アンボイナガイ
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Conus geographus Linnaeus, 1758 |
アンボイナガイ(Conus geographus)はイモガイの一種。インド洋・太平洋一円に生息。その毒性で知られる。
[編集] 解説
アンボイナという名前は、近海に本種が多産するとされるインドネシアの港湾都市アンボンに由来する。本種の殻の色は明るい灰色から帯褐色、中には赤みがかったまだら模様のものもあり、他のイモガイ属のものに較べて薄く軽い。一際幅広く出っ張った体の中央部と平坦な螺旋を持っている。貝殻は大変美しいため、採集して袋に入れようとして刺されてしまう事例が多い。アンボイナは、銛(もり)状の歯舌を突き刺すことによって毒を注入する。この毒は魚を捕らえるためのものであり、毒で魚を動けなくした後に、口先を大きく広げて丸ごと飲み込んでしまう。
[編集] 毒
アンボイナガイはイモガイ属の中でも最強の毒性を有し、その毒は全生物中でも最強クラスとされる。神経毒であり、さされた際の痛みは少ないが、やがて呼吸麻痺などを引き起こす。体質によっても異なるが、数時間程度で死にいたる例もある。イモガイ属の毒に含まれる主な成分はコノトキシンと呼ばれる物質であり[1]、血清は存在しない。そのため、これまでに日本ではアンボイナ刺傷によって少なくとも10数例、30人のダイバーが死亡している。沖縄では特に本種被害が多く、「ハブガイ」(波布貝)と呼ばれて恐れられている。