ドー・ムオイ

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ベトナムの旗 ベトナムの政治家
ドー・ムオイ
Đỗ Mười
Do Muoi cropped.jpg
ドー・ムオイ
生年月日 1917年2月2日(97歳)
出生地 Flag of Colonial Annam.svg フランス領インドシナハノイ
所属政党 インドシナ共産党
ベトナム労働党
ベトナム共産党

ベトナムの旗 第3代首相
内閣 ドー・ムオイ内閣
任期 1988年6月22日 - 1991年8月8日
国家評議会
議長
ヴォー・チ・コン

Communist Party of Vietnam flag.svg 第4代ベトナム共産党中央委員会書記長
任期 1991年6月27日 - 1997年12月29日
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ドー・ムオイベトナム語: Đỗ Mười, 漢字: 杜𨑮, 1917年2月2日 - )は、ベトナム政治家。第3代ベトナム社会主義共和国首相や第4代ベトナム共産党中央委員会書記長を務めた。

経歴[編集]

ドー・ムオイは1917年、ハノイの農家に生まれた。漆職人や左官をしたという[1]1939年インドシナ共産党に加入。1941年、フランス植民地当局に逮捕され、禁固10年の判決を受けるが、1945年に脱獄[1]

その後、ハドン省党委員会書記、ハナム省党委員会書記、ナムディン省主席兼党委員会書記、第3連区党委員会委員兼ニンビン省党委員会書記を歴任。1952年、ベトナム労働党第2回党大会において党中央委員候補に選出。1955年ハイフォン市党委員会書記兼軍政委員会主席に任命。同年3月、党中央委員に昇格した[2]

1958年4月、ファム・ヴァン・ドン内閣の商業相に任命[3]。1960年9月の第3回党大会において中央委員に再選出[4]。1961年1月、商業相を解任[5]1967年から1968年、国家物価委員会主任、政府監察団団長。1969年から1973年、副首相兼国家基本建設委員会主任。1973年6月14日から1976年、副首相兼建設相。

1976年、南北統一後も、引き続き政府副首相を務める。同年のベトナム共産党第4回党大会において党政治局員候補に選出[6]1978年1月20日、私営商工業改造委員会委員長を兼務し、南部における工場や商店の国有化・集団化を指揮した[7][8]

1981年、第7期第1回国会で、閣僚評議会副議長(副首相)。1982年3月、第5回党大会において、政治局員に選出。政治局序列第4位。1983年9月、国家エネルギー委員会委員長を兼務。

1988年6月、ファム・フンの急逝による後継争いでヴォー・ヴァン・キエットに競り勝ち、第8期第3回国会において閣僚評議会議長(首相)に選出。

1991年6月27日、第7回党大会において、改革派のグエン・ヴァン・リンに代わり、ベトナム共産党中央委員会書記長に選出。北部の保守派、特に軍に対して声望があり、また調整型の人物であることから、改革派も受け入れられたことが選出の理由とされる[9]

1992年7月、第9期国会議員選挙において、ハノイ1区からの立候補で当選。しかし、得票率は80.29%で、必ずしも人気は高くなかった[10][11]

カンボジア和平協定調印から2週間後の11月15日、高級代表団を率いて訪中し、中国の最高首脳と会談して中越の国交正常化を確認した[12]

1996年6月、第8回党大会において、書記長に再選出。

1997年12月29日、第8期党中央委員会第4回総会において書記長を退き、レ・ドゥック・アイン、ヴォー・ヴァン・キエットとともに、党中央委員会顧問に就任。2001年4月、第9回党大会において党顧問職が廃止され、引退した。

脚注[編集]

  1. ^ a b 坪井(1994年)、174ページ
  2. ^ 第2期党中央執行委員会(1951-1960)(ベトナム語)
  3. ^ 拡大政府(第1期国会第5-10回会議) (ベトナム語)
  4. ^ 第3期党中央執行委員会(1960-1971年) (ベトナム語)
  5. ^ 第2期国会期政府(1960-1964年) (ベトナム語)
  6. ^ 第4期党中央執行委員会(1976–1982)(ベトナム語)
  7. ^ 木村(2004年)、128-129ページ
  8. ^ 木村(1994年)、62ページ。それまでの商工業責任者はグエン・ヴァン・リン政治局員であったが、彼のやり方は手ぬるいと判断された(62ページ)らしい。
  9. ^ 坪井(1994年)、175-177ページ
  10. ^ 村野(1992年)、193ページ
  11. ^ 「第9期国会議員選挙(1992年7月19日)結果」(参考資料5)『アジア動向年報』、212ページ
  12. ^ 木村(2002年)、4ページ

参考文献[編集]


先代:
ヴォー・ヴァン・キエット
(代理)
ベトナム社会主義共和国
閣僚評議会議長
1988年 - 1991年
次代:
ヴォー・ヴァン・キエット
先代:
グエン・ヴァン・リン
ベトナム共産党書記長
1991年 - 1997年
次代:
レ・カ・フュー