園田豪

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園田 豪
誕生 小野 進
1948年4月21日
静岡県
国籍 日本の旗 日本
ウィキポータル 文学
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園田 豪(そのだ ごう、1948年昭和23年)4月21日-)は、日本の作家、歴史研究家。

石油資源開発株式会社に入社。サハリン油ガス田中東油ガス田探鉱・発見などの後、55歳で同社を早期退職し、在職時代から始めていた執筆活動を本格化した。

最初はオーストラリア関係のエッセイを書いていたが、長年研究していた日本古代史に関する成果を小説型に纏めた「太安万呂の暗号シリーズ」8作に重点的に取り組んだ。

その科学的バックグラウンドとなる論考を更に「人麻呂の暗号と偽史「日本書紀」~萬葉集といろは歌に込められた呪いの言葉」として纏めた。そこで『萬葉集』の歌に隠しこまれた柿本人麻呂(大三輪朝臣高市麻呂)の秘文の存在に気づき、『万葉集』巻一および巻二の全324首の解読に集中し、ついに『萬葉伝授』8巻を電子出版した。さらに北魏系渡来氏による皇位簒奪と漢家本朝の完成を学術的にまとめた『北魏再興国家としての日本(漢家本朝)』を電子出版した。

中世に関しては、「かくて本能寺の変は起これり」「真田幸村見参!」を上梓している。また、アクションシリーズも手掛けている。

来歴[編集]

朝鮮の水原高等学校農林専門学校教授をしていた父と、母と兄の3人が敗戦により引き上げたが、東京は焼け野原で暮らせる場所ではなかったため、母の姉がいた静岡県に住むことになった。

小笠郡堀之内町で生まれる。その後静岡県内の福田町富士郡須津村と転居し、須津小学校に入学後、父の転勤の関係で大阪府八尾市山本に転居した。大阪の河内というところでのカルチャーショックは大きく、そこでの年余の生活の記憶がないほどだった。その後同じ大阪であるが、河内ではなく和泉の堺市に移り、三国丘小学校、東三国丘小学校、三国丘中学校そして三国丘高等学校(第19期)と進み、合計11年ほどを大阪府で過ごした。

私学の桃山学院高等学校からは特待生での入学の誘いがあったが断った。三国丘高等学校では柔道部に入り、主将を務めた。1期下の主将は過労死問題で著名な弁護士川人博であり、2期下の主将が堺市長を務めた竹山修身である。在学中に高等学校の傍の曹洞宗紅谷庵で毎朝座禅を組んだことが精神面に影響を与えている。

大阪大学を1点差で落ちたのは当時話題になった。そして当時2期校で後に高校の後輩の竹山も入学する静岡大学に入学(園田は化学科に在籍)する(つまり、竹山は高校だけでなく大学の後輩ともなった)も、共通コースとして設定されていた地学履修コースを選択し、化学と地学の両方の単位取得をした。1年生の時から鉱物学の鮫島輝彦研究室に出入りし、ダトーライトアキシナイトの研究を始めた。そして世界鉱物学会に参加したり、Rock Forming mineralsの著者の一人であるHowie博士と巡検に伊豆半島を回るなどした。専門課程では徳山明教授のもとで構造地質学を専攻し、古第三統瀬戸川帯の地質構造解明のためのフィールド調査中に糸魚川静岡構造線の西側に別個の構造線があることを発見し「十枚山構造線」と名づけた。徳山教授の部屋に机が用意されると言う特別待遇を受け、ドイツ語に関しても特別レッスンを受けていた。そして鉱床学の竹内教授からは週一回の宝生流謡曲のレッスンも受けると言う多忙な生活を送った。

静岡大学卒業後に東京大学の大学院進学を考えたが、肝心の東大の構造地質学講座の木村敏雄教授は自分が指導している学部生を受け入れるから入れられないと言ってきた。それは理不尽、試験で勝てば文句はあるまいと覚悟を決めて受験し合格した。しかし、指導教官との関係が良くなるはずはなく、パワハラの末に修士で止めて企業への就職に舵を切った。修士論文は東京大学理学部紀要に掲載された。

その後石油資源開発株式会社に入社し、サハリンでの石油開発に6年間従事して、チャイヴォオドプトの両油ガス田の発見評価をした。さらにオマーンでも6年を費やしてダリール油田の評価、開発を行い、発見した原油を日本に持ち込んだ。国内では勇払ガス田の開発チームのリーダーとなって開発移行に貢献した。なお、1996年1998年の3年間は東京大学工学部の講師として石油地質学を教えた。その後インドネシアオーストラリアでのプロジェクトを経て本社の資材部長となり、コストセーブに力を注いだ。そして55歳にして早期退職の道を選び、以後は小さなノベルティグッズの会社の経営の傍ら著述の道に入った。

なお、2005年から毎日更改を原則とするブログ「作家園田豪の筆の向くまま」を継続している。石油開発専門家としての知識、経験を評価され、「国会議員の声を聞く」から石油開発関係へのコメントや論説を求められることも多い。石油資源開発国際石油開発帝石が実施するプロジェクトの実相、そして政府の石油開発政策などに関する分析などを発信し続けている。

2017年11月に電子出版を主業務とする株式会社麁鹿火を東京都小金井市に設立したが翌2018年5月に本社を仙台市に移転し、園田豪が代表取締役に就任した。

人物[編集]

幼稚園の年少組の時は卒園会で卒園児童に対して代表して「送る言葉」を述べ、自身が卒園の時には代表して「卒園の言葉」を述べた。 の小学校では毎年学級委員、中学校では生徒会の役員、そして高等学校では柔道部の主将だった。 小学校時代には毎朝仲間の一人が、教科書などが入った包みを受け取りに来、午後3時頃にはまたもや仲間の一人が包みを届けに来て、本人は暗くなるまで帰ってこなかった。 ソ連サハリンプロジェクトでは現地のロシア人技術者と、苦労して覚えたロシア語で会話した。日ソ技術委員会で検討用にデータの提供を求めるとすぐに応じて貰えた。しかし、生産関係など他のものが同様に頼んでもデータ提供を拒否されることが多かった。「何故だ」との質問にソ連側責任者は「オノ ニェターク」(小野はお前のような態度ではない)と言ったという。プロジェクトを去る際には、他の日本人の誰にもなかった大送別会が採掘隊や物探隊の人たちによって催され、そしてホテルの部屋にはホテルのフロントの娘がそっと訪ねてきたと言う。 インドネシアジャカルタに駐在していた時には女中とピクニックに出かけたり、運転手の自宅に行って食事をしたりしていた。 後に資材部長になるが、業者たちが次の資材部長はどんな人かと質問するのに、当時の長岡鉱業所長は「渋柿甘柿に替えてしまうような人です」と説明したと言う。 祖先は伊達政宗公以来の伊達藩士だった。高祖母小野俊は伊達藩老女となり、和歌を良くするとのことで歌嶋の名を戴いた。伊達藩から派遣され、江戸城大奥にも勤め、将軍家御台様のおそばにあったと言う。曾祖父小野清は三流派免許という剣の使い手であるばかりでなく長崎留学も経験し、さらに戊辰の役では伊達藩の執政、和田織部参謀と共に副参謀として出陣している。明治になり内務省を辞し、『徳川制度史料』『天文要覧』『大坂城誌』などを著わした。江戸時代の生まれでありながら、ドイツ語英語を話したと言う。一族の中にこの小野清だけが禿げ頭であったが、園田は同様に禿げたため、曾祖父の生まれ代わりかと言われることがある。 曾祖母は岡倉天心の姪であり、祖父の弟には日本共産党五色沼宣言に関与した門屋博や仙台市長を務めた島野武がいる。 縄文人の特徴を強く持ち、三内丸山遺跡における縄文人度チェックでは100%縄文人との結果がでた。 東京弁と大阪弁、英語ロシア語、そして少しだがインドネシア語などを話す。 オーストラリアパースダブルビュー・ボウリングクラブに所属してローン・ボウリングに取り組み、半年近く続く毎年のペナント戦にも参加した。クラブ内のミックスペアで現地女性と組んでトロフィーを獲得した。ボウリングクラブではSEON(ショーン)とスコットランド人の名前で呼ばれていた。 スポーツはラグビーが好きで、自宅のリビングの壁にはラグビージャージがずらりと並んでいる。自慢は親しい女性から贈られたオーストラリアナショナルチーム「ワラビーズ」のオフィシャル・ジャージである。 2013年にHbA1cが14という異常が見つかり、そのままなら余命3年と言われたが、入院加療を拒否し、自力での改善を宣言、半年後には7を切るところまで改善させた。 又約3年間超能力者のコンサルタントを務めた。 通常は毎日4~5キロのウォーキング、数キロのエアロバイク鉄亜鈴(4キロx2個)、腹筋80回、スクワット140回ほどを実践、健康維持を図っている。 酒、たばこは嗜まず、甘いものや果物もほとんど口にしない。 時折、着物姿で散歩をする。地元では知る人がかなりいて、通り過ぎる車から「せんせ~い!」と声のかかることも多い。 なお、仙台に転居以来昼食は毎日近くの寿司屋でとっている。 2014年に離婚したが、2019年2月に再婚した。2014年には白内障の手術をしたが、その術後後遺症として右目に障害があるという。

執筆スタイル、ジャンルそして作風[編集]

180センチx90センチの大きなデスクにREGAROの椅子を使っている。デスクの上には画面17インチのラップトップ、そしてもう一つの21インチのモニターが並ぶ。 デスクの脇には、片側には弘化3年生まれの曾祖父の写真が、反対側には父の肖像画と書家中村不折の軸と、中国の暁秋の曹操の歌の軸が掛っている。 一日は曾祖父の写真に向かっての「じいちゃん、お早う」から始まると言っても良い。 名前入りの原稿用紙を持ちながら執筆はパソコンで行っている。その理由は、パソコンでの方が圧倒的に執筆速度の速いことだ。資料検討や執筆の能率アップのためにデュアルモニターとしている。『太安万侶の暗号シリーズ』などに見るように作品には論考が付帯し、そこには多くの中国の古文献が出てくる。それらを別画面に映し出しながらの考察、執筆が不可欠なのだと言う。 作品は、オーストラリア関連のエッセイ、海外アクション小説、戦国時代小説、そして古代史小説に大別される。中でも古代史小説は、「それを書き残せ」との天の声を聞いてしまったために会社を早期退職してまでライフワークとして取り組んでいるものである。たった一言の意味を考え、1カ月を費やすこともある生活だが、夜半に急に夢の中で解を得ることも稀ではなく、午前2時に飛び起きてデスクに向かうことも度々である。「アルキメデスが風呂から飛び出したような経験は数多くある」と本人は言っている。 小説型で古代史を描いていても、空想で書いているわけではなく本当の歴史を解読した上で小説の形で書いているのである。広島大学名誉教授の上領達之のブログ「『生命の科学』の掲示板」でも取り上げられている。[注 1][注 2] また『人麻呂の暗号と偽史『日本書紀』~萬葉集といろは歌に隠された呪いの言葉~』の中に示されている「いろは歌」の解読は従来の研究者の解読手法とは根本的に異なる。一般的にいろは歌の謎解きは様々な並べ替えに伴って有意の文章が現れるのを期待するというものなのだが、園田の場合は、試行錯誤を繰り返すのではなく、七言七句の漢詩型、いろは歌の中の文法的誤りの意味といったものをベースに作者である柿本人麻呂(大三輪朝臣高市麻呂)が秘密の言葉を隠すために変形する前の姿を導き出すと言う手法を取っている。そして文字の解釈には易経の知識などを活用する。 なお、中国の日本向け雑誌である『人民中国』2016年9月号に、中国書籍でもないのにもかかわらず『太安万侶の暗号(七)~漢家本朝(下)壬申の乱、そして漢家本朝の完成~』及び『人麻呂の暗号と偽史『日本書紀』~萬葉集といろは歌に込められた呪いの言葉~』が本の紹介コーナーに掲載された。

作品一覧[編集]

エッセイ[編集]

長編小説[編集]

  • 太安万侶の暗号(ゼロ)~日本の黎明、縄文ユートピア~(2014、郁朋社)ISBN 978-4873025827
  • 太安万侶の暗号~日輪きらめく神代王朝物語~(2010、郁朋社)ISBN 978-4873024738
  • 太安万侶の暗号(二)~神は我に祟らんとするか~(2011、郁朋社)ISBN 978-4873024899
  • 太安万侶の暗号(三)~卑弥呼(倭姫)、大倭を『並び立つ国』へと導く~(2012、郁朋社)ISBN 978-4873025261
  • 太安万侶の暗号(四)~倭の五王、抗争と虐政、そして遂に継体朝へ~(2013、郁朋社)ISBN 978-4873025612
  • 太安万侶の暗号(五)~漢家本朝(上)、陰謀渦巻く飛鳥~(2014、郁朋社)ISBN 978-4873025926
  • 太安万侶の暗号(六)~漢家本朝(中)、乙巳の変、そして白村江の敗戦から倭国占領へ~(2015、郁朋社)ISBN 978-4873026046
  • 太安万侶の暗号(七)~漢家本朝(下)壬申の乱、そして漢家本朝の完成~(2016、郁朋社)ISBN 978-4873026244

論考[編集]

  • 人麻呂の暗号と偽史『日本書紀』~萬葉集といろは歌に込められた呪いの言葉~(2016、郁朋社)ISBN 978-4873026206

戦国小説[編集]

海外アクション小説[編集]

電子書籍[編集]

  • サハリン油田開発6年の現地体験記(上) (arakahiブックス) Kindle版
  • 調達の闇 1: 天井裏 (arakahiブックス) Kindle版
  • 調達の闇 2: お脈見坊主、秀頼 (arakahiブックス)Kindle版
  • 萬葉傳授 巻一: 序論 (arakahiブックス) Kindle版
  • 萬葉傳授 巻二: 雑歌(一) (arakahiブックス) Kindle版
  • 萬葉傳授 巻三: 雑歌(二) (arakahiブックス) Kindle版
  • 萬葉傳授 巻四: 相聞歌 (arakahiブックス) Kindle版
  • 萬葉傳授 巻五: 挽歌(一) (arakahiブックス) Kindle版
  • 萬葉傳授 巻六: 挽歌(二) (arakahiブックス) Kindle版
  • 萬葉傳授 巻七: 本論(一) (arakahiブックス) Kindle版
  • 萬葉傳授 巻八: 本論(二) (arakahiブックス) Kindle版
  • グヌンアグン (arakahi books) Kindle版
  • 人麻呂の暗号と偽史「日本書紀」~萬葉集といろは歌に込められた呪いの言葉~ (arakahi books) Kindle版
  • 奇跡の回収(arakahi books) Kindle版
  • 太安万侶の暗号(七) ~漢家本朝(下)壬申の乱、そして漢家本朝の完成~ (arakahi books) Kindle版
  • オホーツクの鯱 (arakahi books)Kindle版
  • 太安万侶の暗号(六)~漢家本朝(中)乙巳の変、そして白村江の敗戦から倭国占領へ~ (arakahi books) Kindle版
  • 北魏再興国家としての日本(漢家本朝)~(arakahi books) Kindle版
  • キャメルスパイダー ~(arakahi books) Kindle版

その他[編集]

  • 魅惑のふるさと紀行(2005.経済産業省。ウェブ作品)
  • 園翁自伝:ブログに『園翁自伝』という自叙伝を連載している。
  • アヴェードヴァスクレセーニヤ:毎週日曜日に食べる特別ランチを写真入りでブログに紹介している。

書評[編集]

  • 産経新聞 2013年12月21日 『太安万侶の暗号(ヤスマロコード)(四)倭の五王、抗争と虐政、そして遂に継体朝へ』園田豪著
  • 日刊ゲンダイ 2015年3月10日 『太安万侶の暗号(五)漢家本朝(上)陰謀渦巻く飛鳥』
  • 日刊ゲンダイ BOOKレビュー 2013年11月21日 『太安万侶の暗号(四)~倭の五王、抗争と虐政、そして遂に継体朝へ~』

紹介[編集]

  • 毎日新聞 ブックウォッチング 2015年2月18日 『太安万侶の暗号(五)漢家本朝(上)陰謀渦巻く飛鳥』
  • 人民中国インターネット版 2016年7月号 『太安万侶の暗号(七)~漢家本朝(下)壬申の乱、そして漢家本朝の完成へ』『人麻呂の暗号と偽史『日本書紀』~萬葉集といろは歌に隠された呪いの言葉』
  • 人民中国インターネット版 2016年9月号 『太安万侶の暗号(七)~漢家本朝(下)壬申の乱、そして漢家本朝の完成へ』『人麻呂の暗号と偽史『日本書紀』~萬葉集といろは歌に隠された呪いの言葉』

注釈[編集]

  1. ^ 「園田豪という東北に縁をもつ在野の研究者は、『太安万侶の暗号』(全八巻、郁朋社、平成22年~28年)という長編小説を著した。本州北端の黒曜石を使う旧石器時代の集団から説き起こし、稲作の導入、倭の五王や厩戸の皇子の時代を経て、天武天皇が中国の北魏王家の純血の後裔であったという仮説へと導いていく。小説なのだから何が書かれていても騒ぎ立てることはない。けれど付録としてつけられている八本の論考と一冊の論考書(園田豪『人麻呂の暗号と偽史「日本書紀」』郁朋社、平成28年)を読めば、調査研究と古書精読の積み重ねに基づくその仮説を安易に退けることができない」(http://home.hiroshima-u.ac.jp/~kamiryo/keijiban/keiji.cgi?log=&v=135&e=msg&lp=135&st=)
  2. ^ 「皇統や万葉集に関しては園田豪が多くの文献の解読と古寺旧跡の実地調査に基づいて、定説に縛られずかつ説得力のある仮説を展開している(『太安万侶の暗号』、郁朋社、平成22~28年)。小説の形をとっているけれど、類書に勝る論考である」(http://home.hiroshima-u.ac.jp/~kamiryo/keijiban/keiji.cgi?log=&v=149&e=msg&lp=149&st=0)

参考文献[編集]

  • 日本経済新聞「交友抄」 竹山修身、2010年12月17日
  • 静岡大学卒業論文 “Geology of the northern part of the Setogawa terrain” (1971) Graduate Thesis, Shizuoka Univ. (MS)
  • 東京大学修士論文 “Geologic structure of the Setogawa terrain with special reference to slaty cleavage” (1973) Master Thesis, Tokyo Uni. (MS)
  • 東京大学理学部紀要 “Slaty Cleavage in the Paleogene Setogawa Group in Central Japan” Journal of The Faculty of Science, the University of Tokyo, Section II, vol. 18, No. 3, pp 431-454
  • セミナー資料 “Generation and Maturation of Hydrocarbons in Sedimentary Basins” (1979) Proceeding of the Seminar, Committee for Co-Ordination of Joint Prospecting for Mineral Resources in Asian Offshore Areas( C. C. O. P ), Manila Phillipines Tadashi Asakawa(浅川忠)と共著
  • 「オマーンの石油事情」 石油開発時報、No.86、 1990
  • 「サハリンの石油開発」 石油開発時報 No.45、 1980
  • 「園翁自伝」 「作家園田豪の筆の向くまま」に連載中
  • 『天文要覧』 小野 清 著、六合館、 大正十四年
  • 『徳川制度史料』 小野 清著、 昭和43年『徳川幕府の制度』として人物往来社にて復刻
  • 『大坂城誌』 小野 清著、 昭和48年名著出版により復刻

外部リンク[編集]