カッショクハイエナ

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カッショクハイエナ
カッショクハイエナ
カッショクハイエナ Parahyaena brunnea
保全状況評価
LOWER RISK - Near Threatened
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 NT.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: 食肉目 Carnivora
亜目 : ネコ亜目 Feliformia
: ハイエナ科 Hyaenidae
亜科 : ハイエナ亜科 Hyaeninae
: カッショクハイエナ属 Parahyaena
Hendey, 1974
: カッショクハイエナ P. brunnea
学名
Parahyaena brunnea
(Thunberg, 1820)
和名
カッショクハイエナ
英名
Brown hyena

カッショクハイエナParahyaena brunnea)は、哺乳綱食肉目ハイエナ科カッショクハイエナ属(シマハイエナ属<ハイエナ属>に分類する説もあり)に分類されるハイエナ。本種のみでカッショクハイエナ属を形成する。特定動物

分布[編集]

南アフリカ共和国ザンビアジンバブエナミビアボツワナモザンビーク

形態[編集]

体長110-140cm。尾長20-30cm。体重35-50kg。頭部の毛は暗褐色、頚部の毛は明色。頚部から胴体にかけての体毛は褐色で長く、全身を覆う。四肢の体毛は淡い褐色で、暗色の横縞が入る。

耳は大きく先端は尖る。

生態[編集]

砂漠サバンナに生息する。単独もしくは数頭からなる小規模な群れを形成し生活する。夜行性で、昼間は巣穴で休む。広い縄張りを持ち、その中を徘徊しながら獲物を探す。縄張りの中には海岸等が含まれることもある。 危険を感じると、全身の毛を逆立て体を大きく見せることで威嚇をする。

食性は動物食の強い雑食で、動物の死骸や昆虫類甲殻類魚類、小型爬虫類鳥類やその卵、果実等を食べる。

繁殖形態は胎生で、1回に2-6匹の幼獣を産む。

人間との関係[編集]

外観や鳴き声、死肉のみを食べるという偏見から一般にあまりよいイメージは持たれていない。開発による生息地の減少や、家畜を襲うことから害獣として人間に駆除され生息数は激減している。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、73頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館、2002年、67頁。

外部リンク[編集]