「南西スオミ県」の版間の差分
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2012年7月26日 (木) 14:09時点における版
ヴァルシナイス=スオミ県の県章 | |
旧所属州 | 西スオミ州 |
伝統州 | 正統フィンランド州 |
県庁所在地 | トゥルク |
面積 | 10,623 km² |
人口 - 総計 - 人口密度 |
450,968人 42.4/km² |
県の鳥 | ニシコクマルガラス |
県の魚 | ニシン |
県の花 | オーク |
ヴァルシナイス=スオミ県の所在地 |
ヴァルシナイス=スオミ県 (フィンランド語: Varsinais-Suomi、スウェーデン語: Egentliga Finland)はフィンランドの行政区。英語名(英語: Finland Proper)から正統フィンランド県とも書かれる。
北にサタクンタ県、北東にカンタ=ハメ県、東にウーシマー県と接し、対岸にはオーランド諸島を望む。
1万平方キロメートル程度の地域に45万人の人口が住んでいる。県庁所在地はトゥルク。トゥルクは、13世紀から1812年までフィンランドの首都として発展した。
ヴァルシナイス=スオミ県はスウェーデン統治時代の13世紀にトゥルクとその城下街を中心としてフィンランド南西に正統フィンランド州として作られた地域。地理的にスウェーデン、欧州大陸に近いためスウェーデンや欧州の文化圏に組み込まれることになった。フィンランドがロシア帝国に割譲された際にスウェーデンから分離し、フィンランドの独立後は州としての機能を持っていないが、多くの歴史的痕跡がこの地域に残っている。
歴史
ヴァルシナイス=スオミ県の英語の県名、正統フィンランド県(英語: Finland Proper)は、その歴史的な機能に由来する。歴史的にフィンランド南部は、フィン人、タヴァスティア人、カレリア人の3つの民族が居住していた。そして、現在のフィンランド南西部はフィン人の居住する地域であり、単純にフィンランド(フィンランド語: Suomi)と呼ばれていた。17世紀になると、フィンランドは全土を参照する名前として使用されるようになった。そのため、この土地を指定する新たな名前が必要となった。そして、1650年にラテン語で、Fennigia specialiter dictaとFennigia presse dictaと記載されたのが初めてである。18世紀後半にはスウェーデン語でFinland för sig sieftとEgenteliga Finlandと書かれた。同世紀末には、Egentliga Finlandが公式に使用されるようになった。フィンランド語で、Varsinais-Suomiと書かれるようになったのは1850年代頃からである[1]。
県章
また、この地区の県章は州時代からの古式ゆかしいものを使用している。そのため、県章にはスウェーデン・バルト帝国の国旗が描かれている。
地区
この県には28の自治体があり、内11が都市である。
- 都市 (town)
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- その他の自治体
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政治
2011年のフィンランド総選挙の結果は以下のようになる
- 国民連合党 23.0%
- フィンランド社会民主党 19.6%
- 真のフィンランド人 18.1%
- フィンランド中央党 11.6%
- 左翼同盟 9.6%
- 緑の同盟 7.3%
- スウェーデン人民党 5.5%
- キリスト教民主党 2.9%