西成警察署
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|---|---|
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| 都道府県警察 | 大阪府警察 |
| 管轄区域 | 大阪市西成区 |
| 交番数 | 12 |
| 所在地 |
〒557-0004 大阪市西成区萩之茶屋二丁目4番2号[1]  |
| 位置 | 北緯34度38分45.5秒 東経135度30分04.6秒 / 北緯34.645972度 東経135.501278度座標: 北緯34度38分45.5秒 東経135度30分04.6秒 / 北緯34.645972度 東経135.501278度 |
| 外部リンク | 西成警察署 |
西成警察署（にしなりけいさつしょ）は、大阪府警察が管轄する警察署の一つである。管轄区域は大阪市西成区で[1]、管内にはあいりん地区[2]（釜ヶ崎[3] / 山谷・寿町と並ぶ日本三大寄せ場[4]）が存在し、このエリアを中心として治安悪化が常態化している。府内有数の大規模警察署であり、署長は警視正が就く。
所在地・最寄り駅[編集]
沿革[編集]
- 1919年（大正8年）4月21日 - 住吉警察署から分離し、今宮警察署として創設[1]。
- 1943年（昭和18年）1月21日 - 西成警察署に改称[1]。
- 1945年（昭和20年）3月14日 - 大阪大空襲により庁舎が被災[1]。このため、1946年（昭和21年）5月16日には庁舎を現在地の西成区萩之茶屋（当時の地名：西成区海道町）へ移転[1]。
- 1948年（昭和23年）3月7日 - 警察法施行により大阪市西成警察署となる[1]。
- 1955年（昭和30年）7月1日 - 府市警察統合により大阪府西成警察署となる[1]。
日本で1番のスラム街とされている 西成あいりん地区にある警察署であり、あいりん地区には自転車警察官や、徒歩警察官、パトカーでパトロールする警察官、あいりん地区には市民相手に奮闘している警察官がよく見かける。尚、西成区内の110番通報は、ほとんどが、あいりん地区で起きている。
交番[編集]
- 岸里南交番 - 大阪市西成区岸里三丁目4番16号[6]
- 北門交番 - 大阪市西成区山王一丁目11番2号[6]
- 千本交番 - 大阪市西成区千本南二丁目14番32号[6]
- 太子交番 - 大阪市西成区太子一丁目1番21号[6]
- 玉出交番 - 大阪市西成区玉出中一丁目16番3号[6]
- 鶴見橋交番 - 大阪市西成区鶴見橋三丁目9番18号[6]
- 天下茶屋交番 - 大阪市西成区岸里一丁目1番5号[6]
- 天下茶屋北交番 - 大阪市西成区天下茶屋一丁目17番6号[6]
- 飛田交番 - 大阪市西成区山王三丁目19番12号[6]
- 中津守交番 - 大阪市西成区津守三丁目1番67号[6]
- 萩之茶屋交番 - 大阪市西成区花園北二丁目8番5号[6]
- 南開交番 - 大阪市西成区南開一丁目7番15号[6]
釜ヶ崎との関係[編集]
現在の庁舎は1995年（平成7年）8月に完成したが[1]、その物々しい外観・頑健なつくりから「要塞」と形容されることがある[7][8]。管轄内の釜ヶ崎（あいりん地区）では、日雇い労働者などによる暴動がしばしば起こることから、西成署は周囲を高い柵や鉄格子で取り囲み、門は鉄製で常に警杖を保持した警察官が門番に立ち、警備を固めている。
管内で発生した主な事件[編集]
- 西成区覚醒剤中毒者7人殺傷事件 - 1982年（昭和57年）2月7日に山王三丁目で発生[9]
- 大阪市西成区内の飲食店における店主に対する殺人事件（未解決事件） - 2012年（平成24年）4月23日に萩之茶屋3丁目3番24号の飲食店で発生[10]
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i “署概要”. 西成警察署. 大阪府警察 (2020年7月20日). 2020年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月21日閲覧。
- ^ “あいりん地域”. 西成警察署. 大阪府警察 (2020年8月5日). 2020年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月21日閲覧。
- ^ 北村博子「半世紀見続けた「リアル釜ケ崎」の画集出版（1／2ページ）」『産経新聞』産業経済新聞社、2020年2月5日、1面。2020年8月21日閲覧。オリジナルの2020年8月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「横浜の中心部に超高齢「限界集落」 高層化する簡宿（2／5ページ）」『産経新聞』産業経済新聞社、2019年2月21日、2面。2020年8月21日閲覧。オリジナルの2020年8月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d “総務課”. 西成警察署. 大阪府警察 (2020年8月5日). 2020年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “西成警察署交番位置マップ”. 大阪府警本部. 大阪府警察. 2020年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月21日閲覧。
- ^ 福嶋敏雄「【福嶋敏雄の三都物語】釜ケ崎 サビついた「怒り」と「諦め」（2／4ページ）」『産経WEST』産業経済新聞社、2016年7月28日、2面。2020年8月21日閲覧。オリジナルの2020年8月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 村田らむ「ホームレス取材歴20年のライターが体験した、西成での過酷な「21時間労働」の実態（2／3ページ）」『週刊女性PRIME』主婦と生活社、2020年8月17日、2面。2020年8月21日閲覧。オリジナルの2020年8月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 『読売新聞』1982年2月8日東京朝刊一面1頁「大阪・西成 覚せい剤男、四人刺殺 妻子・隣人ら襲う 3人負傷 7年前にも妻刺す」（読売新聞東京本社）
- ^ “西成警察署管内 平成24年4月23日発生 「大阪市西成区内の飲食店における店主に対する殺人事件」”. 大阪府警本部. 大阪府警察. 2020年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月21日閲覧。