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* 『浮かれ桜』([[講談社]]、1999年/のち[[講談社文庫]])
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*ホワイトラブ(共著)(幻冬舎、1999年/のち幻冬舎文庫)
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* 『煩悩配達人』([[小学館]]、2000年)
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* 『蟲籠のブルース 恋愛小説』([[祥伝社文庫]]、2001年)
* 『蟲籠のブルース 恋愛小説』([[祥伝社文庫]]、2001年)
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* 『カワイイ スイーツマスコット』(汐文社、2009年5月)
* 『カワイイ スイーツマスコット』(汐文社、2009年5月)
* 『鈴山キナコ 粘土のアクセサリー』(日之出出版、2009年8月)
* 『鈴山キナコ 粘土のアクセサリー』(日之出出版、2009年8月)
* 鈴山キナコの粘土のミニチュアカフェ』(マガジンランド、2009年10月)
* 鈴山キナコの粘土のミニチュアカフェ』(マガジンランド、2009年10月)
*粘土で作る とっておきスイーツ(ブティック社、2009年12月)
*粘土で作る とっておきスイーツ(ブティック社、2009年12月)


*ホイップデコリーナ(マガジンランド、2010年6月)
*ホイップデコリーナ(マガジンランド、2010年6月)
*粘土で作るイベントスイーツ100レシピ(マガジンランド、2010年10月)
*粘土で作るイベントスイーツ100レシピ(マガジンランド、2010年10月)


*ホイップデコリーナ2」(マガジンランド、2011年1月)
*ホイップデコリーナ2』(マガジンランド、2011年1月)
*フルーツデコリーナ(マガジンランド、2011年5月)
*フルーツデコリーナ(マガジンランド、2011年5月)


== テレビ出演 ==
== テレビ出演 ==


*「東京カワイイTV(NHK、2009年1月14日)
*「東京カワイイTV(NHK、2009年1月14日、2010年4月3日)
*「スーパーニュース」(フジテレビ、2009年2月6日)
*「スーパーニュース」(フジテレビ、2009年2月6日)
*「BS熱中夜話」(NHKBS、2009年5月)
*「BS熱中夜話」(NHKBS、2009年5月)
* 「森田一義アワー 笑っていいとも」(フジテレビ、2009年6月19日)
*「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ、2009年6月19日)
*「いきすぎビューティー」(テレビ東京、2009年8月24日)
*「いきすぎ!ビューティー」(テレビ東京、2009年8月24日)
*[[イチハチ|THE1億分の8]]([[毎日放送]]、2009年11月11日)
*[[イチハチ|THE1億分の8]]([[毎日放送テレビ|毎日放送]]、2009年11月11日)
*「スッキリ!!」(日本テレビ、2010年1月28日)
*「スッキリ!!」(日本テレビ、2010年1月28日)
*「東京カワイイTV(NHK、2010年43
*「知りたがり!(フジテレビ、2010年1124)
*「知りたがり!」(フジテレビ、2010年11月24日)


== 脚注・出典 ==
== 脚注・出典 ==

2011年6月25日 (土) 05:24時点における版

末永 直海(すえなが なおみ、1962年5月12日 - )は、日本の小説家、クレイスイーツ(粘土製お菓子)作家(末永本人は「スイーツデコリーナ」と称している)。福岡県北九州市出身。北九州デザイナー学院グラフィックデザイン学科卒業。スイーツデコリーナとしては鈴山キナコ(すずやま きなこ)名義で活動している。

人物

作家になる前はアングラ女優、巡業演歌歌手などを行っていた。無名時代に参加したコンテストで、審査員の前で全裸になるパフォーマンスを行い、写真週刊誌などをにぎわせたこともある。

少年チャンピオン』でも漫画を描いていた事があり、連載打ち切り後、ふとした会話がきっかけで小林よしのりの家に行くと、その日の内にメシスタント(飯を作るアシスタント)をやっており、よしりん企画初代秘書の座につく。「お前(末永)ほどのアホは初めて見たが、お前のアホは俺様(小林)が観察する為にあるのだから、むやみに人前でアホを披露してはいけない」(『ゴーマニズム宣言』より)が採用理由の一つだと言う。主に『おぼっちゃまくん』と『ゴーマニズム宣言』初期を担当、『ゴー宣』単行本化の主張、『異常天才図鑑』などを企画する(ゴーマニズム宣言では構成も担当していたが、3巻から当時の第二秘書・金森由利子が構成を担当した)。小林の作品内にもキャラクターとして登場。これが名前と存在、愛称ピャーポを広く知られるきっかけになった。

1994年、『噂の真相』(作中では、噂の貧相と表記)に悪意的なスキャンダルが書かれると知り、その事が小林の足を引っ張ってしまう事になるかもしれないと、睡眠剤がないと眠れないほどに気に病み、ついには退社に至ってしまう(小林はその後、『噂の真相』を徹底的に攻撃するが「相手の売り上げを伸ばすだけだった」と語る)。

しばらく不遇の時期があったが、全国をまわりおひねりで暮らす演歌歌手や、赤羽ハリウッドのホステスなどを経て、1996年、小説『薔薇の鬼ごっこ』で第三回蓮如賞を受賞し作家デビュー。2002年、『百円シンガー極楽天使』が文化庁選出の海外輸出小説(明治~平成の27作品)に選出され、ロシアイギリスアメリカで翻訳刊行される[1]。小林の『わしズム』にも長らく連載を行う。

2003年あたりから再び姿を消していたが[2]、その後、女子中高生を中心に携帯電話やネイルアートにお菓子の飾り付け(スイーツデコ)をすることが流行し、クレイスイーツ作家として一躍カリスマ的な存在となった。また、粘土製だけではなく、実際の板チョコにキスチョコやスプレーチョコ等を使ったデコレーションも作製している。テレビや雑誌、明治製菓のホームページで作品を発表する傍ら、明治製菓のCMのデコレーション・デザインも手がけ、講習会なども開催している。

私生活ではインターネットで知り合った20歳年下の大学生と、2年間の交際を経て2007年7月7日に結婚した。

著作

末永直海名義

小説

エッセイ

  • 『年下ハンター! 男子にモテる「おねえさま」になる方法』(九天社、2007年)
  • 『年下男子を知る本』(マガジンランド、2009年)

鈴山キナコ名義

  • 『スイーツデコリーナ』(マガジンランド、2008年4月)
  • 『ねんどでつくるスイーツ はじめてでもかんたん! お菓子な手芸』(汐文社、2008年12月)
  • 『かわいい、かんたん。チョコにデコ』(廣済堂あかつき、2009年1月)
  • 『クレイスイーツ100レシピ』(マガジンランド、2009年2月)
  • 『カワイイ スイーツマスコット』(汐文社、2009年5月)
  • 『鈴山キナコ 粘土のアクセサリー』(日之出出版、2009年8月)
  • 『鈴山キナコの粘土のミニチュアカフェ』(マガジンランド、2009年10月)
  • 『粘土で作る とっておきスイーツ』(ブティック社、2009年12月)
  • 『ホイップデコリーナ』(マガジンランド、2010年6月)
  • 『粘土で作るイベントスイーツ100レシピ』(マガジンランド、2010年10月)
  • 『ホイップデコリーナ2』(マガジンランド、2011年1月)
  • 『フルーツデコリーナ』(マガジンランド、2011年5月)

テレビ出演

  • 「東京カワイイTV」(NHK、2009年1月14日、2010年4月3日)
  • 「スーパーニュース」(フジテレビ、2009年2月6日)
  • 「BS熱中夜話」(NHKBS、2009年5月)
  • 「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ、2009年6月19日)
  • 「いきすぎ!ビューティー」(テレビ東京、2009年8月24日)
  • THE1億分の8」(毎日放送、2009年11月11日)
  • 「スッキリ!!」(日本テレビ、2010年1月28日)
  • 「知りたがり!」(フジテレビ、2010年11月24日)

脚注・出典

  1. ^ 日本文学出版交流センター
  2. ^ 小林よしのりと西部邁の対談本『本日の雑談』で小林は、「ピャーポはうさぎの飼育に金を費しすぎて自己破産して、今は土方とかやって働いてる」と噂した。

外部リンク