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フェリーあざれあ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェリーあざれあ
SNF Ferry Azalea
新潟西港に入港するフェリーあざれあ
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 新日本海フェリー
運用者 新日本海フェリー
建造所 石川島播磨重工業東京工場
母港 小樽
姉妹船 フェリーしらかば[1]
信号符字 JD2724
IMO番号 9066772
MMSI番号 431300159
改名 MUTIARA BERKAH I
経歴
起工 1993年7月2日[1]
進水 1993年10月1日[2]
竣工 1994年4月15日[1]
就航 1994年4月26日[3]
引退 2017年3月13日[4]
要目
総トン数 20,554トン[1]
載貨重量 7,440トン[1]
全長 195.5 m[2]
垂線間長 181.0 m[1]
29.4 m[2]
満載喫水 6.75m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 ディーゼルユナイテッド9PC40L 2基[1]
最大出力 11,910kW×2基[1]
定格出力 10,720kW×2基[1]
最大速力 26.1ノット[1]
航海速力 22.7ノット[1]
航続距離 4,600海里[1]
旅客定員 926名[1]
車両搭載数 トラック186台、乗用車80台[1]
[5]
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フェリーあざれあは、新日本海フェリーが運航していたフェリー

概要

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ニューはまなすニューしらゆりの代船として、石川島播磨重工業東京工場で建造され、フェリーしらかばとともに1994年新潟港-小樽港航路に就航した。就航時は総トン数、最大幅ともに日本最大であった。2002年らいらっくゆうかりの就航により改造を受け、敦賀港-新潟港-秋田港-苫小牧東港の寄港便へ配船されていたが、2017年3月13日の敦賀着で引退、僚船のフェリーしらかばも6月28日新潟着で引退した[6]。 その後はインドネシアに売却され、MUTIARA BERKAH Iという船名で活躍していたが、2023年9月6日、インドネシアのジャワ島西部にある港で火災が発生した。

設備

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船内はモダンな明るさを基調とし[3]、船室は個室へのニーズを反映し1等以上の個室を大幅に増やし、またエラスティックマウントを用いて振動の軽減を図った[7]

船室
船室タイプの一覧
クラス ベッド種別 部屋数 定員 設備
スイートルーム ダブル 4室 2名 バス・シャワートイレ・洗面所・テレビ・DVDデッキ・冷蔵庫・ロッカー・テラス
デラックスB
(旧・特等)
ツイン 24室 2名 バス・シャワートイレ・洗面所・テレビ・ロッカー
和室 4室 2名
ステートB
(旧・1等)
ツイン 29室 2名 洗面所・テレビ・ロッカー
2段ベッド 20室 4名
和室 20室 2名
ツーリストB
(旧・2等寝台)
2段ベッド 13室 24名×12室
42名×1室
荷物棚・更衣スペース
ツーリストJ
(旧・2等)
和室 16室 18名 荷物棚・更衣スペース
ドライバー室 ベッド 8室 6名 サロン・荷物棚
5階
  • スイートルーム
  • デラックスB
  • ビデオシアター
4階
  • ステートB
  • グリル「RECTANGLE」
  • レストラン「TRIANGLE」
  • カフェラウンジ「OBILIQUE」
  • フォワードサロン「cercle」
  • 大浴場
  • ジャグジー・サウナ
  • スポーツルーム
3階
  • ツーリストB/J
  • ドライバー室
  • スモーキングラウンジ「pentagone」
  • チルドレンコーナー
  • ゲームルーム
  • ランドリー
  • ショップ
  • ビデオルーム
  • ドライバー食堂・サロン

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 新造船写真集 カーフェリー フェリーあざれあ FERRY AZALEA 新日本海フェリー株式会社 - 船の科学1994年7月号
  2. ^ a b c 世界の艦船(1994年1月号,p165)
  3. ^ a b 新日本海フェリー小樽~新潟航路に国内最大のフェリー2隻就航 - 海上定期便ガイド'94夏版(内航ジャーナル)
  4. ^ 新日本海フェリーの「らべんだあ」デビュー! - 世界の艦船2017年5月号
  5. ^ 新日本海フェリー 船舶紹介 フェリーあざれあ/しらかば
  6. ^ 新日本海フェリー/三菱重工 寄港便の代替船2隻、来年就航 - 日刊CARGO
  7. ^ 新日本海フェリー フェリーあざれあ披露見学会 - 船の科学1994年5月号(船舶技術協会)

外部リンク

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