「リブロ」の版間の差分
編集の要約なし |
|||
44行目: | 44行目: | ||
書店業界も小売り一般と同様、営業規模がものを言う大規模化・チェーン化の道を辿り、[[1997年]]には[[近畿地方]]に地盤を持つ[[ジュンク堂書店]]が池袋店(当時関東最大級)を出店させ、商戦の激化に拍車をかけた。 |
書店業界も小売り一般と同様、営業規模がものを言う大規模化・チェーン化の道を辿り、[[1997年]]には[[近畿地方]]に地盤を持つ[[ジュンク堂書店]]が池袋店(当時関東最大級)を出店させ、商戦の激化に拍車をかけた。 |
||
[[不動産]]事業にも進出したセゾングループは、[[失われた10年|平成不況]]を受けて迷走を極め、戦略は空中分解した。[[2003年]]に[[日本出版販売]]がリブロの株式をパルコから90%取得することで買収した。{{要出典範囲|もっともリブロ自体の営業は更に充実しており|2009年10月6日 (火) 21:06 (UTC)}}、池袋 |
[[不動産]]事業にも進出したセゾングループは、[[失われた10年|平成不況]]を受けて迷走を極め、戦略は空中分解した。[[2003年]]に[[日本出版販売]]がリブロの株式をパルコから90%取得することで買収した。{{要出典範囲|もっともリブロ自体の営業は更に充実しており|2009年10月6日 (火) 21:06 (UTC)}}、池袋店は[[西武池袋線]]改札横と[[パルコ]]や[[サンシャイン]]内にも立地し、[[淳久堂書店]]、[[平和堂書店]]、[[K1ブックス]]、[[新栄堂書店]]、西口側の[[旭屋書店]]([[東武百貨店]]内)、[[くまざわ|いけだ書店]]([[メトロポリタンプラザ]]内)、[[東武ブックス]]、[[西山洋書]]等の他、[[アニメイト]]や[[ブックオフ]]、[[ヤマダ電機]]LABI池袋日本総本店等、新品・中古・新刊・旧刊・取扱ジャンルを問わず、多数の書店と競合する。 |
||
その他、リブロの3階に[[神田]]の[[小宮山書店]]と共同で「'''[[リブロ・ガレリア]]'''」を2006年8月に出店している。 |
|||
日販傘下となってからは、各地の大型商業施設への出店を進めた(郊外型店舗では[[イオングループ]]のショッピングセンター、また都市型店舗では九州・[[熊本市]]の[[くまもと阪神]]への出店など)。その一方で[[さいたま市]][[大宮区]]では[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]][[再開発]]で2005年に開業した「[[エキュート]]大宮」には2店舗出店しているのに対し、大宮[[ロフト (雑貨店)|ロフト]](旧・西武百貨店大宮店)ではジュンク堂書店が入居している。 |
日販傘下となってからは、各地の大型商業施設への出店を進めた(郊外型店舗では[[イオングループ]]のショッピングセンター、また都市型店舗では九州・[[熊本市]]の[[くまもと阪神]]への出店など)。その一方で[[さいたま市]][[大宮区]]では[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]][[再開発]]で2005年に開業した「[[エキュート]]大宮」には2店舗出店しているのに対し、大宮[[ロフト (雑貨店)|ロフト]](旧・西武百貨店大宮店)ではジュンク堂書店が入居している。 |
2010年1月9日 (土) 02:36時点における版
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-1-13 明光ビル |
設立 | 1985年6月10日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9013301038435 |
事業内容 | 書籍・雑誌の小売販売及び卸売等 |
代表者 | 代表取締役社長 高橋敏明 |
売上高 | 225億円(2008年2月期) |
従業員数 | 472人(2009年3月期) |
決算期 | 2月末日 |
外部リンク | http://www.libro.jp/ |
株式会社リブロ(LIBRO CO., LTD.) は、東京都豊島区南池袋の西武百貨店池袋本店内に本店を構える中規模書店チェーンである。関東地方を中心に主要都市で商業施設・テナント内を中心に展開する。かつてパルコの子会社としてセゾングループに属し、「文化戦略」の多方面展開における一端を担った。パルコ内に出店していることが多い。
概要
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
池袋は東京都区部では神田神保町と並ぶ書店激戦区である。読書が知的な娯楽であり、書籍以外のメディアが乏しいこともあって売れ行きの良かった1970年代には、思想・社会系で優れた品揃えをする駅西口の芳林堂書店(閉店)や、東口駅前(南池袋)に店構えした法律・経済系に強い老舗新栄堂書店(閉店)など、多くの書店が競り合った。
当時の社会情勢では、左翼思想運動などに関与して体系思想をもった人材が出版関連に参入し、そこで活躍するといった潮流ができていた。しかし、リブロの前身である西武ブックセンターに限っては、百貨店テナントとして進出したものであり、歴史も人材も持たぬところからのスタートであった。
ところが逆に、自由で柔軟な売り場編集が許され、西武・セゾンの強力なブランドイメージを背景に、営業方針思想からして違う書店を目指した。ポストモダンがファッションの小道具と化した時代には、セゾンがその商業的中心であり、当然リブロも付き従って一定の知名度を獲得した。硬直した思想が疎まれたバブル期の「軽チャー」路線の象徴ともいえる。
1985年から1998年にかけて、系列会社の出版社「リブロポート」が活動した。また韓国には同名の「BOOKS LIBRO」が存在するが、全く関係はない。
現況
書店業界も小売り一般と同様、営業規模がものを言う大規模化・チェーン化の道を辿り、1997年には近畿地方に地盤を持つジュンク堂書店が池袋店(当時関東最大級)を出店させ、商戦の激化に拍車をかけた。
不動産事業にも進出したセゾングループは、平成不況を受けて迷走を極め、戦略は空中分解した。2003年に日本出版販売がリブロの株式をパルコから90%取得することで買収した。もっともリブロ自体の営業は更に充実しており[要出典]エラー: タグの中に無用な文字が含まれていないか、{{要出典範囲}}と{{要出典}}を間違えていないかを確認してください。貼り付け年月は「date=yyyy年m月」、チップテキストに表示する文字列は「title=文字列」と指定してください。、池袋店は西武池袋線改札横とパルコやサンシャイン内にも立地し、淳久堂書店、平和堂書店、K1ブックス、新栄堂書店、西口側の旭屋書店(東武百貨店内)、いけだ書店(メトロポリタンプラザ内)、東武ブックス、西山洋書等の他、アニメイトやブックオフ、ヤマダ電機LABI池袋日本総本店等、新品・中古・新刊・旧刊・取扱ジャンルを問わず、多数の書店と競合する。
その他、リブロの3階に神田の小宮山書店と共同で「リブロ・ガレリア」を2006年8月に出店している。
日販傘下となってからは、各地の大型商業施設への出店を進めた(郊外型店舗ではイオングループのショッピングセンター、また都市型店舗では九州・熊本市のくまもと阪神への出店など)。その一方でさいたま市大宮区では大宮駅再開発で2005年に開業した「エキュート大宮」には2店舗出店しているのに対し、大宮ロフト(旧・西武百貨店大宮店)ではジュンク堂書店が入居している。
駅シェルパサービス
池袋本店では1,575円以上の購入で、西武鉄道の一部駅改札の「お客様ご案内用オープンカウンター」で購入商品を受け取ることが可能な「駅シェルパサービス」を実施している。詳細は公式サイトを参照。