ハイゲイト墓地

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座標: 北緯51度34分01秒 西経0度08分49秒 / 北緯51.567度 西経0.147度 / 51.567; -0.147

レバノン回廊 西区画
エジプト街入り口 西区画
カール・マルクス 墓 東区画

ハイゲイト墓地(ハイゲイトぼち)はイギリスロンドンハイゲイトに位置する墓地である。

歴史と設定[編集]

もともとこの墓地の西区画はロンドン郊外にある現代式の大規模墓地(「華麗なる七つ」として知られる)のひとつとして1839年に開設された。ロンドン市内の墓場のほとんどが教会付属の墓地であり、埋葬者をさばききれず、また衛生面での問題もあったため、死者に対して尊厳の無い仕打ちでもあった。当初の設計は、建築家起業家スティーブ・ゲアリイが行った。

ハイゲイトは他の現代式の墓地と同じく、埋葬地としての流行の最先端となり、畏敬され訪問者も多かった。死に対するヴィクトリア朝風の趣とその雰囲気のため、富裕階級のゴチック風墓碑と建造物が作られることになる。当墓地はハイゲイト丘の頂上やや下の美しい南斜面に位置し、ワーテルロー公園に接している。どちらも以前はダートマス公園であった。

1865年に、東区画を作るためスワインス・レーンを挟んだ東側を買い取った。この部分は現在でも、西区画とともに荼毘に付すのに使われている。

墓所はほとんどが原生林で、灌木野草が生い茂り、キツネなどが多く棲息している。エジプト街(the Egyptian Avenue)と、レバノン回廊(the Circle of Lebanon)はレバノン杉の大木に覆われているのが目玉であり、円蓋と小径が斜面に並ぶ。保護のために、多くのヴィクトリア朝風のや墓石、凝った墓のある旧区画は、案内付き団体のみの見学が可能である。ヴィクトリア朝風と現代風の墓の混在する新区画は自由に回ることができる。

カール・マルクス[1]の墓、エジプト街、納骨堂は一級建築文化財として登録されている。

最寄りの公共輸送機関はアーチウェイである[2]

ハイゲイト墓地は、ハイゲイト吸血鬼の住処としての超常現象の地としても知られている。[3]

著名な埋葬者[編集]

最も名の知れた住民は恐らく東区画のカール・マルクスで、今でもハイゲイトの住民の中には1970年の爆破事件[4]を記憶している人もいる。それ以外にも歴史上著名な人々として、以下の人々が埋葬されている。

小説に登場するハイゲイト墓地[編集]

媒体[編集]

BBC Oneの番組「en:The One Show」では2007年11月にハイゲイト墓地の紹介番組を放送した。

画像集[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ カール・マルクス
  2. ^ 訳注: バス停ならば至近距離にある
  3. ^ 訳注: 信頼に足る目撃証言は無い
  4. ^ Tomb raiders’ failed attack on Marx grave
  5. ^ The Napoleon of Crime, p. 7 - "Scotland Yard detective Robert Anderson called him 'the Napoleon of the criminal world'"