「井上吉夫」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
14行目: 14行目:
{{先代次代|沖縄開発庁長官|1989<br>1998 - 1999|坂元親男<br>鈴木宗男|阿部文男<br>[[野中広務]]}}
{{先代次代|沖縄開発庁長官|1989<br>1998 - 1999|坂元親男<br>鈴木宗男|阿部文男<br>[[野中広務]]}}
{{先代次代|国土庁長官|1998 - 1999|[[柳澤伯夫]]|[[関谷勝嗣]]}}
{{先代次代|国土庁長官|1998 - 1999|[[柳澤伯夫]]|[[関谷勝嗣]]}}
{{先代次代|自由民主党参議院議員会長|1997 - 1998|[[坂野重信]]|[[井上裕]]}}
{{先代次代|[[参議院議員会長|自由民主党参議院議員会長]]|1997 - 1998|[[坂野重信]]|[[井上裕]]}}


[[Category:日本の国会議員|いのうえきちお]]
[[Category:日本の国会議員|いのうえきちお]]

2008年2月3日 (日) 23:22時点における版

井上 吉夫(いのうえ きちお、1923年3月1日 - 2003年10月24日)は、日本の政治家。元自由民主党参議院議員

来歴・人物

鹿児島県出身。1942年旧制熊本高工採鉱冶金科を卒業。鹿児島県議を経て、1974年、参議院議員選挙に鹿児島選挙区から出馬し初当選。連続当選5回。自民党内では田中角栄派→二階堂進グループを経て、二階堂グループ解散後は竹下登小渕恵三橋本龍太郎派に所属。1989年6月、宇野内閣北海道開発庁長官沖縄開発庁長官として初入閣。しかし宇野内閣が超短命政権となったため、わずか2ヶ月しか長官を務められなかった。自民党参議院議員会長を務めた後、一時参議院議長候補に擬せられたが、党内事情で就任は流れた。こうした一連の不運さに同情が集まり、通常参院議員の入閣は一回のみというのが通例であるなか、温情派の小渕恵三の配慮により1998年7月、小渕内閣で再び北海道開発庁長官兼沖縄開発庁長官に就任(10月からは国土庁長官も兼任)。翌年の1月まで務めた。1999年勲一等旭日大綬章受章。

2003年10月24日、心不全のため鹿児島県出水市の病院で死去。享年80。


創政会設立と井上

創政会設立にあたって、井上にも声がかかり、最初の会合に参加した。しかし井上は、「二階堂さんに借りがあるので」として次回からの参加を見送った。だが井上は創政会に関する情報を一切他言しなかったため、創政会のメンバーから大変に感謝された。このことが後に2回目の入閣へとつながったとする見方もある。

先代
伊集院忠雄
鹿児島県議会副議長
1973年 - 1974年
次代
小里貞利
先代
坂元親男
鈴木宗男
北海道開発庁長官
1989
1998 - 1999
次代
阿部文男
川崎二郎
先代
坂元親男
鈴木宗男
沖縄開発庁長官
1989
1998 - 1999
次代
阿部文男
野中広務
先代
柳澤伯夫
国土庁長官
1998 - 1999
次代
関谷勝嗣
先代
坂野重信
自由民主党参議院議員会長
1997 - 1998
次代
井上裕