東大阪市文化創造館
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東大阪市文化創造館 Higashiosaka Cultural Creation Hall | |
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情報 | |
完成 | 2019年 |
開館 | 2019年9月1日 |
客席数 |
大ホール: 1,500席 小ホール: 300席 |
延床面積 | 14,000m² |
運営 | PFI東大阪文化創造館株式会社 |
所在地 |
〒577-0034 大阪府東大阪市御厨南二丁目3番4号 |
位置 | 北緯34度39分57.1秒 東経135度35分22.3秒 / 北緯34.665861度 東経135.589528度座標: 北緯34度39分57.1秒 東経135度35分22.3秒 / 北緯34.665861度 東経135.589528度 |
アクセス | 近鉄奈良線八戸ノ里駅から北に約200m、徒歩5分 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
東大阪市文化創造館(ひがしおおさかしぶんかそうぞうかん)は、大阪府東大阪市にある芸術センター。
概要
[編集]当館は、1967年4月に旧市民会館、1967年10月に旧文化会館がそれぞれ完成したが、50年近く経過し老朽化が進行しているとともに、耐震性に課題を有していたことから、2019年9月1日に東大阪市立中央病院(1998年閉鎖)跡地に機能を集約し、東大阪市文化創造館として建設された、大ホール、小ホール、音楽スタジオ、水屋や炉を備えた和室などから成る複合文化施設である[1]。周辺には、司馬遼太郎記念館や田辺聖子文学館、谷岡記念館(大阪商業大学商業史博物館)など文化施設も近い。旧市民会館跡地については、東大阪商工会議所新会館を誘致し、その1階部分に永和図書館が新たに整備された。
施設の概要としては、すぐれた音響空間を備えた1,500席の大ホールと300席の小ホール、市民活動や会議、研修など多彩な用途に利用できる創造支援室等が20室。誰でも利用ができるカフェレストランが併設。クラシック、ポップス、ジャズ、オペラ、ミュージカル、ダンス、演劇、伝統芸能、演芸などの多彩な公演が可能。また、本館の整備運営には民間活力を活用したPFI方式を導入。財政負担の縮減や民間ノウハウによるサービス向上を図っている。PFI方式による施設整備は、消防局・中消防署に次いで2例目となる。
大ホールと小ホールには命名権があり、大ホールは同市に本社を置く大阪ホーム販売が取得し『Dream House大ホール』と命名、小ホールはジャトーが取得し『ジャトーハーモニー小ホール』と命名[2]。
沿革
[編集]- 1967年 - 市民会館及び文化会館の建設。
- 2014年10月 - 新市民会館整備基本構想を策定[3]。
- 2014年12月31日 - 文化会館の閉館[4]。
- 2015年3月 - 新市民会館整備基本計画を策定。民間活力を活用したPFI方式により進めることに決定。
- 2015年6月30日 - 市民会館の閉館[4]。
- 2015年11月 - 新市民会館管理運営基本計画を策定[5]。
- 2016年7月 - 選定委員会において、施設の整備運営を行う事業者を選定[6]。
- 2016年10月 - 市議会で関係議案の議決を経て、施設整備運営の事業契約を締結。また、東大阪市文化創造館条例を制定[7]。
- 2017年9月 - 建設工事に着手。
- 2019年8月3日 - 竣工記念式典を挙行[8]。
- 2019年9月1日 - グランドオープン。
施設
[編集]- 大ホール
- 1,500席、プロセニアム形式のホール。1階席から3階席まで客席がある。舞台設備として、オーケストラピット、可動式音響反射板を備える。コンサートグランドピアノは、スタインウェイD-274 及び ヤマハCFX。
- 小ホール
- 300席。舞台設備として、可動式音響反射板を備える。グランドピアノは、スタインウェイD-274。
他
設計・音響設計・施工
[編集]2016年8月2日、特別目的会社(SPC)「PFI東大阪文化創造館株式会社」が設立、設計・建設・運営及び維持管理を行う。
- 設計:株式会社大林組、株式会社佐藤総合計画
- 施行:株式会社大林組
- 音響設計、施工:株式会社永田音響設計
- 運営・維持管理
- 株式会社共立、株式会社大阪共立:照明や音響、舞台管理などの運営管理とオペレーションサポート
- 株式会社リバティ・コンサーツ、株式会社キョードーマネジメントシステムズ:コンサート・プロモーター、コンサート・演劇・ミュージカル・落語、美術展等のエンタテインメントを企画・運営
- 株式会社東急コミュニティ:建物保守管理、設備保守管理、外構保守管理、備品保守管理、修繕更新、環境衛生管理、植栽管理、駐車場の管理運営、付帯事業(まちライブラリーカフェ・自動販売機)の運営
- 大林ファシリティーズ株式会社:電気設備、空調設備、防災設備、昇降設備、給排水設備などの設備管理
アクセス
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈・出典
[編集]- ^ “東大阪市文化創造館の整備を進めています”. 東大阪市 (2018年4月2日). 2019年9月22日閲覧。
- ^ “東大阪市文化創造館ネーミングライツパートナーが決定しました”. 東大阪市 (2019年4月11日). 2019年9月22日閲覧。
- ^ “新市民会館整備基本構想” (PDF). 東大阪市 (2014年10月). 2019年11月5日閲覧。
- ^ a b “市民会館及び文化会館の閉館について”. 東大阪市 (2019年10月30日). 2019年11月5日閲覧。
- ^ “新市民会館管理運営基本計画” (PDF). 東大阪市 (2015年11月). 2019年11月5日閲覧。
- ^ “大阪府東大阪市/新市民会館整備運営PFI/大林組ら6社グループに”. 日刊建設工業新聞 (2016年7月4日). 2019年11月5日閲覧。
- ^ “東大阪市文化創造館に決定” (PDF). 東大阪市 (2016年10月). 2019年11月5日閲覧。
- ^ “東大阪市文化創造館が完成 市ゆかりのアーティスト招き記念式典”. 東大阪経済新聞 (2019年8月5日). 2019年11月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 東大阪市文化創造館 (@hcch2019) - X(旧Twitter)
- 東大阪市文化創造館 (CulturaCreationHall) - Facebook