ディーン・ストーンマン

ディーン・コリン・ストーンマン（Dean Colin Stoneman、1990年 7月24日 - ）はイギリスのレーシングドライバー。2010年のFIA フォーミュラ2選手権のチャンピオン。

経歴[編集]

多くのドライバーのように、ストーンマンはカートでキャリアを始め、2006年にイギリス・フォーミュラ・ルノーにスポット出場したとき、フォーミュラで最初の一歩を踏み出した。2007年にはシリーズでフルタイムで参戦して、ハウエル・ロイドに次ぐシリーズ2位となる。彼はまた、ウィンターシリーズで6位となった^[1]。

ストーンマンは2008年にメインのフォーミュラルノー2.0UKチャンピオンシップに移り、順位を4位にする途中で3勝を挙げた。彼はまた、マクラーレン・オートスポーツ・BRDCアワードにもノミネートされた^[2]。ストーンマンは2009年に再び4位でフィニッシュしたが、今回は1レースでのみ勝利した。

ストーンマンは2010年にFIA F2選手権でチャンピオンを獲得し、シーズンの終わりにウィリアムズF1チームとのテストドライブを確保した。アブダビでの若いドライバーテストの初日、彼はペースセッターのダニエル・リカルドより2秒弱遅かったが、5番目に速いタイムを記録した^[3]。

2011年にストーンマンはフォーミュラ・ルノー3.5シリーズへの進出を計画しており、 ISR・レーシングで若いドライバーテスターのリカルドに加わった^[4]が、精巣腫瘍と診断された後、シーズンをスキップせざるを得なかった^[5]。

ストーンマンは2012年にパワー・ボートレースに出場し（父親のコリンは前のチャンピオン）、フィットネスを取り戻し、2012年にP1スーパーストックUKパワーボートのタイトルを獲得した^[6]。彼は病気から回復した後、2013年のイギリスのポルシェ・カレラカップでカーレースに戻り、デビュー週末に両方のレースで優勝し、予選でポールポジションを獲得した。シーズン後半、ストーンマンはライセンスに多くのポイントを蓄積し、2レースの禁止を与えられ、ロッキンガムレースの週末に出場した。ストーンマンは2013年後半にシングルシーターレースに復帰し、 2013年のGP3シリーズ最後の2レースでコイラネンGPをドライブした。 ^[7]ストーンマンは、 2014年のGP3シリーズに向けてマルシャ・マノーレーシングと契約した。ストーンマンは最初の7つのレースの週末にマナーのために運転した。マナーがシーズン終了前に4レースをフォールドした後、ストーンマンはカルメン・ホルダの代わりにコイラネンGPに切り替えた。ストーンマンはドライバーズチャンピオンシップで2位に終わった。

2015年、ストーンマンはフォーミュラルノー3.5シリーズに移行し、 DAMSはレッドブル・ジュニアチームの支援を受けた^[8]。ストーンマンはフォーミュラルノー3.5で130ポイントを獲得して総合6位でフィニッシュした。ストーンマンは、 2015年シーズンの最後の3つのイベントで、カーリンと共にGP2シリーズに参加した^[9]。ストーンマンはGP2シーズンを総合24位で1ポイントで終えた。

2016年、ストーンマンはアンドレッティ・オートスポーツよりインディ・ライツに移った^[10]。彼はインディライツで5位となり、インディライツでの競争に加えて、ストーンマンはその年の8月にアンドレッティダラーラIR12インディカーをテストした^[11]。

レース戦績[編集]

FIA フォーミュラ2選手権[編集]

年	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	順位	ポイント
2010年	SIL 1 2	SIL 2 Ret	MAR 1 1	MAR 2 2	MNZ 1 2	MNZ 2 4	ZOL 1 1	ZOL 2 3	ALG 1 11	ALG 2 1	BRH 1 1	BRH 2 12	BRN 1 2	BRN 2 2	OSC 1 1	OSC 2 1	VAL 1 9	VAL 2 3	1位	284

GP3シリーズ[編集]

年	エントラント	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	順位	ポイント
2013	Koiranen GP	CAT FEA	CAT SPR	VAL FEA	VAL SPR	SIL FEA	SIL SPR	NÜR FEA	NÜR SPR	HUN FEA	HUN SPR	SPA FEA	SPA SPR	MNZ FEA	MNZ SPR	YMC FEA 6	YMC SPR 2			16位	20
2014	Marussia Manor Racing	CAT FEA 7	CAT SPR 1	RBR FEA Ret	RBR SPR 10	SIL FEA 10	SIL SPR 18†	HOC FEA 5	HOC SPR 4	HUN FEA 9	HUN SPR 8	SPA FEA 1	SPA SPR 9	MNZ FEA 5	MNZ SPR 1					2位	163
2014	Koiranen GP															SOC FEA 1	SOC SPR 2	YMC FEA 1	YMC SPR Ret	2位	163

アメリカン・オープンホイール[編集]

インディライツ[編集]

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	順位	ポイント
2016	アンドレッティ・オートスポーツ	STP 8	STP 6	PHX 5	ALA 16	ALA 3	IMS 3	IMS 1	INDY 1	RDA 2	RDA 9	IOW 4	TOR 5	TOR 14	MDO 3	MDO 2	WGL 10	LAG 13	LAG 9	5位	316

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

ディーン・ストーンマン - DriverDB.com

[1] ttp://www.driverdb.com/drivers/6825/career/ Dean Stoneman career statistics at Driver Database

[2] ttp://www.formulatwo.com/2010-drivers/dean-stoneman.aspx Dean Stoneman

[3] Straw, Edd (2010年11月16日). “Ricciardo tops day one of rookie test”. autosport.com (Haymarket Publications) 2010年11月17日閲覧。

[4] Weeks, Jimmy (2011年1月11日). “F1 HOPEFULS TEAM UP FOR FORMULA RENAULT 3.5 ASSAULT”. F1Badger.com (BadgerGP). オリジナルの2011年1月17日時点におけるアーカイブ。 2011年1月18日閲覧。

[5] Glendenning, Mark (2011年2月21日). “Stoneman sidelined by illness”. autosport.com (Haymarket Publications) 2011年2月21日閲覧。

[6] “Dean Stoneman secures powerboat title”. formulatwo.com (FIA Formula Two Championship) 2015年2月26日閲覧。

[7] “Dean Stoneman to reconquer single-seaters with Koiranen GP”. GP3 Series (GP2 Motorsport Limited). (2013年10月18日). オリジナルの2013年10月29日時点におけるアーカイブ。 2014年2月9日閲覧。

[8] Hensby, Paul (2015年2月12日). “Briton Stoneman joins Red Bull Stable”. thecheckeredflag.co.uk (The Checkered Flag) 2015年2月12日閲覧。

[9] Khorounzhiy, Valentin (2015年10月5日). “Dean Stoneman secures GP2 debut with Carlin at Sochi”. motorsport.com 2016年2月25日閲覧。

[10] Malsher, David (2016年2月23日). “Andretti signs Stoneman for Indy Lights”. motorsport.com 2016年2月24日閲覧。

[blancpain-11] Khorounzhiy (2017年3月13日). “GT converts Stoneman and Tordoff join Strakka's Blancpain line-up”. autosport.com. 2017年3月25日閲覧。

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