フリードリヒスハイン=クロイツベルク区

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紋章 Coat of arms of Berlin.svg ベルリン地図
(区の位置)
Coat of arms of borough Friedrichshain-Kreuzberg.svg Berlin Bezirk Friedrichshain-Kreuzberg (labeled).svg
基本情報
連邦州: ベルリン州
緯度経度: 北緯52度30分 東経13度26分
面積: 20.16 km²
人口: 263,049 人(2013年10月31日現在)[1]
人口密度: 6,665 人/km²
市外局番: 030
区コード: 02
区内地区数: 2地区
行政庁舎の住所: Frankfurter Allee 35/37
10247 Berlin
ウェブサイト: friedrichshain-kreuzberg.de
区長: モニカ・ヘルマンドイツ語版 (緑の党)
区議会議席配分: Allocation of seats in the borough council of Friedrichshain-Kreuzberg (DE-2011-10-27).svg

フリードリヒスハイン=クロイツベルク区 (ドイツ語: Bezirk Friedrichshain-Kreuzberg) はドイツの首都ベルリンの区であり、区コードは02である。2001年の区域改革により、旧東ベルリンの旧フリードリヒスハイン区ドイツ語版と旧西ベルリンの旧クロイツベルク区ドイツ語版が合併して成立した。オルタナティブ、クリエイティブな地区[2]として知られ、様々な左翼政党、とりわけ緑の党の牙城である。本区はベルリンで平均年齢が最も若い区であり、また人口密度も1平方キロメートル当たり1万3,000人と、ベルリン全12区中で他に大きく差をつけ最高である。 流行の最先端地域に数えられ、そのためにジェントリフィケーションに見舞われている。

地区[編集]

クロイツベルク地区とフリードリヒスハイン地区はシュプレー川によって隔てられている。この古くからの2地区を結んでいるのがオーバーバウム橋ドイツ語版である。そのためこの新設行政区のシンボルとなり、区の紋章にも描かれている。

地区番号 地区・区域
面積
人口[3]
(2013年12月31日現在)
人口密度
区内地図(地区の位置)
0201 フリードリヒスハインドイツ語版 9.78 km² 122,087人 12,483人/km²
Berlin Friedrichshain-Kreuzberg Friedrichshain.svg
0202 クロイツベルクドイツ語版 10.40 km² 151,430人 14,561人/km²
Berlin Friedrichshain-Kreuzberg Kreuzberg.svg

この地区の歴史的な街区名、ルイーゼンシュタットドイツ語版テンペルホーファー・フォアシュタットドイツ語版などは、今も土地台帳に生き続けている。 クロイツベルク地区のアレクサンドリーネ通り (Alexandrinenstraße) 12番地には、ベルリンの地図上の中心点がある(北緯52.5014度、東経13.4028度)。

人口[編集]

2010年のフリードリヒスハイン=クロイツベルク区の人口ピラミッド
1999年から2012年11月のフリードリヒスハイン=クロイツベルク区の人口動態(2011年国勢調査ドイツ語版以前)
人口
1999
  
248,600
2000
  
250,194
2001
  
251,769
2002
  
254,128
2003
  
255,958
2004
  
258,494
2005
  
261,811
2006
  
265,857
2007
  
267,919
2008
  
270,572
2009
  
268,839
2010
  
268,688
2011
  
274,386
2012
  
278,579

当区の人口は2013年10月31日時点で263,049人であった[4]。面積は20.2 km²であるため、人口密度は13,048人/km²であった。人口構成の面で、クロイツベルク地区とフリードリヒスハイン地区には差異がある。2002年時点の外国人の割合は、ベルリン州統計局ドイツ語版によるとクロイツベルク地区では32.8%であり、フリードリヒスハイン地区では8.7%であった。2012年12月31日時点では区全体で22.4%となっている[5]。両地区の人口構成を年齢別で見ると、際立った差異がある。クロイツベルク地区の方が35歳から65歳までの割合が高く、また青少年層が少ない。本区全体では主に若年の成年が居住している。平均年齢は2012年12月31日時点で37.3歳であり、ベルリン全区で最も低く、最も人口の若い区である(シュテークリッツ=ツェーレンドルフ区は46.1歳)[5] 。失業率は2013年4月30日時点で13.3%である[6]。出生率は2007年の時点で1.17人とベルリン全体の平均1.275人を下回り、また全ドイツの平均以下である。

見所[編集]

博物館[編集]

政治[編集]

区長[編集]

任期 区長 政党
2001年1月1日-2002年1月31日 ベルベル・グリュギーアドイツ語版 PDS
2002年2月1日-2006年11月14日 コルネリア・ライナウアードイツ語版 PDS
2006年11月15日-2013年7月31日 フランツ・シュルツドイツ語版 緑の党
2013年8月1日- モニカ・ヘルマンドイツ語版 緑の党

区議会議員と担当分野[編集]

区議会議員 政党 担当分野
モニカ・ヘルマンドイツ語版、区長 緑の党 家庭、保健、人事
ペーター・ベッカース (Peter Beckers)、副区長 SPD 経済、治安、学校、スポーツ
ヤーナ・ボーアカンプ (Jana Borkamp) 緑の党 財政、文化、継続教育
クヌート・ミルドナー=シュピンドラー (Knut Mildner-Spindler) 左翼党 社会、業務・市民サービス
ハンス・パーンホフ (Hans Panhoff) 緑の党 計画、建設、環境、固定資産

紋章[編集]

Coat of arms of borough Friedrichshain-Kreuzberg.svg

詳細はフリードリヒスハイン=クロイツベルク区の紋章ドイツ語版を参照。

当区の紋章は紋章は、2003年10月7日にベルリン市政府ドイツ語版から授与された。

紋章記述:「銀色の盾、その下部には青色の波型模様があり、銀色で4本の波型線がある。赤く鋸壁のある橋には、柱頭のある尖塔が2本あり、鋸壁、裳階、刳り方、黒い銃眼と鋭尖窓がある。橋は均等に3つの弧で分かれるが、両端の弧は半分だけが見える。 盾の上部には赤く3つの塔がついた城壁冠があり、中ほどのものにはベルリンの紋章ドイツ語版がつく」 [7]。 この紋章は1991年になって制定された旧フリードリヒスハイン区の紋章を利用したものである。オーバーバウム橋は、かつての境界を跨ぐ橋であり、当新設区の統合のシンボルである。青色の波型の帯はこの橋が架かるシュプレー川を表し、これも既存の紋章から採られている。青色のティンクチャー (紋章学)シュトラーラウドイツ語版の紋章に由来し、城壁冠はベルリン全区に共通である。

姉妹都市[編集]

当区は現在10都市と姉妹都市協定を結んでいる。

国外[編集]

ニカラグアの旗 サン・ラファエル・デル・スルドイツ語版ニカラグア、1986年1月から

イスラエルの旗 キリヤット・ヤムドイツ語版イスラエル、1990年から

ポーランドの旗 シュチェチンポーランド、1996年6月から

トルコの旗 カドゥキョイイスタンブールの区)、トルコ、1996年8月から

ブルガリアの旗 オボリシテ英語版ソフィアの区)、ブルガリア、1999年5月から

国内[編集]

その他[編集]

「野菜の戦い」(Gemüseschlacht)[編集]

1998年から毎年、オーバーバウム橋で野菜の戦いドイツ語版デモ活動として許可を得た上で行われる。旧クロイツベルク区民と旧フリードリヒスハイン区民にわだかまる反感を揶揄した疑似戦闘である。

「車城塞」(Wagenburg)[編集]

レヴァル通り (Revaler Straße) には、トレーラーハウスのキャンプ場 Hänger & Laster(=「トレーラー&トラック」)[8]があり、オルタナティブなライフスタイル・モデルとなっている。

「多様性の場」(Ort der Vielfalt)[編集]

2008年9月23日にドイツ連邦政府から「多様性の場ドイツ語版」という称号を授与された。

外部リンク[編集]

参考資料[編集]

  1. ^ ベルリン州の2013年10月31日時点の人口、資料:ベルリン=ブランデンブルク統計局ドイツ語版、2014年3月7日閲覧 (PDF)。
  2. ^ Friedrichshain-Kreuzberg – Kreativ und angesagt. Abgerufen am 13. Juni 2013.
  3. ^ ベルリン州における2013年12月31日時点の登録人口、資料:ベルリン=ブランデンブルク統計局ドイツ語版、2014年3月7日閲覧 (PDF)。
  4. ^ ベルリン州の2013年10月31日時点の人口、資料:ベルリン=ブランデンブルク統計局ドイツ語版、2014年3月7日閲覧 (PDF)。
  5. ^ a b Statistischer Bericht – Einwohnerinnen und Einwohner im Land Berlin am 31. Dezember 2012 (PDF; 3,1 MB). Amt für Statistik Berlin-Brandenburg. Abgerufen am 18. Juni 2013.
  6. ^ Arbeitslosigkeits-Atlas – Arbeitslosigkeit in Berlin – Zahlen und Quoten in der Stadt und in den Bezirken. In : Berliner Morgenpost. Abgerufen am 18. Juni 2013.
  7. ^ Hoheitszeichen von Berlin – Bezirkswappen
  8. ^ Linke mögen keine Rollheimer mehr. In: Berliner Zeitung, 21. Februar 2009