コンテンツにスキップ

東和町総合サービス公社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社東和町総合サービス公社
貸切バス車両(三菱ふそう・エアロクィーンI)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
028-0115
岩手県花巻市東和町安俵6-122
設立 1989年3月29日
業種 陸運業
法人番号 5400001005580 ウィキデータを編集
事業内容 一般貸切旅客自動車運送事業
一般労働者派遣事業
代表者 代表取締役社長 吉田英雄
資本金 3,000万円
従業員数 20名
主要子会社 株式会社東和交通観光
外部リンク touwa-kotsu.com/
テンプレートを表示
東和町営バス当時のバス停

株式会社東和町総合サービス公社(とうわちょうそうごうサービスこうしゃ)は、岩手県花巻市東和町に本社を置くバス事業者である。

貸切バスのほか、かつては花巻市廃止代替バスの運転業務受託も行っていた。本項では、花巻市営バス(旧:東和町営バス)についても記述する。

概説

[編集]

岩手県和賀郡東和町で運行される岩手県交通の路線バスが廃止されることになり、東和町では代替バス方式により町営バスの運行を行うことになった。この時に、町内の企業や団体との共同出資により、第三セクターのバス事業者を新たに設立し、既に東和町が運行していたスクールバス、給食運搬車も含めて町所有の白ナンバー車の運転業務を委託する方式を採用した。この委託先として設立された事業者である[1]

1990年からは貸切バス事業にも着手しており、積極的な営業を行なっている。

車庫は本社に併設されている。

歴史

[編集]

現在の受託運行路線

[編集]

花巻市市街地循環バス「星めぐり号」

[編集]
  • イトーヨーカドー→花巻駅→文化会館前→上町→花巻駅→イトーヨーカドー の左回りのみ担当。

岩手医科大学附属病院利用者連絡バス

[編集]

土沢線

[編集]

過去の受託運行路線

[編集]

花巻市営バス

[編集]

旧:東和町域をエリアとして運行。なお、2010年10月1日より、原則として朝夕のみの運行となり、日中は予約乗合タクシーに移行しが、2017年10月1日より、「東和地域予約乗合バス」に移行となり、運行を終了した[3]

※=太字区間内は自由乗降区間。

中内線

  • 上浮田 - 宮田 - 中内 - 明戸 - 下成島 - 毘沙門 - 根岸 - 東和病院前 - 東和総合支所前 - 土沢駅口 - 歴史資料館前

小山田線

  • 南川目 - 桐洞 - 小山田 - 百ノ沢住宅前 - 土沢下町 - 東和総合支所前 - 東和病院前 - 土沢駅口 - 歴史資料館前 - 土沢小学校前

田瀬線

  • 向田瀬 - たんせ - 田瀬湖南口 - 覚間沢 - 田瀬学校前 - 小倉 - 雲南 - 舘迫 - 歴史資料館前 - 土沢駅口 - 東和総合支所前 - 東和病院前

浮田線

  • 三坊木 - 宮田 - 上浮田 - こうもり岩 - 海老田 - 前郷 - 東和病院前 - 東和総合支所前 - 土沢駅前 - 歴史資料館前 - 土沢小学校前
    • ※かつては平日の月曜日と木曜日の一部便に限り、県立中部病院まで運行していたが、現在は乗合タクシーに移行している。

山の神線

  • 山の神 - 砂子 - 雲南 - 舘迫 - 舞田 - 前郷 - 東和病院前 - 東和総合支所前 - 土沢駅前 - 歴史資料館前 - 土沢小学校前

車両

[編集]

市営バスの運行主体は花巻市となっており、使用する車両も花巻市所有の車両で、同社では運転業務および車両管理業務のみを受託するという形態を採っているため、自家用ナンバー(白ナンバー)である。車両は黄色い車体に「ブルーラインマーク」が入る[7]

貸切車については三菱ふそうUDトラックス(旧:日産ディーゼル)日野を採用。

注記

[編集]
  1. ^ 鈴木文彦「岩手のバス いまむかし」p100
  2. ^ 鈴木文彦「岩手のバス いまむかし」p114
  3. ^ a b 「東和地域予約乗合バス」について 花巻市
  4. ^ a b 岩手医科大学附属病院利用者連絡バスの運行を開始します”. 花巻市 (2019年9月2日). 2019年9月23日閲覧。
  5. ^ a b 矢巾移転の岩手医大にバス 花巻市、9月から平日2往復 岩手日報
  6. ^ a b 4月1日から「コミュニティバス土沢線」の運行を開始します”. 花巻市. 2024年4月1日閲覧。
  7. ^ 鈴木文彦「岩手のバス いまむかし」p47

関連項目

[編集]

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]