アルガード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

アルガード(Alguard)は、ロート製薬が発売する花粉対策関連商品の総合ブランドで、同社の[1]登録商標(日本第4536461号ほか)である。

目次

[編集] 概要

アルガード」は元々、花粉症対策の目薬として発売されていた「ロート点眼薬アルガード」(1987年発売、現在の「ロートアルガード」)がブランドの起源である。確かな効き目とさし心地が支持され、発売以来、毎年花粉症対策目薬でトップシェアを保っている。TVCMでのサウンドロゴのメロディーは現在まで継承されている[2]

しばらくして、目薬のバリエーション品として、抗炎症成分のアズレンスルホン酸ナトリウムを配合した「アルガード点眼薬クールS」を発売。さらに、鼻炎スプレーと鼻炎ソフトカプセル、マスクを追加発売しラインナップを増やした。その後も洗眼薬や鼻洗浄液などさまざまな製品が登場し、現在は16アイテムが発売されている。

2009年からは従来からの「定番のアルガード(クールEX・鼻炎クールスプレーa・鼻炎ソフトカプセルEXなど)」に加え、「金のアルガード(クリアブロックa・鼻炎内服薬Z・鼻炎クールアップEX)」や「銀のアルガード(ST点眼薬・ST鼻炎スプレー・抗アレルギーカプセル)」が加わり、症状により製品が選べるようになった。また、鼻炎薬でもチュアブルタイプを品揃えしており、使用場面に応じても選べる。さらに、症状改善のみならず、マスクや鼻洗浄器などといった予防アイテムも揃えており、「トータル花粉対策ブランド」として展開している。1つの花粉対策ブランドで豊富な製品群をそろえているのは他社でも例を見ない。

最近のTVCMでは「金のアルガード」シリーズである「アルガード鼻炎内服薬Z【指定第2類医薬品】」と「銀のアルガード」シリーズ(TVCMには吉田彩香を起用)に関してはアルガード抗アレルギーカプセル【第1類医薬品】が薬事法改正に伴う使用上の注意のテロップが付いている。(以前はアルガード鼻炎スプレー、アルガードCT点眼薬、アルガードCT鼻炎スプレーのTVCMの後に使用上の注意のテロップが付いていた)

[編集] 沿革

  • 1987年 - 「ロート点眼薬アルガード」発売。
その間、目薬・洗眼薬・鼻炎用内服薬・点鼻薬・鼻洗浄液・マスク等を発売し、バリエーションを増やした。またTVCMで、花粉症コーナーの特設コーナーの映像で「花粉症コーナーへ」というナレーションとともに紹介されていた。
  • 2005年1月 - 患部に長く留まる処方を採用した「ロートアルガードクールEX」を発売。同時に「ロートアルガード」、「アルガード鼻炎クールスプレーa」、「アルガード鼻炎ソフトカプセルEX」、「アルガード鼻炎クールアップソフトチュアブル」をリニューアル発売。この時期よりブランドロゴのフォントが太字になる。
  • 2006年1月 - 「ロートアルガードs」、「アルガードすっきり保護クリーム」、「アルガード立体マスク」を追加発売。同時に「アルガード目すっきり洗眼薬α」、「アルガードかぜ・花粉マスク」、「アルガード銀力」をリニューアル発売。(同時に「アルガードCT点眼薬/鼻炎スプレー」が「アルフィット」に名称変更し「アルガード」から独立。点眼薬の「ロートアルフィット」はわかもと製薬に製造委託、鼻炎スプレーは自社製造)
  • 2008年2月 - 「アルガード鼻炎クールアップソフトチュアブル」が「アルガード鼻炎クールアップ」に改名。
  • 2009年1月 - 「ロートアルガードクリアブロック」並びに「アルガード抗アレルギーカプセル」を発売。同時に「アルフィット」を処方改良した「アルガードST点眼薬/ST鼻炎スプレー」を発売し、「アルガード」に再統合。
  • 2009年9月 - 日本初のソフトレンズを含む全てのコンタクトレンズ対応の「かゆみ」に効く目薬「ロートアルガードコンタクト」発売。
  • 2009年10月 - 抗菌機能に優れたセルガイアファイバーを採用した高機能不織布マスク「アルガード抗菌・花粉マスク」を発売。「アルガード」ブランドのマスクを本製品に一本化。
  • 2010年1月 - 抗アレルギー作用のある第二世代の抗ヒスタミン薬である「メキタジン」と、鼻づまりに効果的な「塩酸プソイドエフェドリン」の今までに無かった新しい複合処方を採用した「アルガード鼻炎内服薬Z」を発売。
  • 2010年12月 -「ロートアルガード鼻炎ソフトカプセルEX」と「ロートアルガードコンタクトa」をリニューアル発売。同時に「アルガード鼻炎クールアップ」のパッケージデザインもリニューアル。
  • 2011年12月 - 「アルガード鼻炎クールアップ」に第二世代抗ヒスタミン薬メキタジンを新配合し「アルガード鼻炎クールアップEX」としてリニューアル発売。

[編集] 製品ラインナップ

[編集] 目薬(眼科用薬)

アレルギーで敏感になった目のことを考え、防腐剤(ベンザルコニウム塩化物パラベン)無添加としている(「ロートアルガードクリアブロックa」・「ロートアルガードコンタクトa」を除く)。

括弧内は清涼感レベルを表す。

ロートアルガードクリアブロックa【第2類医薬品】
2009年1月発売。アレルギー用目薬で初めて、クロモグリク酸ナトリウム(抗アレルギー成分)とプラノプロフェン(抗炎症成分)を同時配合したアレルギー専用目薬。炎症を伴うアレルギー症状に。効き目を重視した「金のアルガード」シリーズに分類される。2012年に処方変更を行い、添加物のエデト酸Naを塩酸ポリヘキサニドに差し替え(処方変更に伴って「防腐剤無添加」の表記がなくなる)、販売名も「ロートアルガードクリアブロックa」となった。(3)
ロートアルガードST点眼薬【第2類医薬品】
2009年1月発売。クロモグリク酸ナトリウム(抗アレルギー成分)とクロルフェニラミンマレイン酸塩(抗ヒスタミン剤)を配合し、出てしまった症状にも効果を発揮するアレルギー専用目薬。従来品(「ロートアルフィット」)の価格を据え置きながら容量を増量(10ml→13ml)し、防腐剤フリー処方になった。早めに対策を打つ「銀のアルガード」シリーズに分類される。(4)
ロートアルガード【第2類医薬品】
抗炎症成分グリチルリチン酸二カリウムに、新陳代謝を促進するビタミンB6を配合したクールなさし心地の目薬。ハード・O2レンズにしたまま点眼可能。(4)
ロートアルガードコンタクトa【第3類医薬品】
2009年9月発売。日本初となるコンタクト装用中の「目のかゆみ」に対応した目薬で、ソフトコンタクトレンズを含むすべてのコンタクトレンズ(カラーコンタクトレンズを除く)にしたまま点眼できる。2010年12月のリニューアルでは、これまで配合されていた抗炎症成分のグリチルリチン酸二カリウムに替わり、クロルフェニラミンマレイン酸塩とコンドロイチン硫酸エステルナトリウムを配合。かゆみの元を直接ブロックし、且つ、角膜を保護する新処方となった。(4)
ロートアルガードクールEX【第2類医薬品】
抗炎症成分アズレンスルホン酸ナトリウムを配合(液の紫色はアズレンスルホン酸ナトリウム由来の色である)。添加物としてアルギン酸を配合し、効果が長く持続する。ハード・O2レンズにしたまま点眼可能。なお、このアルガードクールEXのTVCMではアルガード全シリーズ(「金・銀のアルガード」以外)の紹介も付いている(5)
ロートアルガードs【第2類医薬品】
「ロートアルガード」の確かな効き目はそのままに、清涼感を抑えたマイルドタイプ。清涼感が苦手な方やお子様にも。ハード・O2レンズにしたまま点眼可能。(0)

[編集] 洗眼薬

アルガード目すっきり洗眼薬α【第3類医薬品】
2種類の抗炎症剤・ビタミンB6・アミノ酸を配合した防腐剤フリーの洗眼薬。下向き洗眼を可能にする独自のアイカップ「ぷにょカップ」を採用。

[編集] 鼻炎用内服薬

アルガード鼻炎内服薬Z【指定第2類医薬品】
2010年1月発売。眠気が起きにくい抗ヒスタミン剤メキタジンとつらい鼻づまりに効果を発揮する塩酸プソイドエフェドリンを配合した従来にない新しい複合処方を採用。特につらい症状に効果を発揮する。2009年に発売された眼科用薬「ロートアルガードクリアブロック」と同じく、効き目を重視した「金のアルガード」に分類される。TVCMには蒲生純一などを起用している。(TVCMでは2009年6月の改正薬事法施行に伴う使用上の注意テロップが記されている)
ロートアルガード鼻炎ソフトカプセルEX【指定第2類医薬品】
中身が液状の小さなソフトカプセル。ダブルの交感神経興奮剤を含む6種類の有効成分を配合。2010年12月のリニューアルでは、従来のフェニレフリン塩酸塩に替わり、新たにdl-メチルエフェドリン塩酸塩を配合。さらに、塩酸プソイドエフェドリンを増量し(60mg/3カプセル→75mg/3カプセル)、鼻づまりに対する処方を強化した。合わせて、従来は10カプセルと20カプセルの2容量で展開していたサイズラインナップを見直し、大容量の20カプセルに集約するとともに、希望小売価格を従来品の10カプセルと同値段に値下げされた(1,995円→1,260円)。
アルガード鼻炎クールアップEX【第2類医薬品】
つらいときに水なしでどこでも服用できるソフトチュアブル錠。持ち運びに便利な携帯ケース入り。2011年12月のリニューアルで従来のd-クロルフェニラミンマレイン酸塩に替わり、眠気が起きにくいメキタジンを配合(チュアブルタイプの鼻炎用内服薬への配合は日本初)。また、処方強化に伴って効き目を重視した「金のアルガード」に移行となった。

[編集] 抗アレルギー薬

アルガード抗アレルギーカプセル【第1類医薬品】
2009年1月発売。抗アレルギー・抗ヒスタミン・炎症抑制の3つの作用を持つ医療用成分エメダスチンフマル酸塩を配合。1日2回服用の持続性型カプセル。蕁麻疹湿疹による皮ふのかゆみ・はれにも効果がある。早めに対策を打つ「銀のアルガード」シリーズに分類される(ブランドサイトでは2009年6月の改正薬事法施行に伴う注意書きが記されている)。

[編集] 点鼻薬

ロートアルガードST鼻炎スプレー【第2類医薬品】
2009年1月発売。クロモグリク酸ナトリウムなどを配合したアレルギー専用点鼻薬。「アルフィット鼻炎スプレー」の後継商品である。同じくクロモグリク酸ナトリウムを配合した「ロートアルガードST点眼薬」と同様、早めに対策を打つ「銀のアルガード」シリーズに分類される。
アルガード鼻炎クールスプレーa【第2類医薬品】
クールな使用感の点鼻薬。患部に長くとどまる高粘度処方。3種類の有効成分を配合。

[編集] その他

アルガード鼻すっきり洗浄液【一般医療機器】
鼻洗浄のイメージを覆すフリーストップ式ノズルを採用した鼻腔洗浄スプレー。(製造販売元:小池化学)
アルガード鼻すっきりスルー
鼻からくる不快感をスッキリする清涼スティック。ユーカリオイル配合。
アルガード抗菌・花粉マスク
抗菌機能に優れたセルガイアファイバーを用いた不織布でつくられた立体3層構造フィルターがインフルエンザウイルス飛沫や花粉をカットするプリーツタイプの高機能使いきりマスク。個別包装を採用。

[編集] 販売終了品

目薬
  • ロート点眼薬アルガード
  • ロート点眼薬アルガードa - 改良に伴い「ロートアルガード」へ継承
  • アルガード点眼薬クールS - 1994年1月発売。改良に伴い「ロートアルガードクールEX」へ継承
  • アルガードCT点眼薬 - 1997年11月発売。「ロートアルフィット」を経て、「ロートアルガードST点眼薬」へ継承(製造販売元:藤沢薬品工業(現・第一三共ヘルスケア))
  • ロートアルガードコンタクト【第3類医薬品】 - 改良に伴い「ロートアルガードコンタクトa」へ継承
洗眼薬
  • アルガードALフラッシュ
  • アルガードALフラッシュクール
  • アルガード目すっきり洗眼薬 - 改良に伴い「アルガード目すっきり洗眼薬α」へ継承
鼻炎用内服薬
  • アルガード鼻炎クールチュアブル
  • アルガード鼻炎クールチュアブルa
  • アルガード鼻炎クールアップソフトチュアブル
  • アルガード鼻炎クールアップ【第2類医薬品】 - 改良に伴い「アルガード鼻炎クールアップEX」へ継承
  • アルガード鼻炎ソフトカプセル - PPA問題に対処する為販売終了
  • アルガード鼻炎ソフトカプセルa - 改良に伴い「アルガード鼻炎ソフトカプセルEX」へ継承
  • アルガードシールド鼻炎内服薬【第2類医薬品】 - 「アルガード鼻炎内服薬Z」へ継承のため販売終了。
点鼻薬
  • アルガード鼻炎スプレー
  • アルガード鼻炎クールスプレー - 改良に伴い「アルガード鼻炎クールスプレーa」へ継承
  • アルガードCT鼻炎スプレー - 1997年11月発売。「アルフィット鼻炎スプレー」を経て、「ロートアルガードST鼻炎スプレー」へ継承(製造販売元:藤沢薬品工業(現・第一三共ヘルスケア))
マスク
  • アルガードかぜ・花粉マスク
  • アルガード銀力
  • アルガード立体マスク
化粧品
  • アルガードすっきり保護クリーム

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 他社も同じ商標を登録している。
  2. ^ なお、「ロートアルガードクールEX」用と「金のアルガード(クリアブロックa・鼻炎内服薬Z)」シリーズ用ではサウンドロゴのメロディーが異なる

[編集] 参考文献

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス