引退馬協会
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略称 | RHA |
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国籍 | 日本 |
格付 | 認定特定非営利活動法人(認定NPO法人) |
法人番号 | 4040005013527 |
設立日 | 2011年2月7日 |
代表者 | 代表理事 沼田恭子 |
活動地域 | 千葉県 |
主な事業 | 引退した競走馬の支援事業等 |
郵便番号 | 287-0025 |
事務所 | 千葉県香取市本矢作225-1 |
座標 |
北緯35度51分12.7秒 東経140度29分42.1秒 / 北緯35.853528度 東経140.495028度座標: 北緯35度51分12.7秒 東経140度29分42.1秒 / 北緯35.853528度 東経140.495028度 |
外部リンク | 認定NPO法人引退馬協会 |
認定特定非営利活動法人 引退馬協会(いんたいばきょうかい[1]、英:The Retired Horse Association[2])は、千葉県香取市に本部を置く認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)である。
概要
[編集]引退した競走馬や繁殖馬を「フォスターホース」として受け入れる[3][4]、東日本大震災で被災した馬の支援[5]、グッズ販売などの活動を行っている。その他に「引退馬ネット事業」も行っている[6]。
活動資金はフォスターホースを支援する「フォスターペアレント」の会費や「バースデードネーション」(誕生日に行う寄付[7])、寄付などで賄われている。
沿革
[編集]- 1997年11月 - 前身となるイグレット軽種馬フォスターペアレントの会が設立[6]。
- 1998年 - フォスターホースの第1号としてグラールストーン(ナイスネイチャの半弟、母がウラカワミユキ[8])が受け入れられた[6][9]。
- 2005年 - 引退馬ネット事業を開始[6]。
- 2011年 - NPO法人 引退馬協会 設立[6]、再就職支援プログラム(旧称・フォローアッププログラム)を開始[10]。
- 2013年 - 認定NPO法人 認証[6]。
- 2015年 - トウショウ牧場が閉場した際にトウショウオリオン、マザートウショウをフォスターホースとして受け入れた[11]。
- 2017年 - バースデードネーションを開始[12][13]。活動について書かれた倉橋燿子によるノンフィクション『生きているだけでいい! 馬がおしえてくれたこと』が刊行される[14]。
- 2021年 - スマートフォン向けゲームの『ウマ娘 プリティーダービー』の影響でナイスネイチャにバースデードネーションの寄付が3500万円超集まり話題となった[4][15][16](詳細はウマ娘 プリティーダービー#その他も参照)。またその寄付により引退馬協会では初となる日本国内での競走実績のない馬(マンダララ)の受け入れが行われた[17][18]。
主なフォスターホースとサポートホース
[編集]Wikipediaにページのある馬を掲載(その他の馬についてなどの詳細は出典参照のこと)。2022年12月24日現在[9][19][20]。
フォスターホース
[編集]現在のフォスターホース
[編集]かつてのフォスターホース
[編集]サポートホース
[編集]現在のサポートホース
[編集]かつてのサポートホース
[編集]著書
[編集]関連書籍
[編集]- 倉橋燿子『生きているだけでいい! 馬がおしえてくれたこと』講談社青い鳥文庫、2017年、ISBN 978-4-06-285658-4
その他
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “[引退馬協会] - CANPAN団体情報”. CANPAN FIELDS. 2022年1月11日閲覧。
- ^ “特定非営利活動法人引退馬協会(英文:The Retired Horse Association(RHA)) | NPO法人ポータルサイト - 内閣府”. www.npo-homepage.go.jp. 2022年1月11日閲覧。
- ^ “フォスターホースとは|認定NPO法人引退馬協会”. 認定NPO法人 引退馬協会. 2022年1月12日閲覧。
- ^ a b “「ウマ娘」ブームが引退馬を救う? 支援団体が明かす現実と、広がる寄付への思い「感謝しかない」”. J-CAST ニュース (2021年4月21日). 2022年1月11日閲覧。
- ^ “競走馬の引退後、その命を支える活動 vol.4 …「いらない」と言われる引退馬に道を見つける難しさ[インタビュー]”. 動物のリアルを伝えるWebメディア「REANIMAL」 (2021年6月4日). 2022年1月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g “引退した競走馬に「天寿」を 「命」と向き合い25年、契機は夫の死”. 毎日新聞. (2022年1月16日) 2022年1月18日閲覧。
- ^ ボランティア情報ポータルメディア|NPOニュース (2020年1月20日). “バースデイドネーション(誕生日寄付)とはーー「プレゼントの代わりに寄付をして」 | NPOニュース”. nponews.jp. 2022年1月18日閲覧。
- ^ “グラールストーン|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月18日閲覧。
- ^ a b c “第5回「全頭生かせなければ意味がないのか?」|映画『今日もどこかで馬は生まれる』公式サイト”. creempan (2021年10月1日). 2022年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月11日閲覧。
- ^ “【特別企画】日本中に馬のいる風景を―引退馬協会の取り組み/引退馬の現状と未来(1) - 佐々木祥恵 | 競馬コラム”. netkeiba.com (2014年9月9日). 2022年1月18日閲覧。
- ^ “トウショウ牧場閉場、功労馬たちは引退馬協会が支援 | 競馬ニュース”. netkeiba.com (2015年11月9日). 2022年1月18日閲覧。
- ^ 丹治翔 (2022年1月7日). “寄付額「3333円」の輪 ウマ娘効果、引退馬の受け入れ、広がる支援”. withnews.jp. 2022年1月11日閲覧。
- ^ “【火曜スペシャル】寄付金3500万円超!ファンの支援で余生を送るナイスネイチャ”. サンケイスポーツ. (2021年8月10日) 2022年1月12日閲覧。
- ^ “生きているだけでいい! 馬がおしえてくれたこと”. 講談社BOOKクラブ. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “牧場見学を予定している方へお願いです。 |ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション |Syncable”. syncable.biz. 2022年1月11日閲覧。
- ^ ““有馬記念で3年連続3着”ナイスネイチャ33歳がふるさとで過ごす幸せな余生「馬なのに“人間っぽくて大好き”と言われます」(曹宇鉉)”. Number Web - ナンバー (2021年12月25日). 2022年1月11日閲覧。
- ^ “マンダララの受け入れが決定しました!〜ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションの現況報告|認定NPO法人引退馬協会”. 認定NPO法人 引退馬協会 (2021年7月6日). 2022年1月18日閲覧。
- ^ “ナイスネイチャとファンが救う新たな命 引退馬協会が名繁殖牝馬マンダララを受け入れへ”. スポーツニッポン. (2021年7月7日) 2022年1月18日閲覧。
- ^ “フォスターホースのご紹介|認定NPO法人引退馬協会”. 認定NPO法人 引退馬協会. 2022年1月12日閲覧。
- ^ “馬と人をつなぐ【引退馬ネット事業】|認定NPO法人引退馬協会”. 認定NPO法人 引退馬協会. 2022年1月19日閲覧。
- ^ “「馬の命を守れ!〜引退馬協会活動記録〜」ができました! - ニュースとお知らせ”. rha.or.jp. 2022年1月18日閲覧。
- ^ 引退馬協会 (2016). 馬の命を守れ!:引退馬協会活動記録. 香取: 引退馬協会
- ^ レースTOP|競馬データベース - netkeiba.comにて「引退馬協会」で検索。2022年1月23日閲覧。
- ^ “ABOUT”. 乗馬倶楽部イグレット. 2022年9月5日閲覧。
関連項目
[編集]- 功労馬
- ジャパン・スタッドブック・インターナショナル - 引退名馬繋養展示事業を行う
- TCC Japan - 同じく引退馬の支援事業を行う
外部リンク
[編集]- 認定NPO法人引退馬協会
- 引退馬協会 (@rhainfo) - X(旧Twitter)
- 認定NPO法人引退馬協会 (@rha_staff) - Instagram
- 引退馬協会(特定非営利活動法人) (nporha) - Facebook
- 引退馬協会 - YouTubeチャンネル
- 乗馬倶楽部イグレット