「ゲイバー」の版間の差分
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2010年10月14日 (木) 18:20時点における版
ゲイバーとは、ゲイボーイ(女装をした男性)が接客する一般向けバーの総称と、男性同性愛者(ゲイ)が集うバーの総称の両者を表現する言葉である。ホモバーとも呼ばれていたが、近年は「ホモ」という言葉に差別があるということで使われなくなってきている。
近年では女装をしたり性転換をしたトランス・ジェンダーのことをニューハーフと呼び、彼女達がいる店を「ニューハーフの店」として区別をするようになってきている。厳密な区別は無いが、比較的に現在のゲイバーは、男性同性愛者が集うバーを指すことが多い。しかし、ヘテロセクシュアル(異性愛の女性や男性)の一般客が来る「観光バー」と、ゲイのみが入店出来るゲイバーの区別もなくなって、ヘテロセクシュアルも入店出来るゲイバーが増えており、ゲイバーという言葉の垣根も曖昧になってきている。
ゲイバーは世界中に存在しており、一つの大きな集合体としての街を形成している。本項では日本国内の東京を対象とした内容で記述する。
エリア
大都市圏を中心に営業を展開している。
詳細は「ゲイ・タウン」を参照
- 北海道 - 札幌(すすきの界隈)
- 東北 - 青森・弘前・八戸・仙台
- 関東 - (東京)新宿・渋谷・上野・浅草、(横浜)野毛(埼玉)さいたま・川口
- 名古屋 - 女子大小路(栄4丁目界隈)
- 大阪 - 堂山町
- 福岡 - 春吉・住吉(共に博多)
営業時間
- 正午前後より開店し、昼食を低価格で提供し、20時前後からはバーとして営業する店舗。
- 15時前後より開店し、喫茶(カフェ)を兼ねており、概ね20時前後からはバーとして営業する店舗。
- 概ね19時~20時より営業する店舗。
二部構成店
夜間の営業を終え、日中は営業しない店舗がまったく違う名称で営業する店も存在する。料金は基本的にバーとして営業する時間帯と変わらない。おおむね夕方までの営業時間で夜の店に引き継ぐ。
サービス等
- 一般的にはお通しと呼ばれる惣菜やつまみとドリンク1杯のセットで1,200~1,500円が相場。
- ボトルキープをしている場合、セット料金として1,500~2,000円程度。
- 割り物はピッチャーグラス1回まではセット料金内としているが、店舗によりフリーとなっている場合もある。(要確認)
- カラオケを導入している店舗、置かない店舗、マスター(ママ)の個性など、多種多様な店がある。料金が発生する場合もある。
- ボトルの金額は店舗によってまちまちだが、4,000円前後が相場となっている。
- 乾き物(つまみ)は前述した通りセットとして含んでいたが、自由に取れるようになっている店舗も存在する。
客層
- 体型(デブ専)・年齢(若い人同士、若い人を目当てにする年長者、30代~40代中心)
- フケ専(50歳以上や60歳以上などを目当てにする者)
- 趣味(テニスサークル系、スキーやスノーボード、音楽など)のテーマを打ち出している店もある。
イベント等
- 周年パーティー
- スタッフのバースデイ
- 旅行(参加者実費)
- 年末年始のカウントダウン
- お花見
バー存続の裏側
- バブル期の1980年代には、新宿二丁目だけでも400店近くが存在していたが、1990年代からは出会いを求めるゲイバーの存在も、インターネットの整備によって次第に薄れてきた。
- 若年のスタッフは流動的であるといわれる。別店舗の掛け持ちをしたり、店主の厳しさやうまく馴染めないなどの理由から数日~数ヶ月の労働で嫌気が差して辞めていく者がいるのも現実である。
- テナントビルオーナーとの付き合いがうまく行かない場合や、売上減少など店舗閉鎖の危機に瀕しているところもある。
- 店舗間でイベントチラシ(フライヤー)を相互設置して少しでもお店の存在を知ってもらおうと努力している。
- 店舗によってはスタンプカードを希望者に発行し、特典として付加価値を提供している。
- 協賛イベント等、お客さん同士の交流を深めるための提供を行う。
- たいていの店では水商売の常道として、「政治と宗教の話はご法度」であるが、ゲイリブ関係者が集う「リブバー」と呼ばれる店も存在する。