カムイワッカ湯の滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カムイワッカの滝から転送)
移動: 案内, 検索

ウオッちず Google Map カムイワッカ湯の滝

カムイワッカ湯の滝
カムイワッカの滝(海側)

カムイワッカ湯の滝(カムイワッカゆのたき)とは、北海道斜里郡斜里町にあるであり、滝自体が温泉となっている。一般にはカムイワッカの滝と呼ばれるが、下流には同名の滝が存在する(後述)。

目次

[編集] 概要

2005年7月14日に世界遺産に登録された知床半島のほぼ中央にある活火山である硫黄山を源流とする温泉にいくつものが連続し、それぞれの滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっており、野湯とも表現される。カムイワッカはアイヌ語kamuy、または神のような崇高な存在の意)、wakkaの意)であり、この川の温泉成分が強い硫黄成分を含むため有毒であり、生物が生息できない「魔の水」の意味と解釈されている。

知床八景のひとつとして以前から知られていたが、特に世界遺産登録後の観光客の急増に伴い、厳しい立入規制が行われるようになった。かつては訪れる者も稀な「最後の秘湯」とも呼ばれた地だが、観光客の増加に伴い、全裸で入浴する者は男女問わず見当たらず、ほとんどは水着海水パンツ着用、またはタオルを纏い入浴している。

なお、この滝の約1km下流には、温泉の混じったカムイワッカ沢の水が、直接、オホーツク海に落下するカムイワッカの滝がある。こちらは陸路で近づくことは困難であり、遊覧船から見ることになる。

[編集] アクセス

シャトルバスとカムイワッカ湯の滝バス停

知床林道道道)の奥にある、斜里バスの「カムイワッカ湯の滝」バス停からすぐ。2009年現在、車両の乗り入れが制限されており、夏季のみシャトルバスによるアクセスが可能となっている。

[編集] 川歩きの注意

夏場には観光客が数多く訪れるが、ヒグマの生息地帯の中にあるため、念のため熊除けのなどを持参すべきであろう。曜日・時間帯や天候によっては、観光客が他にいないことも有り得るからである。

上流に向かう際は必ず水の流れているところを歩かなくてはならない。強酸性の水により、その部分だけが生えず滑りにくいからである。

以前に入山したパーティがロープを設営し残している場合もあるが、強酸性の温泉のために腐食し耐久性が無くなっている場合が多い。切れて転落するケースもあるので頼りにしない方がよい。

[編集] 世界遺産登録の影響

かつてはどの滝壺にも自由に入浴できた。上流の滝壺に行くほど湯温は熱くなるが、高温の湯の流入による火傷および難しい岩場などによる転落の危険度が高かったことも事実である。さらに2005年知床世界遺産に登録されたことにより観光客が激増し、転落や落石の危険が更に増したため、同年には適温の滝のうち一番下の通称「四ノ滝」の滝壺以外は立ち入り・入浴禁止となり、シーズン中は監視員が常時見張るようになった。「四ノ滝」の滝壺に大きな岩の落石が2 - 3あり落石の危険がより高まったため、翌2006年から車道から100メートルほどで最初に現れる小滝である通称「一ノ滝」より上流への立入が禁止された。この滝壷の湯温は30度ほどとかなりぬるいため、快適な入浴はできない状態である。

[編集] 泉質

pH1.6-1.8の強酸性であり、皮膚への刺激が強い。怪我のある場合や病後の入浴は避けるべきである。健康な人であっても、体質によって皮膚に軽い痛みを感じたり、食欲不振、下痢、発熱、嘔吐、湿疹などの症状(いわゆる「湯あたり」)になることがある。その場合、2-3日間入浴を中止するか、近隣の温泉に入浴し直すことで改善する。

[編集] 温泉地

宿泊施設、脱衣場ともにない(なお、シーズン中にシャトルバスのバス停前に設置される簡易トイレの横に更衣室がある)。入浴は無料である。

なお、近隣の温泉に入浴し直す場合、シャトルバスで岩尾別温泉ウトロ温泉に立ち寄ることができる。

[編集] 歴史

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語