オ・ロサル

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O Rosal

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フォロン川の水車群
 ガリシア州
 ポンテベドラ県
コマルカ バイショ・ミーニョ
人口 6,595 人 (2010年)
ガリシア語率 96.21% (2011年[1]
O Rosalの位置(スペイン内)
O Rosal
O Rosal
スペイン内オ・ロサルの位置
O Rosalの位置(ポンテベドラ県内)
O Rosal
O Rosal
ポンテベドラ県内オ・ロサルの位置

北緯41度56分 西経8度50分 / 北緯41.933度 西経8.833度 / 41.933; -8.833座標: 北緯41度56分 西経8度50分 / 北緯41.933度 西経8.833度 / 41.933; -8.833

オ・ロサルO Rosal)は、スペインガリシア州ポンテベドラ県の自治体、コマルカ・ド・バイショ・ミーニョに属する。スペイン国立統計局によると、2010年の人口は6,595人(2009年:6,570人)である。カスティーリャ語による表記はEl Rosal。

ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は96.21%(2001年)。

地理[編集]

オ・ロサルはポンテベドラ県の南西部、ミーニョ川の河口岸に位置し、コマルカ・ド・バイショ・ミーニョに属する。隣接する自治体は、北がオイア、南がア・グアルダ、東がトミーニョと、そしてミーニョ川の対岸はポルトガルである。自治体の中心地区はオ・ロサル教区のオ・カルバリオ地区である[2]

人口[編集]

オ・ロサルの人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[3]、1996年 - [4]

歴史[編集]

中世にはシトー修道会のサンタ・マリーア・デ・オイア修道院(Mosteiro de Santa María de Oia)の所領であった。

1847年にア・グアルダから分離し、自治体オ・ロサルが創設された。1879年には、時の国王アルフォンソ12世より、vilaの称号を受けた。

経済[編集]

オ・ロサルの経済活動は基本的に、農業、林業、牧畜業に依拠しており、その他には沿岸漁業がある。また、この地区産のワインはD.O.リアス・バイシャスとして、知られる。

政治[編集]

自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のヘスス・マリーア・フェルナンデス・ポルテーラ(Jesús María Fernández Portela)、自治体評議員は、ガリシア国民党:9、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):3、ガリシア民族主義ブロック(BNG):1となっている(2007年の自治体選挙の結果、得票順)。

史跡・名所[編集]

  • フォロン川とピコン川の水車群(Muíños do Folón e do Picón) - フォロン川とピコン川には18世紀建造の36基もの水車が連なっている。これらの水車は修復されており、稼働可である

教区[編集]

オ・ロサルは4の教区に分けられる。太字は自治体中心地区のある教区[2]

  • アス・エイラス(サン・バルトロメウ)
  • オ・ロサル(サンタ・マリーア)
  • サン・ミゲル・デ・タバゴン(サン・ミゲル)
  • タバゴン(サン・ショアン)

参考文献・脚注[編集]

  1. ^ Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública., http://praza.gal/recurso/1263/evolucion-no-uso-do-galego-por-concellos/ 
  2. ^ a b Dicionario Xeográfico Ilustrado de Galicia vol.16、p.264-266、Xeogal Publicacións、2009、ISBN 978-84-613-5838-0
  3. ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
  4. ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.

外部リンク[編集]