チェスト! (映画)
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チェスト! | |
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監督 | 雑賀俊郎 |
脚本 | 登坂恵里香 |
製作総指揮 | 迫田真司 |
出演者 |
高橋賢人 御厨響一 中嶋和也 宮﨑香蓮 松下奈緒 髙嶋政宏 大坪千夏 小林隆 北村栄基 野村五十鈴 榎木孝明 筒井真理子 三遊亭歌之介 羽田美智子 |
音楽 | 松下奈緒 |
主題歌 | 流れる雲よりもはやく(松下奈緒&清水原小6年2組) |
撮影 | 遠藤政史 |
編集 | 穂垣順之助 |
製作会社 |
(「チェスト」製作委員会) 共同テレビジョン ポニーキャニオン ピーズ・インターナショナル ラテルナ |
配給 | ティ・ジョイ |
公開 |
2008年3月1日(鹿児島県) 2008年3月15日(九州) 2008年4月19日(日本全国) |
上映時間 | 110分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
鹿児島県鹿児島市の小学校、鹿児島市立清水小学校で1917年から[1]、鹿児島市立松原小学校が1926年から実施している行事『錦江湾横断遠泳大会』を題材として、架空の小学校『清水原小学校』の6年2組を舞台に同大会に参加する小学生を描く。
完成までの経過
[編集]プロデューサーの坂上也寸志が錦江湾遠泳に感動を覚えたことをきっかけとして、2007年3月18日に企画が始動。企画が「日本映画エンジェル大賞」に入選したことにより同年5月13日に正式に映画制作が決定した。
地元のNPOカゴシマライフネットを事務局として始動し、オーディションは同年5月から6月にかけて東京の共同テレビジョンと鹿児島のドルフィンポートで実施。同年7月2日には主演の4名が決定し、同月9日に鹿児島で制作発表が行われた。8月10日から合宿を実施し、映画撮影への本格的な役作りが始まった。
8月20日から映画撮影が開始。約1ヶ月のロケを経て9月23日に終了した。編集はおよそ2ヶ月に及び、「0号試写」は11月30日に実施された。
ロケ地
[編集]制作サイドは当初「鹿児島市」を舞台としていることから、ロケ地も鹿児島市を中心に予定していた。ところが、鹿屋市を訪れた監督が自然の美しさに一目惚れしたことにより、ロケ地の7割が鹿屋市で実施されることとなった。一例として、「清水原小学校」は鹿屋市立菅原小学校を使用している。
公開日程
[編集]当作品の全国公開は2008年4月19日。一部地域では先行公開された。詳細は以下の通り。
- 2008年3月1日 - 鹿児島県内の3箇所(アミュプラザ鹿児島の鹿児島ミッテ10・フレスポジャングルパークのTOHOシネマズ与次郎・リナシティかのやのミニシアター)
- 2008年3月15日 - 九州各地(イオンモール宮崎の宮崎セントラルシネマのみ同月22日)
出演者
[編集]カッコ内は役名と立場。
- 高橋賢人(吉川隼人、主人公)
- 御厨響一(矢代智明、転校生)
- 中嶋和也(成松雄太、過敏性腸症候群をもつ同級生)
- 宮﨑香蓮(牟田敦美、6年2組の学級委員)
- 松下奈緒(白石奈津子、なっち先生)
- 髙嶋政宏(吉川隆夫、隼人の父親)
- 大坪千夏(吉川道子、隼人の母親)
- 小林隆(矢代敏明、智明の父親)
- 北村栄基(高坂潔、コーケツ先生)
- 野村五十鈴(成松貴和子、雄太の母親)
- 榎木孝明(成松秀峰、雄太の父親) - 特別出演
- 筒井真理子(牟田和代 、敦美の母親)
- 三遊亭歌之介(鹿児島市交通局の運転手)
- 羽田美智子(矢代雪子、智明の母親)
- よし俣とよしげ(漁師のヨッちゃん)
- DJ POCKY(天文館でビラ配りをするサンドイッチマン)
- 保岡興治(清水原小学校のPTA会長)
受賞など
[編集]- 第8回日本映画エンジェル大賞[2]
- 香港フィルマートの日本代表
- 文部科学省選定作品
脚注
[編集]- ^ 清水小学校の沿革 (PDF) (清水小学校公式サイト)
- ^ 日本映画エンジェル大賞 過去の受賞作品公開情報
関連項目
[編集]- 2008年の日本公開映画
- 鹿児島市立清水小学校 - 映画の企画協力を行った小学校。
- 鹿児島市立松原小学校 - 映画の企画協力を行った小学校。
- 上記2小学校は、毎年夏に『錦江湾遠泳横断』を行っている。映画内では、2校の名前を組み合わせた『鹿児島市立清水原小学校』として登場した。