妖僧
表示
妖僧 | |
---|---|
監督 | 衣笠貞之助 |
脚本 | 衣笠貞之助、相良準 |
原案 | 八尋不二 |
製作 | 永田雅一 |
出演者 |
市川雷蔵 藤由紀子 万里昌代 小沢栄太郎 |
音楽 | 伊福部昭 |
撮影 | 今井ひろし |
編集 | 菅沼完二 |
製作会社 | 大映京都 |
配給 | 大映 |
公開 | 1963年10月5日 |
上映時間 | 86分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『妖僧』(ようそう)は、1963年10月5日に大映が配給した時代劇映画。衣笠貞之助監督作品[1]。主演の市川雷蔵が奈良時代の僧・道鏡を演じた[2][3]。
この作品では道鏡と女帝(孝謙上皇)とのロマンスも描かれるなど、従来知られる道鏡の人物像とは異なる描き方もされている[4]。
あらすじ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
行道は、山にこもり修業をして法力を得る。その後数々の奇跡を起こし評判を得る。時の女帝の足を治した行道は寵愛を得る。女帝の陰で悪事を働いてた藤原ノ良勝は、発覚を恐れて暗殺者を差し向けるが、ことごとく敗れる。一方、行道は女帝と結ばれて道鏡と改名し法皇になるが、権力と愛が戒律に反するので苦悩する。やがて女帝は再度病に倒れて絶命する。道鏡も刺客にやられてしまう[5]。
配役
[編集]- 市川雷蔵 : 行道(後の道鏡)
- 藤由紀子 : 女帝
- 万里昌代 : 千保
- 片岡彦三郎 : 阿部ノ君麻呂
- 近藤美恵子 : 広海
- 城健三朗 : 藤原ノ良勝
- 小林勝彦 : 少尉名地
- 成田純一郎 : 市原ノ皇子
- 丹羽又三郎 : 少尉松井
- 春本富士夫 : 中務卿曽根
- 丸山修 : 大輔布勢
- 花布辰男 : 小輔加茂
- 中条静夫 : 大尉秦
- 杉山昌三九 : 神部熊千代
- 南条新太郎 : 石川百足
- 山路義人 : 奴隷の主人
- 荒木忍 : 智然僧都
- 近江輝子 : 女官宇女
- 橘公子 : 女官藤女
- 小松みどり : 老婆
- 南部彰三 : 紀浜名
- 玉置一恵 : 参議文屋
- 浜田雄史 : 参議葛比古
- 市川謹也 : 参議大江
- 春日清 : 奴隷
- 原聖四郎 : 小輔日下部
- 藤川準 : 米内草持
- 堀北幸夫 : 今朝丸
- 岩田正 : 参議小野
- 菊野昌代士 : 老爺
- 越川一 : 病気の奴隷
- 島田竜三 : 大蔵卿犬養
- 稲葉義男 : 藤原ノ光成
- 石黒達也 : 竹内ノ真人
- 小沢栄太郎 : 藤原ノ清川
スタッフ
[編集]- 監督 : 衣笠貞之助
- 製作 : 永田雅一
- 企画 : 原田光夫
- 原案 : 八尋不二
- 撮影 : 今井ひろし
- 美術 : 太田誠一
- 音楽 : 伊福部昭
- 編集 : 菅沼完二
- 脚本 : 衣笠貞之助、相良準
- 照明 : 加藤博也
- 助監督・特殊技術 : 黒田義之
併映作品
[編集]脚注
[編集]- ^ “日本大百科全書(ニッポニカ)「衣笠貞之助」の解説 作品リスト”. KOTOBANK. 2022年9月5日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』1963年10月上旬秋の特別号 p.5、p.7
- ^ “妖僧”. 日本映画情報システム 文化庁. 2022年9月5日閲覧。
- ^ “映画「妖僧」から見るコムロ禍 弓削道鏡”. EXCITE NEWS. 2022年9月5日閲覧。
- ^ 『スクリーン特編版 ガメラから大魔神まで大映特撮映画のすべて』近代映画社、1994年11月15日、44頁。