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加藤吉平商店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
合資会社加藤吉平商店
加藤吉平商店外観
種類 合資会社
本社所在地 日本の旗 日本
916-0001
福井県鯖江市吉江町1号11番地
設立 1860年
業種 食料品
法人番号 2210003000643 ウィキデータを編集
事業内容 清酒酒類の製造及び小売
代表者 加藤団秀(代表社員)
従業員数 102名
外部リンク https://www.born.co.jp/
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合資会社加藤吉平商店(かとうきちべえしょうてん)は、福井県鯖江市にある日本酒蔵元。代表銘柄は「(ぼん)」。同じ銘柄の焼酎のほか、リキュールも製造している[1]

概要

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酒造りの特徴として2003年以降は純米酒のみを造っている[2]

日本国内での日本酒の消費量が減る中で、積極的に海外への輸出に取り組んでいる。[3]30社以上の商社と取引しており、2019年3月に日本酒製造会社として初めて輸出先が100カ国を超えた。[1]

沿革

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  • 1860年 両替商庄屋だった先祖が日本酒製造を始める。
  • 2014年 福井県鯖江市川去町に「梵・酒の郷(さと)」が竣工し、原料米の最新式精米工場が稼働。[4]
  • 2017年酒蔵本社棟のある鯖江市吉江町において、最新鋭の酒蔵「梵・天空蔵」が竣工。[5]
  • 2018年 「梵・酒の郷(さと)」で焼酎を製造開始。[1]
  • 2018年 築150年以上の町屋を改修した観光交流施設「梵・町屋ギャラリー」を開業。[6]
  • 2019年 「梵・焼酎」の発売開始。[7]
  • 2020年 「梵・ゆずリキュール」の発売開始。[7]
  • 2020年9月 「梵66・梵78」高濃度エタノール製品(手指消毒用)発売開始。[8]
  • 2022年5月 鯖江市石田上町に高さ20数mの10棟目となる新物流拠点「梵の港」が竣工。[9]

脚注

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  1. ^ a b c 日本酒「梵」の加藤吉平商店/古風息づく 酒の郷づくり/町家に交流施設 観光客呼び込み■100カ国に輸出 海外強み/アリババ経由 中国攻勢日経MJ」2019年10月28日(観光・インバウンド面)2019年11月11日閲覧
  2. ^ 世界でも注目の純米酒蔵「梵(Born)」、蔵リポート オールアバウト
  3. ^ 地方から未知なる国へ! 日経スペシャル ガイアの夜明け第570回 2013年6月18日
  4. ^ 加藤吉平商店精米所新築工事福井県の総合建設会社 清水組 平成26年9月
  5. ^ 造り IoTで品質安定 「梵」の加藤吉平商店 熟成や発酵日本経済新聞 2017年10月11日
  6. ^ まちの話題・・・カメラウォッチング:広報さばえ 平成30年12月号
  7. ^ a b 「梵」の加藤吉平商店、初のリキュール日本経済新聞 2020年5月7日
  8. ^ 「梵」の加藤吉平商店、スピリッツに参入 消毒用も日本経済新聞 2020年6月2日
  9. ^ 実績紹介技建工業株式会社

関連項目

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外部リンク

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