ペーター・チェンチャー

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ペーター・チェンチャー
Peter Tschentscher
生年月日 (1966-01-20) 1966年1月20日(58歳)
出生地 西ドイツの旗 西ドイツ ブレーメン
出身校 ハンブルク大学
所属政党 ドイツ社会民主党

在任期間 2018年3月28日 -

在任期間 2022年11月11日 - 2023年11月1日
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ペーター・チェンチャードイツ語: Peter Tschentscher1966年1月20日 - )は、ドイツ政治家。2018年からハンブルク市長、2022年から1年間、連邦参議院議長を務める。ドイツ社会民主党(SPD)所属。

経歴[編集]

4人兄弟の次男としてハンブルクで生まれ、ニーダーザクセン州オルデンブルクで育った。1985年にアビトゥーアを取得して、ヴィットムントで兵役代替役務に就いた。1987年にはハンブルク大学に入学して、分子生物学医学を学び始めた。1995年に博士号を取得。1994年から2006年までハンブルク・エッペンドルフ大学医療センターで医師として勤務した[1][2]

政治活動[編集]

1989年にドイツ社会民主党(SPD)に入党。2007年から2018年までハンブルク市ノルト区ドイツ語版 のSPD支部長を務めた[3][4]。1991年から2008年までノルト区議会議員を務め、1999年からはSPD議員団長であった。2008年のハンブルク市議会選挙に立候補し、当選。市議会では予算委員会に所属した。

2011年にハンブルク市の財務参事に就任。在任中には、HSHノルトバンクの民営化を指揮した[5]

2018年3月14日にオラフ・ショルツ市長が第4次メルケル内閣の副首相兼財務大臣に就任したことに伴い、ハンブルク市長を退任。3月24日にハンブルクで開かれた臨時党大会で、95.2%の賛成票を得てチェンチャーを後任の市長候補とすることが決まった[6]。3月28日に市議会での投票を受けて市長に選出された(賛成71票、反対45票、棄権2票)[7]

脚注[編集]

  1. ^ Lebenslauf (hamburg.de)”. 2022年2月20日閲覧。
  2. ^ offizielle Website (ÜBER MICH)(2022年2月20日閲覧)
  3. ^ Andreas Dey. "Peter Tschentscher: Der Aufklärer". 2018年4月19日閲覧
  4. ^ Jens Meyer-Wellmann. "SPD Hamburg-Nord wird jetzt von einem Ehepaar geführt". 2018年7月23日閲覧
  5. ^ Vera Eckert and Olaf Brenner (April 2, 2017), Public owners of HSH Nordbank say pleased with first bidding round Reuters.
  6. ^ Hamburgs neuer Bürgermeister: Peter Tschentscher folgt Olaf Scholz nach”. Vorwärts (2018年3月28日). 2022年2月20日閲覧。
  7. ^ Tschentscher zum neuen Bürgermeister gewählt”. faz.net (2018年3月28日). 2022年2月20日閲覧。

外部リンク[編集]

公職
先代
オラフ・ショルツ
ハンブルクの旗 ハンブルク市長
2018年 -
次代
(現職)