ネチズン

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ネチズン: netizen)とは本来、インターネットなどのコンピュータネットワーク上の社会に属している、という意識の強い人々の呼称である。ネット市民。ネットワーク市民を意味する英語「network citizen」の略称である。現在は使用地域が非常に限定され、別の意味合いを持つ(後述)。

発祥 [編集]

本来、ネットワークを「もう一つの社会」として好意的に捉える文脈で用いられる言葉であり、アメリカコロンビア大学から起こったとされている。後年、大韓民国で多用される用例とは別の意味である。

Netizen's Cyberstop」というウェブサイトが存在する(マイケル・ホーベンが主宰)。1993年の春頃に、そのホーベンがニュースグループ名「net.citizen」を縮めて「netizen」としたのが語源と言われている。国境や立場を超えた、ネットワーク上での人のつながりが強く意識されていた。それほど広く用いられることはなく、その後、死語と化している。

日本では、ネティズンという表記で紹介されていた事もあるがやはり定着することなく、他国と同様、現在は死語と化している。「ネット市民」という言葉は「市民ネット」(政党名、またはイデオロギーを含む各種の市民団体)と混同されがちなため、敬遠される。また、別の理由としては、ネットワーク上の社会という概念自体が弱いことや、日本語としての語感が悪いことなどが挙げられている。

現在、世界で唯一、大韓民国において、この用語が多用されている。現状ではネチズンという単語は韓国国内文化でのローカルな使用に限定されている。もしくは他国の人間が”韓国人のインターネット利用者”を揶揄する時などに使用される。

韓国で発展した”ネチズン” [編集]

世界中で死語となっているが、唯一韓国内では盛んに用いられている。

前述の意味を拡大解釈し、「インターネットを利用する人」「インターネットでの(時に無責任な)発言」という程度の実態を持たないニュアンスであり、便利に使用されている。「(実際の情勢(裏事情を含む)はさておき)盧武鉉大統領の誕生には、ネチズンの動向が大きく関わった」などという表現に用いられる。 さらに、ネチズンという言葉自体、韓国メディアが多用してきたため、ネチズンという言葉が内外から「韓国(人)のインターネット利用者」という認識をされている。

これら”韓国のネチズン”の無軌道な誹謗中傷を苦に、営業に支障をきたした企業や著名人も多い。誹謗を受け名声が急下降したり、自殺した韓国人著名人も数多く存在する。実際に、韓国の人気女優であるチェ・ジンシルが、インターネットでの誹謗中傷を苦に自殺した。また、パク・ヨンハの自殺も、ネチズンの中傷が原因のひとつといわれている。

近年、朝鮮語醇化運動の観点から、ネチズンに代わる言葉として、韓国の国立国語院が「ヌリクン」という言葉を創作・考案し推奨、韓国メディアが一部使用しているが、現状、韓国内に広まっているとは言えない。ヌリ(世界)+クムル(網)+クン(人)が短縮化したものとされる。

関連項目 [編集]