新瀬戸駅
新瀬戸駅* | |
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南口(2018年6月) | |
しんせと SHIN SETO | |
◄ST17 水野 (0.7 km) (0.7 km) 瀬戸市役所前 ST19► | |
右上は瀬戸市駅 | |
所在地 | 愛知県瀬戸市東横山町64 |
駅番号 | ST 18 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 瀬戸線 |
キロ程 | 18.7 km(栄町起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅舎) |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
8,934人/日 -2021年[1]- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)2月1日 |
乗換 |
愛知環状鉄道 ■愛知環状鉄道線(瀬戸市駅) |
備考 | 特殊勤務駅(駅集中管理システム導入駅) |
新瀬戸駅(しんせとえき)は、愛知県瀬戸市東横山町にある名古屋鉄道(名鉄)瀬戸線の駅である。駅番号はST18。
概要
[編集]瀬戸市内にある鉄道駅で1日での乗降客が最も多い駅である。
瀬戸市の中心市街地は古くから尾張瀬戸駅周辺であったが、近年は当駅周辺に新たな市街地が形成されつつある。
歴史
[編集]- 1927年(昭和2年)2月1日 - 横山駅として開業[2]。
- 1935年(昭和10年)6月1日 - 尾張横山駅に改称。
- 1970年(昭和45年)度 - 貨物営業廃止[3]。
- 1971年(昭和46年)
- 1985年(昭和60年)3月1日 - 名鉄ストアの駅代行委託業務を解約[5]。
- 1989年(平成元年)7月20日 - 橋上化[6]。
- 2006年(平成18年)12月16日 - トランパス対応開始。これに伴い終日有人化。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)
- 2023年(令和5年)3月25日 - 再度特殊勤務駅となる[7]。
駅構造
[編集]相対式2面2線ホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。特殊勤務駅で、自動券売機(継続manaca定期乗車券の購入も可能だが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)、自動改札機、自動精算機、インターホン、LED簡易列車案内、エレベーターなどの設備がある。窓口営業時間は7:30 - 12:00と13:00 - 20:00である。
2023年(令和5年)3月24日までは終日有人駅だった[7]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ST 瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸ゆき[8] |
2 | 上り | 栄町ゆき[8] |
愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線 瀬戸市駅と一体となったバリアフリー対応工事が進められている。2012年(平成24年)3月現在、エレベーター4基と上下併設エスカレーター4基、多機能トイレの設置、誘導用ブロック、点字などの整備・改善が行われている。また、2009年度以降、愛知県や瀬戸市が、市役所や公立陶生病院などを含む周辺一帯において、道路の段差や傾斜などを解消する工事を行うことになっている。[9]
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改札口
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ホーム
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駅名標
配線図
[編集] ← 尾張瀬戸 方面 |
→ 大曽根・ 栄町方面 |
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凡例 出典:[10] |
利用状況
[編集]- 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は8,499人である[11]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は10,438人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中33位、瀬戸線(20駅)中5位であった[12]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は11,092人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中37位、瀬戸線(19駅)中6位であった[13]。
- 瀬戸市統計書によると、当駅の一日平均乗車人員は以下の通り推移している。
駅周辺
[編集]昔ながらの市街地が尾張瀬戸駅周辺に広がっているのに対し、当駅周辺には新しい市街地が形成されている。
- 瀬戸市駅 - 愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線
- 連絡通路のようなものはなく、乗り換えの際は一旦地上に降りる必要がある。
- 愛知県瀬戸保健所
- 瀬戸信用金庫本店
- ナフコ不二屋瀬戸店(瀬戸市駅高架下)
- 公立陶生病院
- 瀬戸年金事務所
- 新瀬戸ステーションホテル
- 瀬戸市立図書館
- 瀬戸市歴史民俗資料館
路線バス
[編集]新瀬戸駅(名鉄バス)
[編集]- 1番のりば
- 瀬戸北線
- 【1】陶生病院前・瀬戸駅前経由 しなのバスセンター行
- 【2】陶生病院前・瀬戸駅前・しなのバスセンター経由 上品野行
- 【1H】陶生病院・瀬戸駅前経由 しなのバスセンター行
- 【2H】陶生病院・瀬戸駅前・しなのバスセンター経由 上品野行
- 東山線
- 【16H】【17H】陶生病院・瀬戸駅前経由 《循環》菱野団地行
- 菱野団地循環後、【16H】は瀬戸駅前まで、【17H】は新瀬戸駅まで運行。
- 【16H】【17H】陶生病院・瀬戸駅前経由 《循環》菱野団地行
- 水野循環線・みずの坂線
- 【21】【26】陶生病院行
- 2番のりば
- 水野循環線
- 【20】上水野・中水野駅・水野団地経由 《循環》新瀬戸駅行
- 【22】水野団地・中水野駅・上水野経由 《循環》新瀬戸駅行
- 【23】水野団地・中水野駅・上水野、経由 《循環》陶生病院行
- 【20】は午前、【22】【23】は午後運行。
- みずの坂線
- 【25】【26】北みずの坂経由 中水野駅行
- 3番のりば
- 降車場
※ バスターミナル内1〜3番のりばは元はジェイアール東海バスの停留所であり、2009年に瀬戸北線・水野循環線が名鉄バスに路線譲渡された際に移管された。同時に、停留所名が「瀬戸市駅」から名鉄の駅名に合わせて「新瀬戸駅」に改称された。元からの名鉄バス新瀬戸駅バス停はバスターミナル南側の路上にあり、バスターミナル内停留所が移管された後には4番のりばとして使用されていたが、使用する系統がなくなり廃止された。
瀬戸市駅(ジェイアール東海バス)
[編集]2021年(令和3年)1月31日(到着は2月1日)までドリームとよた号が発着していた。
名鉄バスの新瀬戸駅2番のりばに併設されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2022年10月13日閲覧。
- ^ 鉄道省 編 『鉄道停車場一覧 昭和12年10月1日現在』p.308 川口印刷所出版部 1934年 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、462頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1058頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1068頁。
- ^ a b “一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年2月22日). 2023年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月22日閲覧。
- ^ a b “新瀬戸(ST18)(しんせと) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄の広報紙「Wind」、中日新聞2009年2月27日付記事
- ^ 川島令三『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第4巻 豊橋駅 - 名古屋エリア』講談社、2009年、22頁。ISBN 978-4062700146。
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 新瀬戸駅 - 名古屋鉄道