ファン・ヴァン・カイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ベトナムの旗 ベトナムの政治家
ファン・ヴァン・カイ
Phan Văn Khải
Phan Van Khai.jpg
ファン・ヴァン・カイ
生年月日 1933年12月25日
出生地 Flag of Colonial Annam.svg フランス領インドシナ
サイゴン市クチ県
所属政党 ベトナム労働党
ベトナム共産党

ベトナムの旗 第5代首相
内閣 ファン・ヴァン・カイ内閣
任期 1997年9月24日 - 2006年6月27日
国家主席 チャン・ドゥック・ルオン

ベトナムの旗 副首相
内閣 ヴォー・ヴァン・キエット内閣
任期 1991年8月 - 1997年9月
国家主席 ヴォー・チ・コン
レ・ドゥック・アイン
テンプレートを表示

ファン・ヴァン・カイベトナム語: Phan Văn Khải, 漢字:潘文凱/潘文啟, 1933年12月25日 - )はベトナム政治家。第5代ベトナム社会主義人民共和国首相を務めた。

経歴[編集]

1933年、フランス統治時代のサイゴン市クチ県に生まれる。

1954年ジュネーヴ協定締結後北ベトナムに移り、モスクワ留学の後、国家計画委員会で経済政策専門家として頭角を現す。1972年南ベトナムに派遣され、南北統一後も南部にとどまり、ホーチミン市人民委員会(市政府)副委員長などを歴任した。1984年、党中央委員候補に選出[1]1985年共産党中央委員、ホーチミン市人民委員会委員長に就任。1986年、第6回党大会において中央委員に選出される[2]

1989年3月2日より国家計画委員会主任[3]1991年6月、第7回党大会において党政治局員に選出され、序列第8位となる[4]。同年8月、筆頭格の副首相に就任し[3]、同じ南部出身のヴォー・ヴァン・キエット首相を支えてドイモイ路線を推進した。1996年6月から7月にかけて開催された第8回党大会において、政治局員に再選され、序列第7位[5]

首相の後継候補として、早い時点から名前が取り沙汰され[6]1997年9月15-16日に開催された不定期の党中央委員会会合で次期首相への推薦が決定された[7]。同年9月24日、第10期第1回国会において首相に選出。同年12月、第8期党中央委員会第4回総会で、序列第3位への昇格が確認された。

2001年4月の第9回党大会において政治局員に再選[8]2002年8月、第11期第1回国会において首相に再選。2期10年を務め、2006年6月27日、首相の座をグエン・タン・ズンに譲って引退した[9]

顕彰[編集]

2006年11月、「日本・ベトナム国間の経済の緊密化及び友好親善に寄与」したとし、日本政府より旭日大綬章を授与される。

2008年、ベトナム国家最高栄誉の金星勲章英語版を授与された。

脚注[編集]

  1. ^ 第5期党中央執行委員会(1982–1986年) (ベトナム語)
  2. ^ 第6期党中央執行委員会(1986–1991年) (ベトナム語)
  3. ^ a b 第6期国会期政府(1976-1981年) (ベトナム語)
  4. ^ 第7期党中央執行委員会(1991–1996年) (ベトナム語)
  5. ^ 第8期党中央執行委員会(1996–2001年) (ベトナム語)
  6. ^ 白石・武内(1999年)、93ページ。
  7. ^ 白石・武内(1999年)、95ページ。
  8. ^ 第9期党中央執行委員会政治局(第9回党大会選挙による) (ベトナム語)
  9. ^ 第11期国会期政府(2002-2007年) (ベトナム語)

参考文献[編集]


先代:
ヴォー・ヴァン・キエット
ベトナム社会主義共和国
首相
1997年 - 2006年
次代:
グエン・タン・ズン