群馬大学医療技術短期大学部
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群馬大学医療技術短期大学部 | |
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大学設置 | 1978年 |
創立 | 1944年 |
廃止 | 2000年 |
学校種別 | 国立 |
本部所在地 | 群馬県前橋市昭和町3-39-15[注釈 1] |
学部 |
看護学科 衛生技術学科 理学療法学科 作業療法学科 |
研究科 | 助産学特別専攻 |
群馬大学医療技術短期大学部(ぐんまだいがくいりょうぎじゅつたんきだいがくぶ、英語: College of Medical Care and Technology, Gunma University[注釈 2])は、群馬県前橋市昭和町3-39-15[注釈 1]に本部を置いていた日本の国立大学である。1978年に設置され、2000年に廃止された。大学の略称は群大医短。
概要
[編集]大学全体
[編集]- 群馬県前橋市に所在した日本の国立短期大学で、併設元は群馬大学医学部。
- まずは群馬大学医学部附属看護学校を発展改組して1978年に短期大学が開学。1979年には同附属臨床検査技師学校、1982年には同附属助産婦学校を発展改組して専攻科助産学特別専攻を設置し、これにより同医学部付属の専修学校はすべて短期大学へ発展。さらには。1984年には2学科を増設し、4学科1専攻科を擁するようになった。
- 1996年度の入学生を最後に[注釈 3]、2000年に短期大学としての使命を終える[2]。
教育および研究
[編集]- 群馬大学医療技術短期大学部は医療技術者の養成に力をいれ、群馬大学医学部附属病院での臨床実習も取りいれられていた。
学風および特色
[編集]- 群馬大学医療技術短期大学部は旧来の医学部附属看護学校・同附属衛生検査技師学校・同附属助産婦学校を順次発展改組して成立した。
沿革
[編集]- 1944年
- 前橋医学専門学校に看護婦養成所が置かれる。
- 1949年
- 群馬大学医学部附属病院女子厚生部となる。
- 1951年
- 群馬大学医学部附属看護学校に改組。
- 1965年
- 同附属助産婦学校が設置される。
- 1966年
- 同附属衛生検査技師学校が置かれる。
- 1972年
- 同附属衛生検査技師学校が同附属臨床検査技師学校に変更。
- 1977年
- 1978年
- 1979年
- 1982年
- 1984年
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1992年
- 1996年
- 1997年
- 1998年
- 1999年
- 2000年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 群馬県前橋市昭和町3-39-15[注釈 1]
象徴
[編集]- 群馬大学医療技術短期大学部のカレッジマークは群馬大学と同じものを使用[25]。
教育および研究
[編集]組織
[編集]- 看護学科 入学定員80名
- 衛生技術学科 入学定員40名
- 理学療法学科 入学定員20名
- 作業療法学科 入学定員20名
専攻科
[編集]- 助産学特別専攻[注 22]
別科
[編集]- なし
受験資格
研究
[編集]- 『群馬大学医療技術短期大学部紀要』[注釈 2]
- 群馬大学医療技術短期大学部/著『看護教育の改善に関する研究 : 高校生および看護学生の看護婦に対する意識調査とその比較』群馬大学医療技術短期大学部看護学科/出版[32]ほか。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者組織
[編集]- 群馬大学医療技術短期大学部には同窓会組織があり、『群馬大学医療技術短期大学部同窓会創立10周年記念』が発行された[33]。
大学関係者一覧
[編集]大学関係者
[編集]歴代学長
施設
[編集]キャンパス
[編集]- 設備:群馬大学昭和キャンパス内に短大独自の校舎が設置されていた。同短大の卒業生から贈呈された藤棚があり、その下で昼食を摂る学生も多かった。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]系列校
[編集]社会との関わり
[編集]- 1988年度より一般市民講座が開始された。看護に関する講座を「Aコース」、臨床検査に関する講座を「Bコース」と称していた。
卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- 概ね、専門職に就いている人が多い。群馬大学医学部附属病院ほか各種医療機関や社会福祉施設など多岐にわたっていた。
編入学・進学実績
[編集]- 群馬県立医療短期大学及び群馬大学医療技術短期大学部専攻科ほか。募集終了前における看護学科では卒業生の3割程度が進学を希望していた。
関連項目
[編集]関連サイト
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 統合先である群馬大学医学部の現在地。
- ^ a b 出典[31]。
- ^ a b 群馬大学医学部へ統合のため平成9年度より学生募集停止[1]。
- ^ a b c うち男1
- ^ a b うち男4
- ^ a b c d e f うち男2
- ^ a b 学生数の記載なしのため
- ^ a b うち男3
- ^ a b c d 女のみ
- ^ a b うち男5
補足
[編集]出典
[編集]- ^ 文教協会'1997.
- ^ a b 文教協会'2000.
- ^ 日本大学大鑑 1980年度版より。
- ^ 文部省大学局技術教育課'1977.
- ^ 文部省大学局技術教育課'1978.
- ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
- ^ 文部省大学局技術教育課'1979.
- ^ 全国学校総覧 昭和55年版より。
- ^ 全国短期大学一覧 昭和57年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和57年度より。
- ^ 大学資料 (83)より。
- ^ 全国短期大学一覧 昭和59年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和59年度より。
- ^ 大学資料 (91)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
- ^ 文部省'85, p. 39-40.
- ^ 文部省'86, p. 39.
- ^ 文部省'87, p. 40.
- ^ 文部省'92, p. 47.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 115.
- ^ 文部省'96, p. 53.
- ^ 文部省'97, p. 55.
- ^ 文部省'98, p. 48.
- ^ 文部省'99, p. 53.
- ^ 晶文社'1995.04.
- ^ 文教協会'1996.
- ^ 文教協会'1999.
- ^ 梧桐書院'1995.5.
- ^ 廣潤社'1995.8.
- ^ 教学社'1995.
- ^ 群馬大学医療技術短期大学部紀要より。
- ^ 看護教育の改善に関する研究 : 高校生および看護学生の看護婦に対する意識調査とその比較より。
- ^ 群馬大学医療技術短期大学部同窓会創立10周年記念より。
参考文献
[編集]全国学校総覧
[編集]- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和62年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和63年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1997年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1998年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1999年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和52年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。 {
- 文部省『短期大学一覧 昭和53年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和54年度』文部省高等教育局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成8年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成9年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成11年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成12年度』文教協会 。
短期大学受験案内(晶文社)
[編集]- 晶文社出版編集部/編集『全国短期大学受験案内 1996 '96年度用』晶文社 。
全国短期大学受験要覧(廣潤社)
[編集]- 広潤社編集部『全国短期大学受験要覧. 平成8年版』廣潤社 。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部/編『全国短期大学案内 1996年版』梧桐書院 。
全国短期大学案内(教学社)
[編集]- 教学社出版センター/編集『全国短期大学案内 1996 '96』教学社 。