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2017年1月8日 (日) 00:12時点における版
秩父橋 | |
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旧秩父橋(2代目)から見た、秩父橋(3代目) | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 埼玉県秩父市 |
交差物件 | 荒川 |
建設 | -1985 |
構造諸元 | |
形式 | 斜張橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 153.153 m |
幅 | 10.0 m |
高さ | 40 m |
最大支間長 | 152.0 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
秩父橋(ちちぶばし)は、埼玉県秩父市阿保町と同寺尾の間に架かり、荒川を渡る国道299号の橋である。 現在国道299号が通っている橋は、1985年に竣工した3代目で、その下流にある2代目の橋も旧秩父橋として現存している。
概要
3代目
1985年(昭和60年)に竣工した全長153.153メートル、総幅員11.5メートル、有効幅員10.0メートル(車道8.0メートル、歩道2.0メートル)支間長152.000メートルの1径間の斜張橋の1等橋(TL-20)[1]で、1985年の土木学会田中賞を受賞している。また、特定非営利活動法人シビルまちづくりステーション(旧称ITステーション市民と建設)による「関東地域の橋百選」に選出されている[2][3]。
2代目(旧秩父橋)
1930年に竣工した全長134.6mのアーチ橋で、3代目の竣工後は橋上公園として整備されている。
初代
1885年に竣工した上路式のプラットトラス橋で、2代目のやや上流にあった。現在は橋脚のみが遺構として残されている。また、左岸側橋詰のポケットパークに初代の橋の親柱2本が保存されている。
その他
- 当橋と下流側の和銅大橋の間の荒川に秩父太平洋セメントの地中式長距離ベルトコンベアを通す私設橋が架かる。
- 旧秩父橋と初代秩父橋橋脚二基及び親柱二本は埼玉県指定有形文化財となっている[4]。
- 国道299号が通っている橋の左岸側をアンダーパスする遊歩道があり、橋上公園とポケットパークの間を道路を渡らずに行き来することができる。
- 2011年に深夜帯で放送されたテレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台としてキービジュアルなどに登場しており[5]、同作に登場した風景の中でも特に人気の場所として、ファンの聖地巡礼の対象となった[6]。
- 埼玉県のぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想に基づき策定された「自転車みどころスポットを巡るルート」の「秩父札所34カ所を回るルート」の経路に指定されている[7]。
隣の橋
脚注
- ^ 橋梁年鑑 秩父橋 詳細データ - 日本橋梁建設協会、2015年1月9日閲覧。
- ^ “関東地域の橋百選”. 特定非営利活動法人 シビルまちづくりステーション (2012年). 2014年11月17日閲覧。
- ^ “U&C 橋百選 Vol.10「埼玉県」”. フォーラムエイト. 2014年11月19日閲覧。
- ^ “県指定等文化財” (PDF). 埼玉県. 2015年8月17日閲覧。
- ^ 『オトナアニメ』 vol.21、洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月8日、61,75頁頁。ISBN 978-4-86248-772-8。
- ^ “秩父に“聖地巡礼”現象 アニメファンがコスプレ、“痛絵馬”……”. まんたんウェブ (毎日新聞デジタル). (2011年8月5日). オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ。 2011年8月24日閲覧。
- ^ “自転車みどころスポットを巡るルート100Map(秩父地域)”. 埼玉県 (2015年1月15日). 2016年8月6日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 【橋りょう】秩父橋(旧秩父橋)〔秩父市〕 - 埼玉県ホームページ
- 旧秩父橋/秩父市 - 秩父市ホームページ
- 橋梁年鑑 秩父橋 詳細データ - 一般社団法人 日本橋梁建設協会
- 秩父橋 - 鋼橋技術研究会