東京都立南平高等学校

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東京都立南平高等学校
地図北緯35度39分5.5秒 東経139度23分45.8秒 / 北緯35.651528度 東経139.396056度 / 35.651528; 139.396056座標: 北緯35度39分5.5秒 東経139度23分45.8秒 / 北緯35.651528度 東経139.396056度 / 35.651528; 139.396056
国公私立の別 公立学校
設置者 東京都の旗 東京都
設立年月日 1984年
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
学校コード D113299907080 ウィキデータを編集
高校コード 13308G
所在地 191-0041
東京都日野市南平8-2-3
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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東京都立南平高等学校の位置(東京都内)
東京都立南平高等学校

東京都立南平高等学校(とうきょうとりつ みなみだいらこうとうがっこう)は、東京都日野市南平八丁目にある都立高等学校。主たる愛称は「なんぺー」。

通用門
格技棟(上が体育館、下は半地下になっている武道場)と「若草の詩」の像

概要[編集]

「正しい理念」「希望と意志」「行動と反省」が校訓。ソクラテスが言ったという「Gnōthi sauton」「グノウティ セアウトン」(汝自身を知れ)を標語としており、通用門脇にこれが彫られたプレートがある。自主自律の精神育成のために、創立以来ノーチャイム制を実施している。2年と3年次の英語と数学は習熟度別の少人数授業を導入。長期休業中には全学年対象の受験対策講習を開いている。

校章は泰山木の花がモチーフとなっており、その名は校歌にも登場する。また、タマノカンアオイも学校の花として定められており、文化祭・体育祭を併せたイベント「葵陵祭」の名前の由来となった。

設置課程[編集]

沿革[編集]

  • 1984年 - 東京都立南平高等学校設置。
  • 1985年 - 日野市高幡の仮設校舎で開校、一期生入学。グループ合同選抜制度により、71グループに属す。
  • 1986年 - 日野市南平に建設中であった新校舎が竣工し移転。
  • 1994年 - 単独選抜となる。創立10周年記念式典挙行。
  • 2004年 - 創立20周年記念式典挙行。
  • 2005年 - この年の入学生より新制服へ移行。都教育委員会より「重点支援校」に指定。「アクティブラーニング」校にも指定された。

合唱コンクール[編集]

  • 例年6月上旬に行われている。
  • 各クラスが課題曲と自由曲を披露する。1年生の課題曲は校歌。
  • 南平高校の校歌は三善晃作曲のアカペラ混声四部合唱曲である。

葵陵祭[編集]

葵陵祭恒例の通用門の階段を利用した階段アート
  • 「葵陵祭(きりょうさい)」と呼ばれ、毎年9月に文化祭(2日間)と体育祭(1日間)が合わせて行われている。大抵は、文化祭の翌週が体育祭。
  • 文化祭は一般公開されているが、体育祭は保護者のみが観覧できる。
  • 文化祭1日目の終了後、生徒のみが参加する「中夜祭」があり、例年ダンスや歌を主とする出し物が披露される(夜までやるわけではなく、5時前後に終了する)。

ギャラリー[編集]

部活動・同好会[編集]

現在、以下の部と同好会がある。

体育部[編集]

文化部[編集]

同好会[編集]

著名な出身者[編集]

交通[編集]

立地[編集]

  • 南平高校周辺はカラスが多く、ビニール袋や紙袋を持って周辺を歩くと襲われてしまうことがある。
  • 学校へ辿り着くにはどのルートを選んでも坂は避けられない。緩やかながら時間を要する東方面の坂、急勾配ながら短時間で辿り着く西方面の坂の2ルートが存在する。狭い道ゆえの混雑を避けるため、1年生は前者、2、3年生は後者を使用することが決められている(自転車登校者は学年に限らず後者を使用する場合が多い)。
  • 駅から道なりに歩いてくると、正面に蔦の絡まる塀と門が見える。しかし、そちらの門は「通用門」で、本当の正門は駐輪場よりさらに奥にある。ただし、生徒や教職員が日常的に使うのは”正面”にある通用門である。また、駐車場は正門の中にある。

脚注[編集]

  1. ^ アクセス”. 東京都立南平高等学校. 2021年4月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]