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水落駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水落駅
ホーム(2020年7月)
みずおち
Mizuochi
F6 西山公園 (1.3 km)
(1.2 km) 神明 F8
地図
所在地 福井県鯖江市水落町2丁目
北緯35度57分45秒 東経136度10分59秒 / 北緯35.96250度 東経136.18306度 / 35.96250; 136.18306座標: 北緯35度57分45秒 東経136度10分59秒 / 北緯35.96250度 東経136.18306度 / 35.96250; 136.18306
駅番号 F7
所属事業者 福井鉄道
所属路線 福武線
キロ程 7.3 km(たけふ新起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
176人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1927年昭和2年)10月5日
備考 無人駅
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水落駅
鯖浦線ホームと駅舎(1992年8月)
みずおち
MIZUOCHI
(1.8 km) 越前平井
所属事業者 福井鉄道
所属路線 鯖浦線(連絡線)
キロ程 0.0 km(水落起点)
開業年月日 1926年大正15年)10月1日
廃止年月日 1973年昭和48年)9月29日
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水落駅(みずおちえき)は、福井県鯖江市水落町2丁目にある、福井鉄道福武線駅番号F7

かつては同社の鯖浦線が乗り入れていた。鯖浦線に当駅とは別に設けられていた南水落駅についても本項で述べる。

歴史

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当駅は、1927年昭和2年)10月5日に福武電鉄の駅として開業した[1]。当時は、現在の場所から南へ約200mの所の高台にあった。

1959年(昭和34年)7月20日、水落信号場 - 水落駅間の連絡線が完成し、現在の水落駅へ移設となる。1973年(昭和48年)に鯖浦線が全線廃止された後、接続線ホームと駅舎は、1993年(平成5年)8月[2]に駅舎の失火による焼失に伴い撤去された。

2004年(平成16年)10月1日、旧駅舎跡地に無料駐車場が整備される。

駅構造

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1面2線の島式ホームがある無人駅。ホームへは構内遮断機の付いた通路を渡っていく。

鯖浦線廃止前は相対式ホーム2面3線で、鯖浦線ホームへは構内踏切でつながっていた。

のりば
のりば 路線 方向 行先
西側 福武線
(フェニックス田原ライン)
下り 神明福井駅田原町方面
東側 上り 西鯖江たけふ新方面

利用状況

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「鯖江市統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。[3]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2001年 72
2002年 69
2003年 60
2004年 67
2005年 76
2006年
2007年 111
2008年
2009年
2010年 102
2011年 104
2012年 124
2013年 158
2014年 148
2015年 161
2016年 171
2017年 194
2018年 187
2019年 176

駅周辺

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駅西側に隣接して駐輪場があり、駅舎跡地は整地され砂利が広がる。また駅の西側に、福井県の整備した80台分の無料駐車場があり、パークアンドライドのモデル駅ともなっている。

隣の駅

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福井鉄道
福武線
臨時急行
通過
急行
西鯖江駅 (F5) - 水落駅 (F7) - 神明駅 (F8)
区間急行・普通
西山公園駅 (F6) - 水落駅 (F7) - 神明駅 (F8)

かつて存在した路線

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福井鉄道
鯖浦線
水落駅 -(水落信号所)- 越前平井駅

南水落駅

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南水落駅
みなみみずおち
MINAMIMIZUOCHI
東鯖江 (1.5 km)
(1.8 km) 越前平井*
所属事業者 福井鉄道
所属路線 鯖浦線
キロ程 1.9 km(鯖江起点)
開業年月日 1926年(大正15年)10月1日
廃止年月日 1962年(昭和48年)1月25日
*この間に水落信号所あり(当駅より0.3km先)。
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福武線水落駅の真下にホームがあり、同駅との間に階段による連絡通路があった。また、当駅自体も「水落駅」を名乗っていた時期が存在する。

沿革

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隣の駅

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福井鉄道
鯖浦線
東鯖江駅 - 南水落駅 -(水落信号所)- 越前平井駅

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 鉄道停車場一覧. 昭和9年12月15日現在』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 東京学芸大学鉄道研究部「福井鉄道廃止線レポート」『鉄道ファン』No.392、1993年12月号、110頁
  3. ^ 福鉄電車福武線乗降客数 鯖江市統計書 目次3、2021年3月11日閲覧
  4. ^ a b c 朝日 2011, p. 12.
  5. ^ 清水 2016, p. 18.
  6. ^ 清水 2016, p. 31.
  7. ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳』(6号 北信越)新潮社、2008年10月、25頁。 
  8. ^ 和久田康雄『私鉄史ハンドブック』電気車研究会、1993年12月、97頁。ISBN 4885480655 
  9. ^ 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩く : この50年間に廃止された全私鉄の現役時代と廃線跡を訪ねて』(3 北陸・上越・近畿編)JTBパブリッシング、2008年5月、66頁。ISBN 9784533071454 

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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