コンテンツにスキップ

第10回全日本都市対抗バレーボール優勝大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第10回全日本都市対抗バレーボール優勝大会
開始年 1952
主催 日本バレーボール協会
毎日新聞社
チーム数 男子:25
女子:25チーム
前回優勝 男子:八幡製鉄
女子:倉紡倉敷
最多優勝 男子:八幡製鉄(4回)
女子:日紡貝塚(4回)
テンプレートを表示

第10回全日本都市対抗バレーボール優勝大会(だい10かいぜんにほんとしたいこう バレーボールゆうしょうたいかい)は、1961年4月27日から5月1日にかけて行われた、第10回目の全日本都市対抗バレーボール優勝大会である。9人制バレーボール大会として行われた。今大会より開催期間が5日間に延長された。

概要

[編集]
  • 日程:1961年4月27日 - 5月1日
  • 会場:大阪府立体育館
  • 参加チーム数:男子 25チーム、女子 25チーム。

試合方法

[編集]

ノックアウト方式のトーナメントにより優勝を争う。シードチーム(4チーム)は2回戦から登場し、組み合わせは1日終了ごとに抽選により決定する。

男子

[編集]

参加チーム

[編集]
No. チーム名 地方名
1 日本鋼管 推薦
2 松下電器 推薦
3 住友金属 推薦
4 八幡製鉄 推薦
5 富士製鉄室蘭 北海道
6 富士製鉄釜石 東北
7 日立茨城 北関東
8 シチズン淀橋 東京都
9 岡本工作 横浜市
10 富士フイルム 南関東
11 東洋紡敦賀 北陸
12 ヤシカ諏訪 信越
13 巴川製紙用宗 東海
14 東レ愛知 名古屋市
15 大協石油 三岐
16 東レ九鱗会 北近畿
17 東レ山科 京都市
18 松下電子 南近畿
19 鐘紡 大阪市
20 神戸製鋼 神戸市
21 倉レ倉敷 東中国
22 帝人三原 西中国
23 帝人松山 四国
24 日本炭礦高松 北九州
25 旭化成 南九州

1回戦

[編集]
#101 1961年4月27日
倉レ倉敷 2 - 0
(21-13)
(21-16)
全鐘紡
#102 1961年4月27日
松下電子 2 - 0
(21-15)
(21-18)
東レ愛知
#103 1961年4月27日
東レ山科 2 - 0
(21-18)
(21-10)
大協石油
#104 1961年4月27日
神戸製鋼 2 - 0
(21-14)
(26-24)
日本炭礦高松
#105 1961年4月27日
帝人三原 2 - 0
(21-16)
(21-19)
富士フイルム
#106 1961年4月27日
東レ九鱗会 2 - 0
(21-5)
(21-11)
富士製鉄釜石
#107 1961年4月27日
東洋紡敦賀 2 - 1
(13-21)
(22-20)
(21-11)
岡本工作
#108 1961年4月27日
富士製鉄室蘭 2 - 0
(21-19)
(21-16)
帝人松山
#109 1961年4月27日
シチズン淀橋 2 - 0
(21-12)
(21-14)
旭化成

2回戦

[編集]
#110 1961年4月28日
富士製鉄室蘭 2 - 0
(21-12)
(21-11)
東洋紡敦賀
#111 1961年4月28日
八幡製鉄 2 - 0
(21-16)
(21-14)
倉レ倉敷
#112 1961年4月28日
松下電器 2 - 1
(20-22)
(21-17)
(21-16)
シチズン淀橋
#113 1961年4月28日
東レ九鱗会 2 - 0
(21-19)
(21-19)
住友金属
#114 1961年4月28日
帝人三原 2 - 0
(21-13)
(21-8)
巴川製紙用宗
#115 1961年4月28日
日本鋼管 2 - 0
(21-17)
(21-10)
松下電子
#116 1961年4月28日
東レ山科 2 - 0
(21-11)
(22-20)
ヤシカ諏訪
#117 1961年4月28日
日立茨城 2 - 0
(21-12)
(21-16)
神戸製鋼

準々決勝

[編集]
#118 1961年4月29日
日本鋼管 2 - 0
(21-13)
(21-17)
日立茨城
#119 1961年4月29日
松下電器 2 - 0
(21-11)
(21-7)
東レ山科
#120 1961年4月29日
八幡製鉄 2 - 0
(21-12)
(21-12)
富士製鉄室蘭
#121 1961年4月29日
東レ九鱗会 2 - 0
(21-18)
(21-19)
帝人三原

準決勝

[編集]
#122 1961年4月30日
日本鋼管 2 - 0
(21-13)
(21-18)
松下電器
#123 1961年4月30日
東レ九鱗会 2 - 0
(21-17)
(21-15)
八幡製鉄

決勝

[編集]
#124 1961年5月1日
東レ九鱗会 2 - 0
(21-16)
(21-15)
日本鋼管

最終順位

[編集]
順位 チーム名 備考
優勝 東レ九鱗会 初優勝
準優勝 日本鋼管
3位 八幡製鉄
3位 松下電器

女子

[編集]

参加チーム

[編集]
No. チーム名 地方名
1 倉紡倉敷 推薦
2 日紡貝塚 推薦
3 ヤシカ本社 推薦
4 ヤシカ諏訪 推薦
5 羽幌炭礦 北海道
6 日東紡福島 東北
7 三洋電機 北関東
8 東邦レース 南関東
9 日清紡本社 東京都
10 日本鋼管 横浜市
11 東洋紡敦賀 北陸
12 三協精機 信越
13 日清紡島田 東海
14 帝人名古屋 名古屋市
15 鐘紡四日市 三岐
16 東レ九鱗会 北近畿
17 鐘紡京都 京都市
18 鐘紡淀川 大阪市
19 東洋紡守口 南近畿
20 電電神戸 神戸市
21 倉レ倉敷 東中国
22 林兼産業 西中国
23 倉紡観音寺 四国
24 サロンパス 北九州
25 大洋デパート 南九州

1回戦

[編集]
#201 1961年4月27日
帝人名古屋 2 - 0
(21-9)
(21-10)
電電神戸
#202 1961年4月27日
東邦レース 2 - 0
(21-6)
(21-18)
日東紡福島
#203 1961年4月27日
鐘紡四日市 2 - 0
(21-13)
(21-18)
日清紡本社
#204 1961年4月27日
日清紡島田 2 - 0
(21-15)
(21-16)
倉レ倉敷
#205 1961年4月27日
林兼産業 2 - 0
(21-9)
(21-19)
サロンパス
#206 1961年4月27日
日本鋼管 2 - 0
(21-18)
(22-20)
鐘紡京都
#207 1961年4月27日
鐘紡淀川 2 - 0
(21-14)
(23-21)
東洋紡敦賀
#208 1961年4月27日
東洋紡守口 2 - 0
(21-15)
(21-15)
羽幌炭礦
#209 1961年4月27日
三協精機 2 - 0
(21-15)
(21-18)
東レ九鱗会

2回戦

[編集]
#210 1961年4月28日
日清紡島田 2 - 0
(21-16)
(21-17)
三協精機
#211 1961年4月28日
倉紡観音寺 2 - 0
(21-15)
(21-16)
帝人名古屋
#212 1961年4月28日
日紡貝塚 2 - 0
(21-7)
(21-11)
大洋デパート
#213 1961年4月28日
東邦レース 2 - 0
(21-18)
(21-15)
鐘紡淀川
#214 1961年4月28日
ヤシカ諏訪 2 - 0
(21-18)
(21-18)
東洋紡守口
#215 1961年4月28日
倉紡倉敷 2 - 0
(21-17)
(21-7)
林兼産業
#216 1961年4月28日
ヤシカ本社 2 - 0
(21-10)
(21-9)
日本鋼管
#217 1961年4月28日
鐘紡四日市 2 - 1
(19-21)
(21-14)
(21-16)
三洋電機

準々決勝

[編集]
#218 1961年4月29日
ヤシカ諏訪 2 - 1
(14-21)
(21-14)
(21-19)
鐘紡四日市
#219 1961年4月29日
倉紡倉敷 2 - 0
(21-8)
(21-9)
東邦レース
#220 1961年4月29日
ヤシカ本社 2 - 0
(21-16)
(21-16)
倉紡観音寺
#221 1961年4月29日
日紡貝塚 2 - 0
(21-8)
(21-12)
日清紡島田

準決勝

[編集]
#222 1961年4月30日
ヤシカ諏訪 2 - 0
(21-15)
(21-12)
ヤシカ本社
#223 1961年4月30日
日紡貝塚 2 - 1
(19-21)
(21-19)
(21-17)
倉紡倉敷

決勝

[編集]
#224 1961年5月1日
日紡貝塚 2 - 0
(21-19)
(21-16)
ヤシカ諏訪

最終順位

[編集]
順位 チーム名 備考
優勝 日紡貝塚 2年ぶり5度目
準優勝 ヤシカ諏訪
3位 倉紡倉敷
3位 ヤシカ本社

脚注

[編集]
  • 本記事のマッチナンバーは編集の便宜上付番したものです。

参考文献

[編集]
  • VOLLEYBALL 1961年6月号 39-40ページ