ネチケット
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ネチケット(netiquette)とはネットワーク(network)とエチケット(etiquette) を組み合わせた造語で、「ネットマナー」、「ネチケ」などとも呼ばれる。
現実世界でのマナーを基本に、ネット上の特性を追加したエチケットなので、ネチケットの中には一般的なマナーも含まれるが、本項では特にインターネット上のネチケットについて解説する。
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[編集] 概要
ネチケットは、インターネット上でコミュニケーションを行う際や、ウェブサイトや電子メールなどを利用する際など、様々な場面で必要とされている。
ネチケットは厳密に定められている規則ではなく、他人への配慮を心がけるなど、社会で最低限必要とされていることに基づいたものが多い。また、コンピュータネットワーク特有の技術的な問題を防ぐ(後述)ためのネチケットも数多く存在する。
[編集] ネチケットの例
- アクセシビリティ
- 環境によって表示や動作が異なることを無くし、すべての環境で同様に扱えるようにする配慮。
- 荒らし
- 掲示板などのネットワークコミュニティにおける荒らしに対する対処。
- 他人に対する配慮
- インターネットは自分のみが使用しているわけではないので、他人への配慮が非常に重要になってくる。
- 不必要に巨大なデータを送らない - サーバがダウンして機能しなくなる場合がある
- 場の空気を読む - 現実世界と同様
- コンピュータウイルスやトロイの木馬に感染した状態のPCをネットワーク上で使い続けない - ネットワーク上にウィルスをばらまいて他人が感染しやすくなるため
- 相手の許可なくHTML形式のメールを送らない - セキュリティ上の理由から、利用者によっては受け取り拒否の設定にしてある場合がある。
- Microsoft Outlook・Outlook ExpressまたはWindows Mailなど一部メーラーのデフォルト設定(リッチテキスト形式やHTML形式になっている)でメールを送る、携帯電話からデコレーションメールを送るなどもネチケット違反に該当する。
- 同報メール(同報メールとは一度に複数の相手にメールを送信すること)のあて先をTo:やCc:に記述しない - 個人情報の漏洩に繋がるため。通常、複数のあて先に同報メールを送る場合は、To:に自分自身のアドレスを記述し、Bcc:にあて先を記述するようにする。
- メールの宛先には、To: Cc: Bcc:の3種類があります。それぞれの意味は、以下の通り。
- To: あなたにメールを送りますという意思表示を行う宛先
- Cc:「To:」の人にメールを送ったので、あなたも見てくださいという宛先
- Bcc: 受け取った本人以外、だれがこのメールを受け取ったのかを表示しない宛先
- メールを一度に複数の相手に送る場合には、その送り先や、送信目的により、To:、Cc:、Bcc:.を使い分ける必要があります。
- (例―1)Aさん、Bさん、Cさんは共同研究を行っているグループとします。AさんはBさんに依頼された作業の途中で分らない事が出来たので、Bさんに質問のメールを送る事にしました。この場合には、宛先(To:)は質問をする相手Bさんにします。また、途中で作業がわからなくなってしまっていることを共同研究仲間のCさんにも伝えるため、Cc:にCさんを入れます。
- (例―2)Aさんは個展を開くことになり、友人50人をメールで招待したいと考えています。友人50人の中にはお互いに知らない人も大勢います。この場合にはメール送信方法は2通り考えられます。
- ①友人50人の名前を1人ずつTo:に入れて、50通のメールを送信する。
- ②友人50人の名前をBcc:に入れて1通のメールを送信する。
- Bcc:に複数のアドレスが設定されていても、受信者側では自分のメールアドレス以外は表示されません。
- Cc: Bcc: についてより詳しい情報を知りたい場合は、電子メールの項を参照するか、RFC5322の3.6.3章(宛先アドレスフィールド)及び5章(セキュリティ考察)を参照してください。
言葉遣いなどについては、一般的なエチケットと同様である(但し、普通の手紙では定番である長いあいさつ文は、ネットでは逆に嫌われる傾向にあるため、率直に要件のみを簡潔に記述するのが望ましいとされる)。 2ちゃんねるなどのように、特定のコミュニティ内ならば許可されている内容や、既に時代遅れになっているものも数少なくない。ただし、それらも時と状況と場合において使い分ける必要があるので、結局は自分が情報を送る相手の性質を理解しておく必要がある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- RFC 1855 - RFCに明文化されているネチケットについての規定。下記邦訳版のオリジナル。ダイヤルアップ接続が主体であった1995年策定のため、一部内容はブロードバンドインターネット接続が主体になった現状とそぐわない部分もあるが基本的な項目は現在でも十分に通用する内容となっている。
- ネチケットホームページ(千葉学芸高等学校、旧・東金女子高等学校)
- インターネットにおけるルール&マナー検定 - 財団法人インターネット協会主催
- 電子メール社会のエチケット