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広島市中区地下道16歳少女刺殺事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広島市中区地下道16歳少女刺殺事件
場所 日本の旗 日本広島県広島市中区西白島町にある城北地下道
標的 当時16歳であった女子高校生K
日付 2000年平成12年)1月20日
午前3時50分ほど
概要 何者かによる殺害
原因 不明
攻撃手段 刺殺
攻撃側人数 不明
武器 刃渡り10cm程の刃物(推定)
死亡者 16歳の女子高校生1名
犯人 不明
動機 不明
対処 捜査中(未解決)
管轄 広島県警察広島中央警察署
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広島市中区地下道16歳少女刺殺事件(ひろしましなかくちかどう16さいしょうじょしさつじけん)は、2000年平成12年)1月20日の午前3時50分頃、広島県広島市中区西白島町に所在する地下道(城北地下道)で、帰宅途中であった当時16歳のKが何者かに刃物で刺されて死亡した殺人事件

犯人および動機は未だに不明の未解決事件である。

地下道における少女刺殺事件」や「Kさん殺人事件」とも呼ばれる[1]

概要

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前日の深夜からKは友人と広島駅付近の繁華街で遊んでいた。その後タクシーで自宅付近である城北地下道まで移動した。

降車した後、地下道のある交差点にあるコンビニエンスストアローソン、現存せず)に入店[1][2]。ここで防犯カメラにKは映っており、生存確認ができる最後の映像になる。

そして店を後にし、地下道を通った際に襲われたと考えられている。通行人がKがを流して倒れているのを見て警察に通報したが、大量出血のため死亡した。

また、襲われた直後に偶然友人から電話がかかって来ており、Kは「痛い、血が止まらない」と言い残した[2]

被害者K

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当時Kは事件現場の付近で祖母と一緒に暮らしていた。学校には通わずアルバイトをしていた。また、当時友人に相談を持ち掛けており、アドバイスしてほしいと依頼していた[1]

その後

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被害者の携帯電話は持ち去られており、被害者の交友関係がほぼ不明なこともあり捜査は難航し、未だに犯人逮捕には至ってない。

被害者の養母は2003年にKとは生前別居していたにもかかわらず養育していると見せかけて遺族基礎年金138万円分を社会保険事務所からだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕されている[3]

脚注

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  1. ^ a b c H12.1.20 ~ 地下道における少女刺殺事件(広島市中区西白島)”. 広島県警. 2021年10月30日閲覧。
  2. ^ a b 「大切な話が…」 相談の直前に刺殺された16歳少女の謎【未解決事件ファイル】”. リアルライブ. 2021年10月30日閲覧。
  3. ^ 殺人事件被害者の養母を詐欺の疑いで逮捕”. 産経新聞 (2003年1月9日). 2003年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月3日閲覧。

関連項目

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