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2013年3月5日 (火) 15:14時点における版
エコー1型原子力潜水艦とは、ソ連海軍が冷戦期に運用した巡航ミサイル潜水艦であり、ソ連第1世代潜水艦に分類される。 エコー型はNATOコードネームであり、ソ連海軍の計画名は659型潜水艦(ロシア語:Подводные лодки проекта 659)。
解説
本型はアメリカ海軍空母機動部隊に対する艦対艦巡航ミサイル飽和攻撃を担当する原子力潜水艦として、1950年代に計画された。1956年に、ソ連三大潜水艦設計局の一角であるルービン設計局(OKB-18)に対し指令が出され開発が始められた。1957年には設計が完了し、1958年より建造が開始された。
本型はP-5艦対艦巡航ミサイルを6発搭載していた。P-5は射程距離200kmに達しており、米艦隊のレーダー網の捜索範囲外からの先制攻撃が可能とされた。しかし実際には、ミサイル運用母体である潜水艦の方のレーダー・ソナー系統の探知能力では、それほど遠距離からの攻撃は不可能であり、実質的なP-5の射程距離は25km-50km程度に過ぎなかった。
加えて、1960年代にアメリカ海軍は、高性能レーダーを搭載した艦載型早期警戒機E-2ホークアイを空母に配備し、艦隊の索敵能力を大幅に向上させたため、P-5による攻撃は困難となった。そのため、659型はその近代化型である659T型に改造され、また改良型の675型が開発された。
諸元
エコー1型潜水艦 | |
---|---|
種類 | 巡航ミサイル原潜 |
NATOコード | Echo I class |
建造数 | 5隻 |
建造期間 | 1958年 - 1962年 |
運用期間 | 1960年代 - 1990年代 |
前級 | 651型 |
次級 | 675型 |
基準排水量 | 水上3,730t、水中4,920t |
全長 | 111.2m |
全幅 | 9.2m |
吃水 | 6.4m |
速力 | 水上15kt、水中26kt |
航続力 | 不明 |
可潜深度 | 240m |
可潜日数 | 50日 |
乗員数 | 90-120名 |
主機 | 原子炉x2基(70MW) 蒸気タービンx2基(17,500馬力) 2軸推進 |
兵装 | 400mm発射管x4門 533mm発射管x4門 406mm魚雷x8本 533mm魚雷x16本 巡航ミサイル6発 |