解説[編集]

マーヴィンは、ベトナム戦争から帰還した弟から戦場の様子を聞き、反戦曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」を生み出す。この曲は、アルバムに先駆けて1971年1月にシングルとして発表され(B面は「ゴッド・イズ・ラヴ」)、全米2位(R&Bチャートでは1位)を記録。その後、同名のアルバムが発売された。

アルバム全体のトーンも、タイトル曲を引き継ぎ、アメリカの社会問題の告発、連帯の呼びかけ、愛、神への問いかけといった重厚なテーマが盛り込まれている。タイトル・ナンバーのメロディが随所で再登場する構成も相まって、コンセプト・アルバムと呼べる内容である。また、マーヴィンは、自分の表現を妥協せずに貫くべく、モータウンのアーティストとしては異例のセルフ・プロデュースに挑んだ(マーヴィンと同時期に、スティーヴィー・ワンダーもセルフ・プロデュースの路線にシフトしている)。セールス的にもポップ・チャート6位、R&Bチャートでは9週連続1位という成功を収め、本作は、1970年代の「ニュー・ソウル」を代表する名盤と語り継がれることになった。タイトル曲は『ローリング・ストーン(Rolling Stone)』誌が選んだ「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では4位、アルバムは『ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500』(Wenner Books 2005)では6位(アフリカ系アメリカ人ミュージシャンの作品の中では最上位)にランクされている[1]

収録曲[編集]

オリジナルLPでは1.-6.がA面、7.-9.がB面

  1. ホワッツ・ゴーイン・オン - What's Going on (Al Cleveland, Marvin Gaye, Renaldo Benson)
  2. ホワッツ・ハプニング・ブラザー - What's Happening Brother (M. Gaye, James Nyx)
  3. フライン・ハイ - Flyin' High (In the Friendly Sky) (M. Gaye, Anna Gaye, Elgie Stover)
  4. セイヴ・ザ・チルドレン - Save the Children (A. Cleveland, M. Gaye, Renaldo Benson)
  5. ゴッド・イズ・ラヴ - God is Love (M. Gaye, A. Gaye, E. Stover, J. Nyx)
  6. マーシー・マーシー・ミー - Mercy Mercy Me (The Ecology) (M. Gaye)
  7. ライト・オン - Right on (Earl DeRouen, M. Gaye)
  8. ホーリー・ホーリー - Wholy Holy (R. Benson, A. Cleveland, M. Gaye)
  9. イナー・シティ・ブルース - Inner City Blues (Make Me Wanna Holler) (M. Gaye, J. Nyx)

この曲をカバーした主な歌手[編集]

脚注[編集]