バーニング・ダウン・ザ・ハウス

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バーニング・ダウン・ザ・ハウス
トーキング・ヘッズシングル
初出アルバム『スピーキング・イン・タングズ
B面 アイ・ゲット・ワイルド/ワイルド・グラヴィティ
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ニューヨーク、ブランク・テープ・スタジオ、シグマ・サウンド・スタジオ
ナッソーコンパス・ポイント・スタジオ
ジャンル ニュー・ウェイヴ
時間
レーベル サイア・レコーズ
作詞・作曲 デヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ジェリー・ハリスン、ティナ・ウェイマス
プロデュース トーキング・ヘッズ
チャート最高順位
トーキング・ヘッズ シングル 年表
ハウシズ・イン・モーション
(1981年5月)[3]
バーニング・ダウン・ザ・ハウス
(1983年7月)
ジス・マスト・ビー・ザ・プレイス
(1983年11月)
ミュージックビデオ
「Burning Down the House」 - YouTube
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バーニング・ダウン・ザ・ハウス」(Burning Down the House)は、トーキング・ヘッズ1983年に発表した楽曲。5枚目のスタジオ・アルバム『スピーキング・イン・タングズ』に収録された。

概要[編集]

ティナ・ウェイマスはコンピレーション・アルバム『Once in a Lifetime: The Best of Talking Heads』のライナーノーツでこう述べている[4]

クリスはマディソン・スクエア・ガーデンで全盛期のパーラメントファンカデリックのライブを見てきたばかりだった。彼はものすごく興奮していて、ジャムの間中「あの家を焼き払え(Burn down the house)」と叫び続けていた。その言葉はPファンクの観客の詠唱だった。デイヴィッドもそのせりふを気に入り、最終的に「Burning down the house」におさまった。

1983年5月31日に発売された5枚目のスタジオ・アルバム『スピーキング・イン・タングズ』に収録された。同年7月にシングルカットされた[1]。B面は「アイ・ゲット・ワイルド/ワイルド・グラヴィティ」。

同年10月22日付のBillboard Hot 100で9位を記録し、20週チャートインした[2]

1984年4月24日ジョナサン・デミが監督したグループのコンサート映画『Stop Making Sense』が公開される。同作品は1983年12月にハリウッドのパンテージズ劇場で行われたライブを記録したものであるが、「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」はハイライトの一つとなった。9月に発売されたサウンドトラック・アルバムにライブ・バージョンが収録された[5]

『スピーキング・イン・タングズ』の2006年の再発盤にボーナストラックとしてオルタネイト・バージョンが収録された[6][7]

演奏者[編集]

カバー・バージョン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 45cat - Talking Heads - Burning Down The House / I Get Wild/Wild Gravity - Sire - USA - 7-29565
  2. ^ a b Talking Heads”. Billboard. 2023年1月24日閲覧。
  3. ^ 45cat - Talking Heads - Houses In Motion / The Overload - Sire - USA - SRE49734
  4. ^ Once in a Lifetime: The Best of Talking Heads』1992年、ライナーノーツ。
  5. ^ Talking Heads (2023年8月17日). “Burning Down the House (Live) (2023 Remaster)”. YouTube. 2023年9月27日閲覧。
  6. ^ Talking Heads - Speaking In Tongues (Hybrid, Album) at Discogs
  7. ^ Talking Heads (2014年12月26日). “Burning Down the House (Alternate Version)”. YouTube. 2022年4月15日閲覧。
  8. ^ Lady Gaga (2016年5月4日). “Lady Gaga & Mark Ronson - Burning Down The House”. YouTube. 2022年4月15日閲覧。
  9. ^ Paramore (2024年1月31日). “Paramore - Burning Down the House (Official Visualizer)”. YouTube. 2024年2月1日閲覧。
  10. ^ トーキング・ヘッズのトリビュートALからパラモアのカバー解禁、参加アーティストも明らかに”. Billboard JAPAN (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。