アイス・エイジシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

アイス・エイジ』(Ice Age)は、20世紀フォックスの一部門であるブルースカイ・スタジオ製作によるアニメーション映画のシリーズである。声の出演はレイ・ロマーノジョン・レグイザモデニス・リアリークリス・ウェッジであり、氷河期を生きる哺乳類たちを描く物語である。2002年に『アイス・エイジ』、2006年に続編の『アイス・エイジ2』、2009年に3作目の『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』、2012年には4作目の『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』が公開された[1]

長編映画[編集]

『アイス・エイジ』(2002年)[編集]

2万年前の氷河期。動物たちは寒さから逃れるために南へと移動していた。そんな中、孤独なマンモスのマニーだけは北へと向かっていたが、途中、仲間から見捨てられたナマケモノのシドと人間の赤ん坊のロシャン、そして彼を狙うサーベルタイガーのディエゴと同行することになる。

『アイス・エイジ2』(2006年)[編集]

氷河期終わり、温暖化が進み始めていた時代。マニー、シド、ディエゴらは氷河が溶けてることで起こるという大洪水から逃れるために新たな冒険へと旅立つ。

『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(2009年)[編集]

氷河期を共に暮らす動物たちのグループは転機を迎えていた。マンモスのマニーは間もなく生まれる子供に夢中となり、サーベルタイガーのディエゴは平和ボケした自分を見つめなおすためにグループを抜けて一人旅立ち、ナマケモノのシドはそんな2人を見て取り残された気分だった。そんな彼はある日、なにかの卵を3つ発見し、その子たちを育てる決意をする。

『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』(2012年)[編集]

4作目『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』は2012年7月13日に3Dで公開される[2]

短編映画[編集]

『どんぐりとスクラット』[編集]

『どんぐりとスクラット』(Gone Nutty, 2002年、カルロス・サルダーニャ監督)は、『アイス・エイジ』のDVDに収録された[3]

『熱血どんぐりハンター!』[編集]

『熱血どんぐりハンター!』(No Time for Nuts, 2006年、クリス・ルノーマイケル・サーマイヤー監督)は、『アイス・エイジ2』のDVDに収録された[4]

『シドのワイルド・キャンプ』[編集]

『シドのワイルド・キャンプ』(Surviving Sid, 2008年、ガレン・T・チュとキャレン・ディッシャー監督)は、『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』のDVDに収録された[5]

テレビスペシャル[編集]

『アイス・エイジ クリスマス』[編集]

『アイス・エイジ クリスマス』(Ice Age: A Mammoth Christmas)は、26分間のテレビスペシャルであり、フォックスにより2011年11月24日に放送され[6]、同年11月26日にBlu-rayとDVDが発売された[7]。監督はキャレン・ディッシャーで、レギュラー声優のレイ・ロマーノ、ジョン・レグイザモ、クィーン・ラティファ、デニス・リアリー、ジョシュ・ペック、ショーン・ウィリアム・スコット、クリス・ウェッジも参加する。また新キャストとして、サンタ役のビリー・ガーデル、ピーチェス役のシアラ・ブラヴォ、プランサー役のT・J・ミラージュダ・フリードランダーが加わった。

キャストとキャラクター[編集]

キャラクター 『アイス・エイジ』
アイス・エイジ (2002) どんぐりとスクラット (2002) アイス・エイジ2 (2006) 熱血どんぐりハンター! (2006) シドのワイルド・キャンプ (2008) アイス・エイジ3 (2009) クリスマス (2011) アイス・エイジ4 (2012)
マニー レイ・ロマーノ レイ・ロマーノ 台詞無しカメオ レイ・ロマーノ
シド ジョン・レグイザモ ジョン・レグイザモ 台詞無しカメオ ジョン・レグイザモ
ディエゴ デニス・リアリー デニス・リアリー 台詞無しカメオ デニス・リアリー
スクラット クリス・ウェッジ
エリー クィーン・ラティファ クィーン・ラティファ
クラッシュ ショーン・ウィリアム・スコット ショーン・ウィリアム・スコット
エディ ジョシュ・ペック ジョシュ・ペック
バック サイモン・ペグ サイモン・ペグ
(カメオ)
ピーチェス 台詞無しカメオ シアラ・ブラヴォ キキ・パーマー
スクラッティ キャレン・ディッシャー キャレン・ディッシャー

評価[編集]

興行収入[編集]

4作品目までの製作費は3億2900万ドル、累計世界興行収入は21億ドルを超えている。歴代で12番目に高い興行収入となったシリーズであり、アニメーション映画という括りは『シュレック』シリーズに次いで2番目に高い。

作品名 公開日 興行収入 順位 製作費 出典
北米 北米外 世界 北米歴代 世界歴代
アイス・エイジ 2002年3月15日 $176,387,405 $206,869,731 $383,257,136 #165 #162 $59,000,000 [8]
アイス・エイジ2 2006年3月31日 $195,330,621 $460,057,537 $655,388,158 #127 #54 $80,000,000 [9]
アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの 2009年7月1日 $196,573,705 $690,112,575 $886,686,280 #126 #24 $90,000,000 [10]
アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険 2012年7月13日 $158,668,779 $681,268,614 $839,937,393 #208 #30 $95,000,000 [11]
合計 $726,960,510 $2,038,308,457 $2,765,268,967 N/A N/A $324,000,000 [12]

批評家の反応[編集]

作品名 Rotten Tomatoes Metacritic
Overall Top Critics
アイス・エイジ 77% (164 reviews)[13] 76% (33 reviews)[13] 60% (31 reviews)[14]
アイス・エイジ2 57% (143 reviews)[15] 61% (28 reviews)[15] 58% (29 reviews)[16]
アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの 45% (158 reviews)[17] 33% (33 reviews)[17] 50% (25 reviews)[18]
アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険 38% (128 reviews)[19] 39% (23 reviews)[19] 49% (29 reviews)[20]
平均値 54% 52% 54%

コンピュータゲーム[編集]

アイスショー[編集]

2012年10月18日よりイギリスのカーディフ、続いて11月にドイツでアイスショーが上演され[24]、さらにその後5年で30カ国にツアーを行う予定である[25]

参考文献[編集]

  1. ^ Barnes, Brook (2010年1月10日). “Blue Sky Studios Takes Aim at Big Names in Animated Film”. New York Times. 2010年4月28日閲覧。
  2. ^ McClintock, Pamela (2010年5月5日). “Fox sets 3D 'Ice Age' sequel”. Variety (Reed Business Information). http://www.variety.com/article/VR1118018829.html?categoryid=13&cs=1 2010年5月8日閲覧。 
  3. ^ Fretts, Bruce (2002年11月29日). “Ice Age DVD review”. Entertainment Weekly. 2011年8月9日閲覧。
  4. ^ No Time for Nuts”. Blue Sky Studios. 2011年8月9日閲覧。
  5. ^ HORTON HEARS A WHO Special Edition DVD Review”. Collider (2008年12月14日). 2011年8月9日閲覧。
  6. ^ “New Ice Age, Charlie Brown Specials from for Thanksgiving”. FOX via Animation World Network. (2011年9月19日). http://www.awn.com/news/television/new-ice-age-charlie-brown-specials-thanksgiving 2011年9月20日閲覧。 
  7. ^ Ice Age: A Mammoth Christmas Special ~ Blu-ray & Digital Copy & DVD ~ Widescreen”. Fox Connect. 2011年9月29日閲覧。
  8. ^ Ice Age (2002)”. Box Office Mojo. Box Office Mojo, LLC. 2009年12月5日閲覧。
  9. ^ Ice Age: The Meltdown (2006)”. Box Office Mojo. Box Office Mojo, LLC. 2009年12月5日閲覧。
  10. ^ Ice Age: Dawn of the Dinosaurs (2009)”. Box Office Mojo. Box Office Mojo, LLC. 2009年12月5日閲覧。
  11. ^ Ice Age: Continental Drift”. Box Office Mojo. Box Office Mojo, LLC. 2011年12月26日閲覧。
  12. ^ Ice Age”. Box Office Mojo. 2012年6月21日閲覧。
  13. ^ a b Ice Age (2002)”. Rotten Tomatoes. 2012年6月21日閲覧。
  14. ^ Ice Age”. Metacritic. CNET Networks, Inc. 2009年7月23日閲覧。
  15. ^ a b Ice Age 2: The Meltdown (2006)”. Rotten Tomatoes. 2012年6月21日閲覧。
  16. ^ Ice Age: The Meltdown”. Metacritic. CNET Networks, Inc. 2009年7月23日閲覧。
  17. ^ a b Ice Age: Dawn of the Dinosaurs (Ice Age 3) (2009)”. Rotten Tomatoes. 2012年6月21日閲覧。
  18. ^ Ice Age: Dawn of the Dinosaurs”. Metacritic. CNET Networks, Inc. 2009年7月23日閲覧。
  19. ^ a b Ice Age: Continental Drift 3D (2012)”. Rotten Tomatoes. 2012年6月21日閲覧。
  20. ^ Ice Age: Continental Drift”. Metacritic. 2012年6月21日閲覧。
  21. ^ Ice Age Movie (2012年4月5日). “The official Ice Age app is here!”. Facebook. http://www.facebook.com/IceAge/posts/278010435614999 2012年4月11日閲覧. "The official Ice Age app is here! Help your favorite characters in this heroic challenge, and get ready for fun and surprises along the way!" 
  22. ^ “Activision Publishing And Twentieth Century Fox Consumer Products Announce All New Ice Age Video Game”. PR Newswire. (2012年4月25日). http://www.prnewswire.com/news-releases/activision-publishing-and-twentieth-century-fox-consumer-products-announce-all-new-ice-age-video-game-148861795.html 2012年4月28日閲覧。 
  23. ^ Gaudiosi, John (2012年4月11日). “Fox Executive Explains How New ‘Ice Age Online’ Game Will Connect with Movie Fans”. The Hollywood Reporter. http://www.hollywoodreporter.com/news/fox-ice-age-online-game-connect-movie-fans-games-of-thrones-battlestar-galactica-310476 2012年4月11日閲覧。 
  24. ^ Tour Schedule International”. Ice Age Live! A Mammoth Adventure. 2012年6月25日閲覧。
  25. ^ “Ice Age Live! A Mammoth Adventure is Coming in 2012”. Twentieth Century Fox Consumer Products via Comingsoon.net. (2011年12月1日). http://www.comingsoon.net/news/movienews.php?id=84761 2011年12月1日閲覧。