バラトプル (ネパール)
バラトプル भरतपुर महानगरपालिका | |
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位置 | |
座標 : 北緯27度41分 東経84度26分 / 北緯27.683度 東経84.433度 | |
行政 | |
国 | ネパール |
州 | バグマティ州 |
郡 | チトワン郡 |
市 | バラトプル |
地理 | |
面積 | |
市域 | 433 km2 |
標高 | 208 m |
人口 | |
人口 | (2021年現在) |
市域 | 369,377人 |
人口密度 | 853人/km2 |
その他 | |
等時帯 | ネパール標準時 (UTC+5:45) |
バラトプル(ネパール語: भरतपुर महानगरपालिका、英: Bharatpur)は、ネパール東部のバグマティ州のチトワン郡の郡都。 2021年の人口は36万9377人で、国内3位[1]。 チトワン渓谷に位置し、かつてのナラヤンガート(ネパール語: नारायणगढ)の町を含む。 バラトプルは最も成長の早い都市の一つである。 ナラヤニ川の岸に広がり、チトワン郡と中央ネパールの商業の中心地となっている。 東西を結ぶマヘンドラ・ハイウェイの中間と、南北に結ぶ、カトマンズ-ビールガンジ幹線道路の中間地点に位置する。
バラトプルからカトマンズまで146km、ポカラまで126km、ブトワルまで114km、ビールガンジまで128km、ヘトウラまで78km、ゴルカまで67kmという近さは、地理的重要性を示している。 道路事情の良さに加えて、バラトプルからは空路、カトマンズとポカラに毎日定期便が飛んでいる。
ショッピング地域はほとんど旧ナラヤンガートにある。 一方、官庁や大病院、大学はバラトプルの方にある。B.P.コイララ記念がん病院もここにある。
バラトプルの経済は伝統的に農業に基礎を置いてきた。 農地は次第に工業地帯や住宅地に変わっていった。 バラトプルの主要産業は小規模な加工業である。 多数の鶏肉加工工場が市内で発展した。 全国の需要の60%を賄っていると言われている。さらに、かなりの量の鶏肉は輸出されている。 そのほか、キノコ、ハチミツ、草花の栽培、サービス産業(教育と医療)が盛んである。
チトワン郡は食糧供給地帯と見なされ、バラトプルで加工され、カトマンズ、ポカラその他の大都市に供給される。 一方、コカコーラやサン・ミゲルなどの多国籍企業も市内に拠点を置いている。 多くのビジネスがこの町を拠点にしている。 中央にあるという位置と、バラトプルの十字路が卸・小売の商業機能を高めている。
観光
[編集]- チトワン国立公園:これまで「ロイヤル・チトワン国立公園」として知られた自然保護公園。ユネスコ世界遺産に登録されている。
- ナラヤンガート:ショッピングのみならず、ホテル、ロッジなどの宿泊施設やレストランなどが充実しつつあり、交通も至便である。
- マウラ・カリカ寺院:ナラヤニ川の北側に位置する観光スポット。山の麓から階段が整備されており、頂上まで2キロのハイキング。晴れの日は山の頂上からマナスル山脈も見える。
宗教施設
[編集]- デブガート (Devghat):ヒンドゥー教の聖地の一つで、ナラヤニ川とカリ川の合流点にある。市街地から7km。
- マウラ・カリカ寺院:マウラ・カリカ寺院はヒンドゥー教の女神カーリーの寺院で、最近ネパールで人気が高まりつつある宗教施設及び観光スポットの一つ。
脚注
[編集]- ^ “Nepal/Cities & Municipalities”. Citypopulation.de (2022年2月11日). 2022年2月25日閲覧。