ブランデンブルク州

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ブランデンブルク州
Land Brandenburg
ブランデンブルク州の旗 ブランデンブルク州の紋章
州旗 州の紋章
ドイツ国内におけるブランデンブルク州の位置
州都 ポツダム
面積 29,485.63 km² (第5位
人口
 - 総計
 - 人口密度
(2013年12月31日[1]
2,449,193 人 (第10位
83 人/km²
ISO 3166-2:DE DE-BR
公式サイト ブランデンブルク州政府
政  治
州首相 ディートマー・ヴォイトケドイツ語版 (SPD)
与党 SPDLinke連立
前回選挙 2014年9月14日
次回選挙 2019年(予定)
連邦参議院(上院)
での投票権数
4
地  方
市町村数
 * 独立市
420
4
備考欄

ブランデンブルク州ドイツ語: Land Brandenburg, 低地ソルブ語: Kraj Bramborska)は、ドイツに16ある連邦州のひとつで、同国の北東部に位置する内陸の州である。1990年東西ドイツ統合の際に誕生した「新連邦州」のひとつである。州都はポツダムベルリンは地理的にはこの州内にあるが、行政上は別個の州である。

地理[編集]

ブランデンブルクはベルリン市を取り囲んでおり、北にメクレンブルク=フォアポンメルン州、東はポーランド、南はザクセン州、西はザクセン=アンハルト州と西北で一部ニーダーザクセン州と接している。

東の州境の一部はオーデル川、西の州境の一部はエルベ川である。州内を流れる主な川はシュプレー川ハーフェル川がある。州の南西部はシュプレーヴァルトドイツ語版と呼ばれる湿地帯である。この湿地はラウジッツの最北端であり、スラブ系ソルブ人が居住する地域である。その一帯ではドイツ語低地ソルブ語の両方が使用されている。

歴史[編集]

ブランデンブルク辺境伯領(Mark Brandenburg)は、1356年金印勅書を受けて辺境伯選帝侯になったことで選帝侯領となり、1815年プロイセン王国の10の州の一つブランデンブルク州(プロヴィンツ、Provinz Brandenburg)となった。第一次世界大戦後はヴァイマル共和国プロイセン自由州 (フライシュタート、Freistaat Preußen) の一部となった。第二次世界大戦後、オーデル・ナイセ線以東はポーランド領に編入され、それ以外はソビエト連邦が占領してマルク・ブランデンブルク州(プロヴィンツ、Provinz Mark Brandenburg)となった。1947年、戦勝国は軍国主義の温床としてプロイセン解体を宣言し、ソ連占領地域のブランデンブルクは、ブランデンブルク州(ラント、Land Brandenburg)と改名された。1949年、ソ連を後ろ盾とするドイツ民主共和国の成立により、その1州となったが、1952年の地方行政制度改革により州制度は廃止され(ドイツ民主共和国の地方行政区画参照)、ブランデンブルク州 はコトブス県ドイツ語版フランクフルト(オーダー)県ドイツ語版ポツダム県に3分割された。1990年ドイツ再統一の結果、ブランデンブルク州(ラント、Land Brandenburg)が復活した。1995年、ブランデンブルク州政府とベルリン市政府は、合併して「ベルリン=ブランデンブルク州」となることに合意したが、1996年住民投票により否決された。

政治[編集]

州議会[編集]

州議会 (Landtag) の定数は88。2014年9月14日に行われた前回選挙での政党別議席配分は以下の通りである。

左翼党が改選前から大きく議席を減らしたものの、SPD・左翼党の「赤赤連立」与党は過半数を維持した。退潮傾向に歯止めのかからない自由民主党(FDP)が得票率1.5%の惨敗を喫して阻止条項により州議会から姿を消す一方、反ユーロを掲げる右派新党のAfDが得票率12.2%を記録し、ザクセン州に続いて州議会進出を果たした。BVB/FWは得票率2.7%に留まったが阻止条項の適用を受けず議席が分配された。

歴代州首相[編集]

1952年、州廃止。1990年、州復活。

地方行政[編集]

ブランデンブルク州の地方自治体は、広域自治体の (Landkreis) と基礎自治体の市町村 (Gemeinde) の2層構造をとる(市町村は、市と町と村の総称ではなく、日本の市町村に相当する地方公共団体の意味である)。市町村数は420ある。このうち人口が5万人を越える4の大都市は郡に属さない郡独立市で、郡レベルの業務も自ら取り扱う。したがって、郡独立市のみは1層構造となる。郡に属する市町村は、各自で行政運営を行う市町村と、市町村連合を組んで共同で行政サービスを行う市町村とに分かれる。この連合体は、アムト (Amt) と呼ばれ、条例制定権等の一定の自治権を有するが「地方自治体」とは位置づけられていない。アムトに属さない市町村が144、アムトに属する市町村が271ある。アムトに属さない市町村のうち、アイゼンヒュッテンシュタットドイツ語版は「大規模郡所属市」 (Große kreisangehörige Stadt)、オラーニエンブルクほか12都市が「中規模郡所属市」 (Mittlere kreisangehörige Stadt) として法律上、「郡独立市」に準ずる権限を付与されている。郡の数は14、アムトの数は54である。

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郡と郡独立市の区分図
郡庁所在地 最大都市 人口(人)
(2013年12月31日[2])
面積 (km²) 人口密度
(人/km²)
バルニム郡 (BAR) エーバースヴァルデ エーバースヴァルデ 173,754 1494.33 116
ダーメ=シュプレーヴァルト郡ドイツ語版 (LDS)
(低地ソルブ語: Damna-Błota)
リュッベン (シュプレーヴァルト)ドイツ語版
(低地ソルブ語: Lubin (Błota))
ケーニヒス・ヴスターハウゼンドイツ語版 160,793 2261.09 71
エルベ=エルスター郡ドイツ語版 (EE) ヘルツベルク (エルスター)ドイツ語版 フィンスターヴァルデドイツ語版 106,157 1889.34 56
ハーフェルラント郡ドイツ語版 (HVL) ラーテノウドイツ語版 ファルケンゼードイツ語版 153,874 1717.15 90
メルキッシュ=オーダーラント郡ドイツ語版 (MOL) ゼーロウ シュトラウスベルク 187,668 2127.99 88
オーバーハーフェル郡 (OHV) オラーニエンブルク オラーニエンブルク 203,012 1795.77 113
オーバーシュプレー=ラウジッツ郡ドイツ語版 (OSL)
(低地ソルブ語: Górne Błota-Łužyca)
ゼンフテンベルクドイツ語版
(低地ソルブ語: Zły Komorow)
リュッベナウ/シュプレーヴァルトドイツ語版 113,842 1216.65 94
オーダー=シュプレー郡ドイツ語版 (LOS) ベースコウドイツ語版 フュルステンヴァルデ/シュプレードイツ語版 176,850 2242.71 79
オストプリーグニッツ=ルピーン郡ドイツ語版 (OPR) ノイルピーン ノイルピーン 98,944 2509.22 39
ポツダム=ミッテルマルク郡 (PM) バート・ベルツィヒ ヴェルダー (ハーフェル)ドイツ語版 205,520 2575.05 80
プリーグニッツ郡ドイツ語版 (PR) ペルレベルクドイツ語版 ヴィッテンベルゲドイツ語版 77,993 2123.31 37
シュプレー=ナイセ郡ドイツ語版 (SPN)
(低地ソルブ語: Sprjewja-Nysa)
フォルスト (ラウジッツ)ドイツ語版
(低地ソルブ語: Baršć)
シュプレンベルクドイツ語版 118,899 1647.89 72
テルトウ=フレーミング郡ドイツ語版 (TF) ルッケンヴァルデドイツ語版 ルートヴィヒスフェルデドイツ語版 160,448 2092.08 77
ウッカーマルク郡ドイツ語版 (UM) プレンツラウドイツ語版 シュヴェート/オーダードイツ語版 121,326 3058.08 40

郡独立市[編集]

郡独立市 人口(人)
(2013年12月31日[3])
面積 (km²) 人口密度
(人/km²)
ブランデンブルク・アン・デア・ハーフェル (BRB) 71,032 228.80 310
コトブス (CB)
(低地ソルブ語: Chóśebuz)
99,595 164.28 606
フランクフルト (オーダー) (FF) 58,018 147.61 393
ポツダム (P) 161,468 187.27 862

シンボル[編集]

州の紋章および旗は、1991年1月30日に州法によって制定され、1992年の州憲法においても規定された。紋章は、ブランデンブルク選帝侯の紋章から、剣、錫杖、胸当て、選帝侯の冠を取り除き、それに代えて翼を金のクローバーの茎葉で装飾したものである。州の旗は、上半分が赤、下半分が白で、中央に紋章を置く。赤と白は、神聖ローマ帝国の軍旗に由来し、帝国所属の諸侯、司教都市の多くもまた自身の旗に用いた色で、赤白の横縞旗は12世紀以来ブランデンブルク伯も用いてきた。ヘッセン州その他の赤白旗と区別するため、中央に紋章を配したものを正式な州旗とした。

その他[編集]

ブランデンブルク州は、ルフトハンザドイツ航空のフラッグシップであるボーイング747-8iで同社の歴史的初号機(同時に世界初の商業旅客運航用のボーイング747-8でもある)となったD-ABYA型機の愛称[4]となっている。

画像[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

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外部リンク[編集]