西延岡駅

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西延岡駅
線路が残る駅跡(2018年12月)
にしのべおか
NISHI-NOBEOKA
延岡 (4.1 km)
(2.7 km) 行縢
地図
所在地 宮崎県延岡市松山町67-3
北緯32度35分11.5秒 東経131度38分23.4秒 / 北緯32.586528度 東経131.639833度 / 32.586528; 131.639833
所属事業者 高千穂鉄道
所属路線 高千穂線
キロ程 4.1 km(延岡起点)
電報略号 ニヘ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
108人/日(降車客含まず)
-2003年-
開業年月日 1935年昭和10年)2月20日[1]
廃止年月日 2007年平成19年)9月6日
備考 2005年9月の台風14号被害により、運行を休止。
その後、高千穂線廃止に伴い廃駅。
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西延岡駅(にしのべおかえき)は、かつて宮崎県延岡市松山町にあった高千穂鉄道高千穂線である。高千穂線が2007年に部分廃線になったことに伴い廃駅となった。

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式1面1線のホームをもつ地上駅であった。無人駅。駅設備は待合室のみであった。

利用状況[編集]

2003年時点では1日平均108人の乗客があった。

駅周辺[編集]

延岡市の市街地から外れた位置にあった[4]

現状[編集]

地元住民により市と交渉して駅名標とホーム、軌道が残っているが、駅東側の盛土の一部が駐車場化のために破壊されている。また、延岡駅側にも軌道が300mほど残っている。近くの松山川に架かっていたガーター橋は取り外され線路後に放置されている。

隣の駅[編集]

高千穂鉄道
高千穂線
延岡駅 - 西延岡駅 - 行縢駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、771頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第84号」『官報』、1955年3月26日。
  3. ^ 「通報 ●日ノ影線西延岡、志布志線谷之口及び古江線論地駅の営業範囲の変更に伴う旅客の取扱方について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1955年3月26日、6面。
  4. ^ a b c d 鈴木文彦「ローカル線の実態と問題を現地に見る61 高千穂鉄道」『鉄道ジャーナル』第31巻第3号、鉄道ジャーナル社、1997年3月、76-83頁。 

関連項目[編集]