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国鉄テ600形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国鉄テ600形貨車
基本情報
車種 鉄製有蓋車
運用者 鉄道省
運輸通信省
運輸省
日本国有鉄道
所有者 鉄道省
運輸通信省
運輸省
日本国有鉄道
旧形式名 テワ1035形、テワ1056形、テワ1062形、テワ1112形、テワ1135形、他
改造年 1928年昭和3年)
改造数 126両
消滅 1965年(昭和40年)
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
全長 5,502 mm - 6,554 mm
全幅 2,413 mm - 2,362 mm
全高 3,426 mm
荷重 12 t
実容積 23.1 m3 - 25.5 m3
自重 7.6 t - 8.1 t
換算両数 積車 1.6
換算両数 空車 0.8
走り装置 シュー式
車輪径 860 mm
軸距 2,743 mm - 3,048 mm
最高速度 65 km/h
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国鉄テ600形貨車(こくてつテ600がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)およびその前身である鉄道省等に在籍した12 t 積みの鉄製有蓋車である。

概要

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1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりテワ1035形(テワ1035 - テワ1055)、テワ1056形(テワ1056 - テワ1061)、テワ1062形(テワ1062 - テワ1111)、テワ1112形(テワ1112)、テワ1135形(テワ1135 - テワ1184)、 125両はテ600形(テ600 - テ724)に形式名変更された。同車両称号規程改正では同時に12 t 積みテ1形も制定されたが、テ1形の車軸が短軸車であるのに対して本形式は長軸車である。

テワ1035形、テワ1056形、テワ1062形、テワ1112形、テワ1135形は1911年明治44年)車両称号規程により形式化され誕生した形式である。

1943年(昭和18年)5月1日に小倉鉄道が買収され、それに伴い小倉鉄道の車両1両が本形式(テ725)に編入された。

車体塗色は一色、寸法関係は、全長は5,502 mm - 6,654 mm、全幅は2,413 mm - 2,362 mm、全高は3,426 mm、実容積は23.1 m3 - 25.5 m3、自重は7.6 t - 8.1 t である。

1965年(昭和40年)に最後まで在籍した車両が廃車になり形式消滅した。

脚注

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参考文献

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  • 「貨車略図 明治四十四年 鉄道院」1990年、復刻 鉄道史資料保存会
  • 貨車技術発達史編纂委員会 編「日本の貨車―技術発達史―」2008年、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊